
まったく道の無い林の中を、
のべ400人ほど歩くと写真のような踏み分け道ができます。
「桃李言わざれども自ずと蹊を成す」だったかなぁ
古いことわざがありましたが、
人が歩くだけで道ができるというのは本当ですね。
各地の巨木などがある観光地で
入山制限をしたり、立ち入り規制をしたりしているところがありますが、
当然の対策なのでしょうね。
観光客の1個連隊がおしかけて来た日には、
日を待たずに根にダメージがいくことでしょう。しかたないねぇ。
「とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ」
自然愛好家のトレッキングの案内にありましたけれど、
本当は足跡もいけないのではないかな。
当地区で終戦直後の農地改革の時
あやうく不在地主として農地すべてを取り上げられかけた大地主
今は地域には居ないO田家には、
残ったわずかな田地にあまり足繁く通うので、
「O田の田には、草も生えない」
という少し揶揄したような評判がありました。
もしかしたら、本当に生えなかったのかもしれませんね。
親方のボンボンが加減もわからない。
今まで何を見て、小作人に作業を指示していたんだ。
草は牛のための大事なものなのに無駄にして。
そんな侮蔑だと思っていたのですが。
未踏地では、人が縦列で歩くだけでダメージがあるのですね。すごいなぁ。
またいらしてください。よろしく。