Seriously?

ひとりごとです

今村夏子 「むらさきのスカートの女」

2022年10月23日 | 読書

今村夏子 「むらさきのスカートの女」

 
2019年芥川賞受賞作品
 
窮すれば鈍するな人達ばかり出てきて辟易。
 
実生活でこんな人達に出会ったら絶対軽蔑してなるべく関わり合いになりたくない。
 
だけど不思議なことに「むらさきのスカートの女」と語り手の「私」に会ってみたいような、話をしてみたいような不思議な魅力を感じた。
 
特に「むらさきのスカートの女」には人を惹きつけてしまう不思議な魅力があるのだろうと思った。
 
新しいシャンプーを使うようになって新しい職場に通うようになってどんどん変化していく様子は心躍った。
 
「私」はこっそり彼女を導いて愉快な秘密のゲームをしている。
 
孤独の闇に包まれて。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 念願の迎賓館前庭でアフタヌ... | トップ | ショッピングモールまでウォ... »

コメントを投稿