goo blog サービス終了のお知らせ 

常民の青い空

あるいは地域社会に住まう中年男というペルソナ

踏み分け道ができて思う

2008-10-24 | その他

 まったく道の無い林の中を、
のべ400人ほど歩くと写真のような踏み分け道ができます。

 「桃李言わざれども自ずと蹊を成す」だったかなぁ
古いことわざがありましたが、
人が歩くだけで道ができるというのは本当ですね。

 各地の巨木などがある観光地で
入山制限をしたり、立ち入り規制をしたりしているところがありますが、
当然の対策なのでしょうね。
 観光客の1個連隊がおしかけて来た日には、
日を待たずに根にダメージがいくことでしょう。しかたないねぇ。
「とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ」
自然愛好家のトレッキングの案内にありましたけれど、
本当は足跡もいけないのではないかな。

 当地区で終戦直後の農地改革の時
あやうく不在地主として農地すべてを取り上げられかけた大地主
今は地域には居ないO田家には、
残ったわずかな田地にあまり足繁く通うので、
「O田の田には、草も生えない」
という少し揶揄したような評判がありました。
 もしかしたら、本当に生えなかったのかもしれませんね。

 親方のボンボンが加減もわからない。
今まで何を見て、小作人に作業を指示していたんだ。
草は牛のための大事なものなのに無駄にして。
そんな侮蔑だと思っていたのですが。

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
そういえば (kazdon3)
2008-10-24 21:38:16
パタゴニアトレッキングやカナダの未開トレッキングなどでは、1日の入場者数制限に加えて、横一列で歩く(ウッドデッキなどの歩道があるところを除く)らしい、縦一列で5人歩くと植物のダメージは恒久的なものになるからだそうです。 
返信する
横一列ですか ()
2008-10-25 08:22:25
 はじめまして。いらっしゃいませ。
 未踏地では、人が縦列で歩くだけでダメージがあるのですね。すごいなぁ。
 またいらしてください。よろしく。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。