法多山 ホタル祭 美しい夜の光

6月4日（土）

夜7時過ぎに、

袋井の法多山（はったさん）の

ホタル祭りに行ってきました。


静岡が地元になって早6ヶ月。


東京での高層ビルが立ち並ぶ人工美から

山や森に囲まれた自然美へ


自分を取り巻く環境が変わってきたことを実感しています。



真っ暗な夜の法多山の境内に

ほのかな光を点滅させながら飛び交うホタル

数十匹のホタルの光が

揺れながら飛び舞う光景は感動の一言。


映像でもなく、

動物園のような囲いがあるわけでもなく、

３Ｄという表現は陳腐ですが、

まさに飛び出す幻想美


まわりに沢山のギャラリーがいましたが、

夜の闇に目が慣れてくると、

自分が自然と一体化していくようでした。


闇の中に揺れるほのかな光

わずかな光がこれほど素敵なものとは……


震災後、

節電が求められていますが、

その昔、

まだ電気もなかった頃には、

もっともっと

ホタルの光の美しさを感じたのではないかと。


来週までは見られるそうなので、

平日の夜、

また訪ねてみたいと思います。


ホタルは、

電気仕掛けでもなく、

原発もなく、

自らの力で光を出しています。

たとえ小さくわずかな時間（一週間）だとしても、

その輝く光には無限のパワーを感じます。


私たち人間にも

きっと自ら光り輝くパワーが秘められているに違いありません。

そんなことを思った一夜でした