原点回帰、こうやの焼きそば！（笑）

先日、車のやきそば屋さんの焼きそばを食べて、とっても美味しいと思った反面、随分濃い味付けだなと感じました。
これは多分、育った環境のせいかも知れないと思います。
茨城県南西部の旧岩井市周辺には独特の「焼きそば」文化があるんです。（笑）

実はこの辺り、今でこそファースト・フードの影響で数は激減しましたが、焼きそばなどの軽食を出す食堂が大変多い土地柄でした。
で、何故かどこでも大抵、焼きそばはさっぱり「薄味」が多かったんです。
どちらかと言えば、味の濃い地域だと思うんですが、何故なんだろう？。

そこで、岩井でも「焼きそば」と言えばここと言われる、地元では超人気店の「こうや食堂」の焼きそばを改めて食してみる事にしました。
いや～、ひさしぶりだなぁ「こうや食堂」。
なんてったて実家に行くと家で食べちゃうから、気がつけば何年もご無沙汰してました。（笑）



さて、こうやの焼きそばの特徴ですが、味はもちろん、見た目からして薄いです。（笑）
さらに、これはこの辺りでもこうや独特なんですが、炒める時に麺を細かく切りながら炒めます。
だから、出来上がった時には麺はプチプチの状態。（汗）

初めての人はビックリするかも知れませんが、これを口の中に放り込むと「ふわっ」っと広がるんです。（驚）
さらに、紅ショウガは使わずに、一味唐辛子が付いてくるのですが、これが絶妙で繊細かつ複雑な味のハーモニーが堪能できちゃいます。（笑）



でも、何でこんな大ざっぱな土地柄の街でこんな文化が？
なぜ、利根川を渡ると同時に、味が濃くなるのか？
これも将門と何か関係が？（笑）

増々、謎は深まるばかりです。
いっそ、これで街起こしでも出来ないのかなぁ？
Ｂ級グルメがこれだけ流行っているんだから、イケそうな気もするんだけど。
でも、それが「どれだけグローバルな価値があるのか？」って事を測る事が苦手だからなぁ．．．岩井の人って。（汗）

いずれにしても「焼きそば」にまつわる、ちょっと面白い発見でした。（笑）

こうや食堂
住所 茨城県坂東市岩井4472
電話 0297-35-1873

地図