ヤマトマネキンで酷い目
「クビ」
「なぜですか」
「いいから、クビ」で
クビになって、マネージャにつぎに
連れてこられたのが
倉敷染工だった
仕事は染料の入ったバケツを洗って
綺麗にかたづける事
高圧噴射器と洗浄ドラムが二つで
仕事は独りで、忙しいときは正規社員が手伝う
小さなバケツ、大きなバケツなら僕の肩ぐらいある
逸れの洗浄忙しいときはめちゃくちゃ忙しいが
暇な時は休憩室でリンドバーグのCD聴いていた
社長がしょっちゅう見に来る
社長「君がうちの会社で一番お金がかかる社員だよ」
内心思った
水を絶えづ使わないと
ベンジン中毒になるよ
殺す気か
無視して水使いまくって洗浄してた・・・
暫くして社長は設備投資で
最新の高圧噴射器二つと
最新の洗浄ドラム4つを買って呉れた
そのおかげで仕事がはかどり
換気装置も最新のものを設置した
社長は
「高校卒業したら、うちで働いてね」
僕的には設備も最新になり効率もあがったから
結構休憩できるし、個々も良いかなと考えたが
そうはならなかった
体を壊したのだ
暫く西大路七条には来る機会が無く
やく20年ぶりに倉敷染工の前を通ると
工場はすべて消えていた
あのまま働いていたら
いまごろ路頭に迷っていただろう・・・
soop「裁断の仕事に就いた男には
かわいい彼女が出来ていた」
soop「僕には帽子を被ったおネイサン社員が
あの子おおきいわwと僕に寄ってきた」
ファーファ「大きいの?」
soop「普通だよ、銭湯でも目立たないよ」
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