10丁目のアパート

ついでに、これが僕の住んでいたアパートです。
いかにもNewYorkというレンガ造りの古い建物が並んでいます。
写真の奥が1st AV（最初のアダルト・ビデオという意味では無く、「1番街」って事ね。）との角、低い建物の壁が前回の写真の場所です。

さて、このアパートの街路樹立っているの丁度向いの窓の部屋が僕の部屋。
1階なので、歩道を歩く人の声が良く聞こえてきます。
上の階には犬を飼っているアフリカ系アメリカ人のオヤジがいて、毎朝犬を散歩させるのですが、そのうるさい事。
犬がちょっと言う事を聞かないと「ユーアーバッドボーイ、バッドボーイ！」と怒鳴りつけます。
しかも、毎朝かなり早い時間に必ずやるんだもの。（汗）
不思議な事に犬の声を聞いた記憶は全く無いけど、このオヤジの声だけは今だに耳についてます。（汗）
もしかして、最初から犬は存在しなかったかも？。（笑）

窓にはもちろん鉄格子、ドアにはゴツイ鍵を２～３個つけて、アパートの玄関はもちろん電動ロック、それが普通。
当時「N.Y.の住民は監獄に住んでいるが、犯罪者は自由に外に居る。」と皮肉られていた。
すぐ隣りの白っぽいアパートの1階の角部屋（つまり僕の部屋のすぐ隣り）には外から銃弾が撃ち込まれた事が有り、さすがにビビりました。

それでも住めば都で、悪い思い出は殆ど無いです。
すっごく楽しかった～！。（笑）
かといって、今からコタンポーズ連れで移住するつもりも無いけど。（笑）
あれはあの時代、あの年代だから良かったんだと思います。
当時、もしN.Y.に行かずに日本にいたら、今頃「つま恋」に行って拓郎聴いて泣いてましたよ。（笑、アリエナイ！）
地図