風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

機敏さが欲しい

2019年11月21日 | スイッチング数推移など

テスラの畜電池システムパワーウォールの場合(ネット情報)
 「停電が起こると、パワーウォールは電力会社から送られる電力網との接続を切断し、数分の1秒で家庭への電力供給を復旧させます。その復旧の速さは、停電時でも照明や電化製品の利用を中断することがないほどです。それだけでなく、停電が発生したことに気づくこともないでしょう。また、太陽光発電システムとパワーウォールを一緒に使用することで、太陽エネルギーが家庭に供給されパワーウォールを充電し続けます。もし、太陽光発電だけであれば停電時に太陽光発電システムが稼働することもないのです。」ネット情報ですが展示会の説明と一致しています。

パナソニックの創畜連携システムの場合(パナソニックHPより)
「自動切換」に設定すれば、停電時に使用したい機器に自動で給電。※1

※1 停電時にも使用したい機器をあらかじめ配線設計しておく必要があります。初期設定は手動切換です。本機はUPS(無停電電源装置)ではありません。
※2 機種によって切替時間は異なります。

  国内メーカーの場合は何故か「電力会社から送られる電力網との接続を切断」するスイッチ機能がないため停電時に電力を供給できるのは予め決めた特定回路だけと言う大変不便な事になっています。手動設定なら人が切替え動作をするまで停電のままです。あきれるほどの機動性のなさです。
 現状では蓄電池や太陽光発電などの電気が引き込み線側に流れて停電復旧作業を妨げないためと言う理由で、給電範囲は外部とは切り離された特定回路に限定されます。

 スイッチ1個を追加するだけでこの不便極まる制限を無くせるのに一歩踏み出せないようです。このスイッチ(リレー)の駆動電力はスマートメータより宅内側の配線から取りますから利用者使用電力量に加算されます。パワーウォールの様な便利な全負荷型蓄電池が普及し市場からの改善要求が高まってようやく動き出すのでしょうか?卒FITが迫る中、もっと機敏さが欲しいところです。

注)テスラのパワーウォールのような全負荷型の蓄電池システムとして, 他にも Gridshare社のSmartStartLと言う9.8kWh容量の蓄電池があるようですが285万と言う非現実的な価格のようです。何れも海外メーカーと思われ、やはり国内メーカーの安価な全負荷型が待たれます。

HIT(4.2kW)の発電データ 
11月20日(水)晴れ時々曇り
太陽光発電量     13.7kWh 
エネファーム発電量(予約発電)  4.2kWh
W発電量             17.9kWh
売電量            11.0kWh
買電量         1.2kWh
W発電自給率    213.1% 
W発電設備利用率     15.2%
日照時間        4.0h
連系以来 3751日(10年99日)


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