◆モアナと伝説の海
なんとなく見ていなかったんですが、子供が気に入ったので『2』を見に行くかというところです。
『2』は映像がグレードアップしていそうで、光に敏感なお子さんは注意みたいに書いてありました。
モアナ2→12月前半
ムファサ→12月半ば
ソニック→12月後半
笑える。全部は無理や。
また、怒涛のディズニーやな。どうした。
モアナ感想
海のグラフィックが無茶苦茶きれいです。
それだけでも凄いし、パパさんが言うには、おばあちゃんがエイになって来るシーンの光は本当にウミホタルだか何だかが光るとあんなふうな色になるんだそうで。
珍しくパパさんが『釣り針には意味があったんだなぁ』としみじみ、ハワイを思い起こしております。(ハワイは行ってなかったと思うんだけど)
そんな、ダイバー旦那様も納得のグラフィックでございました。美麗。
多少、アナみたいな感情表現もあるし、はじめのヒロインヒーローのやり取りが酷い(笑)あれは外国人的にどうなんや。あれ普通?アニメだから?ディズニーだから?
とまぁ、思いつつも、全体的にまとまっていて、シンプルでわかりやすい物語でした。
2では、モアナには友達もおらんのやろうかと心配したのですが(一応ちょろっと旅立つ前と後で出てはくる)、仲間も出てくるのかなと。
そのへんが、シリーズとして続けやすい作品かなぁと思います。
あと、両親にきちんと愛されている娘というのがディズニーでは珍しいと言うか。不慮の事故や殺人で両親が死ぬこともなく、おばあちゃんも老衰です。
しかも、守護霊みたくおばあちゃんが孫の力になるんです。ここはすごく良かったと思うし、欧米の良くある階級社会にあるギスギスした人間関係でないのも良かったです。見ていてストレスにならない。
そのあたりが、他のディズニープリンセスとは違う点かなと思います。
シンデレラも階級社会ありきだし、白雪姫もそう。ベルはまだマシな方だけど、力のあるものが村でも横暴してもまかり通る世界だったから、あまり良い環境ではないですしね。
階級社会については、日本の上層部があることでこの国が守られているという感を私個人は持っているので、それを無くそうとは思いませんが、(それは、外国の階級社会と共闘するために、必要だからです)ただいま、感じているのは日本の下位層が貧乏になることは上位層にとってもプラスにはならないだろうなということです。
例として、IQの話で、IQがある程度差があると会話が成立しない、というのを私はこの歳まで体験したことがなかったのですが、私がというより、そういうことがある、ということを目の当たりにしています。
つまり何がいいたいかというと、中、下位の豊かさは=上位層の豊かさにつながるということで。そのへん、具体的に書くと長くなるので端折りますが。
まぁでも、見て良かった作品です。特にストレスなく単純な物語構成なのは、私たちもそうですが欧米がポリネシア系南部の文化理解が低い点であるのかなと思いました。つまり、入門編です。
これが、ちょっと詳しい北欧あたりだとアナ雪みたいに複雑になってしまうわけで。
面白いものだなぁと思いました。
それと同時に、欧米人の憧れのようなものが織り込まれているようにも見えます。
彼らは、隷属する人間を差別している割に、ひどく恐れているのかもしれないなと思いました。まぁそれが、保守を壊されることを恐れることにつながる過剰防衛になるのかもしれませんが。
ざっくり、感想でした。深く考えずに見れば楽しい映画です。
こういった映画を観ることで、外国人の思想を知ることができるのは面白いし、理解度を深めることにも繋がるとは思います。
何故媒介を通すのか考えてみたのですが、それは私が日本人で、メディア(歌)を詠んで何事も一歩下がったところで愛でる種族だからなんだろうなぁ、としみじみ思いました。
そして、光る君へつづく。
◆光る君へ
はばたき(あと3話で終わり!!!)
めちゃくちゃ面白かった!!!
『船に乗っていけと言ったではありませんか』(引き留めもしないくせに何今更言ってんだって感じですよね。)
まさにそれ。(笑)久しぶりの、道長ぶりに笑えました。
そして、
『かたこは貴方の子です』
ついに言ったーーー!!!
やー、このシーンドキドキした。2人の演技が良くて。
また、奥方(倫子)も、
『藤式部がいなくなったからですか?』
ついに言っちゃったーーー!!!
久しぶりに、まひろの道長くん振り回しブリに、『いいぞもっとやれ!』と思いました。(笑)
だって、妻にも妾にもしてくれない男のために源氏物語書いて、子育ても乳母とかいたからともかくシングルでやって、(ほとんど祖父)やれやれようやく、って、そりゃー思うわ。
なのに、何で、まだ居てくれると思ってんの道長ー!!
しかも、上手い具合にかたこを入れる。そして自分は自由になる!なんという、手なんでしょうか!?
びっくりだわー。源氏物語、枕草子のほうが読みやすいから好きだったけど、全く違う意識になりましたね。それだけこの大河が凄いんだけど。
宮の宣旨がなんか、優しく見えました。ええわぁ。
あれ、和泉式部は?と思ったら彼女、夫と国へ帰ってるんですね。いや~それもまた、上手だわ。(詳しく調べてないけど)
1000年前の人たちが生き生きと印象に残る役者さんたちの力って凄いですね。
(´Д`)ハァ…終わってしまったらロスが酷そう、どうしよう。思ったより最後まで見てしまっている。正直、鎌倉殿よりずっと面白くて。まぁこのあと平安から武家になるから、結局血を血で洗うみたいな感じになるのが残念すぎるけど。
また宋の国が出てきたー。そうよねぇ。中国は1000年前から我が国と切っても切れない関係だものねぇ。隣国は争うもの。by紛争なら八田まで、にあったわー。
ただまぁ、昔の大河より全然面白いのは、ただ下校上だーとか、ただお決まりの武家同士で戦って勝つみたいなの、もう飽きたんだよねー。殿方はその方が好きだから大河って日本のおじさんのために作られてきたんだろうなーって前にも書いたけど。
こう、歴史を学べ、しかも自国の文化も学べ、みたいな大河、はじめてだなー。今まではなんか、戦略だとか、武将だけに重きを置かれてる感じも多かったように思う。
神話とかやってほしい。ヤマトタケルノミコト付近。パーシー・ジャクソンの日本版みたいなの絶対いいと思うんだけどなー!
まぁそれは、大河じゃなくドラマで。
大河は、ブロガーさんにあるような知名度低い武将とかでもいいと思うし、逆に戦国じゃなくても全然いいんじゃないかと。
ちょっとズレましたので、今日はここまで。