「原発の使用済み核燃料を再利用する再処理費用を巡り、関西電力が、青森県六ケ所村に建設中の再処理工場の事業費に加え、具体的な計画がないプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を扱う別の再処理工場の費用も電気料金へ転嫁し始めたことが25日、分かった。九州電力も近く転嫁を始め、他の大手電力も追随する見込みだ。関電と九電は転嫁を決めた際、こうした事実や負担額を消費者に説明していない。
未計画分の総事業費は過去の試算で12兆円近くに上り、六ケ所分の計約16兆円と併せて各電力の消費者が負担する形になる。」3/25 19:45付け東京新聞電子版「関電、未計画核燃事業を料金転嫁 消費者に説明なく負担増」より
反発が予想され説明したくない原発コストを黙って託送料金などに転嫁する体質は続くようです。今ではリスクの大きい原発の電力は必要ではないと分かっているが、さりとて潰すと巨大投資が無駄になる上に廃炉費用、高レベル放射性廃棄物の処理費用など原発特有のマイナスコストばかり負担することになるので、何とか理由を付けて延命策を続けその費用を隠すようです。筋が悪い。
対抗手段として出来ることは可能な限り原発を持つ電力会社から電気を買わない事でその隠れた原発コストを払わないようにする事でしょうか。
HIT(4.2KW)の発電データ
3月25日(月)晴れ
太陽光発電量 22.1kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 6.8kWh
W発電量 28.9kWh
売電量 21.3kWh
買電量 1.0kWh
W発電自給率 336.0%
W発電設備利用率 24.6%
日照時間 7.9h
連系以来 3511日(9年224日)