本当に久しぶりに、2月はまるまる観劇予定がなかったです。そして3月も、下旬まで予定がなかったのですが、行きたかった『ホロヴィッツとの対話』を友達に譲ってもらい行ってきました。友達に感謝です。
行きたかったと言っても、何の予備知識もないままの観劇です。三谷幸喜さんの作品であること、段田さんが出演されることということで興味をもった次第で・・・・ホロヴィッツさんのことも全く知りませんでした。
出演は渡辺謙さん、段田安則さん、和久井映見さん、高泉淳子さんの4人芝居です。渡辺さんはピアノの調律が仕事、和久井さんとは夫婦です。
段田さんはピアニスト、高泉さんと夫婦です。
始まりから会話の楽しさの連続で、どんどん舞台に引きこまれました。笑いの連続です。高泉さんの嫌味っぽい奥さん、段田さんの神経質なピアニスト、和久井さんが嫌味にぐっとこらえる姿、それを支える渡辺さん。みどころ満載です。
そしてピアノの生演奏がとても良かった。時々、ちょっとだけ演技が入ったりして、楽しめました。ピアニストの話に生演奏を入れるなんて、とってもお洒落です。
和久井さんの舞台は始めて拝見しましたが、高い声がとても聞きやすく、自然な感じが違和感なくてよかったです。
今年はまだ始まったばかりだけど、今年のベストに入る芝居だと思いました。