緒論
1.1 切削加工の位置づけ
主な金属加工法
・塑性加工
・加熱・加圧成形
・高エネルギ密度加工
・電気・化学加工
・機械的除去加工(このうちの1つが切削加工[cutting]
切削加工は世の中で行われている加工の大半を占める
理由・除去加工の内で生産性・経済性において優
材料除去の規模を極小化 →せん断応力[大]、除去体積あたりのエネルギ[大]
極限においては理論値 G/2π(G:せん断弾性係数)
薄く剥ぎ取る(微細な粒子ごとに除去)加工はエネルギ効率悪
1.2 切削加工法の種類
切削の定義:刃物を用いて加工対象である材料の不要部分をくずとして
除去することで目的の形状・寸法および品質を得る加工法
1.3 切削工具と各部名称
切削工具は大別すると以下
・バイト[single point tool)
・多刃工具[multipoint tool/multiedged tool]
1.3.1 バイト
・シャンク[shank]・・・使用において保持する柄部
・刃部[cutting part]・・・切れ面/すくい面[face]/逃げ面[flank]を含む部分
切削工具/工作物は工作機械[machine tool]に支えられ
相対運動(主運動[primary motion]、送り運動[feed motion])が与えられる
主運動の速度:切削速度[cutting speed]
送り運動の速度:送り速度
上の2つを総称して送り[feed/feed rate]という
送り運動方向への工具の単位移動をf:送り量
平削りや型削り[shaping]→mm/str
旋削→mm/revで表す
その他の用語
・取りしろ[stock allowance]
・切削仕上げ面[machined surface]
・切り込み(深さ)[depth of cut]
・被削面[work surface]
・切りくず生成(chip formation]
・切削抵抗[cutting force]
・工具寿命[tool life]
・仕上げ面あらさ[surface roughness]
1.3.2 多刃工具
刃部の1つ1つを見ればバイトと原則的には同じ
1.4 被削性(machinability)
狭義の被削性:被削材から見た削りやすさ
評価基準
1.切削抵抗/動力[cutting power]
2.工具寿命
3.切削仕上げ面品位[surface quality]
4.加工精度[working accuracy]
5.切りくずの処理性[chip controllability]
※これらは互いに独立したパラメータではない
1.1 切削加工の位置づけ
主な金属加工法
・塑性加工
・加熱・加圧成形
・高エネルギ密度加工
・電気・化学加工
・機械的除去加工(このうちの1つが切削加工[cutting]
切削加工は世の中で行われている加工の大半を占める
理由・除去加工の内で生産性・経済性において優
材料除去の規模を極小化 →せん断応力[大]、除去体積あたりのエネルギ[大]
極限においては理論値 G/2π(G:せん断弾性係数)
薄く剥ぎ取る(微細な粒子ごとに除去)加工はエネルギ効率悪
1.2 切削加工法の種類
切削の定義:刃物を用いて加工対象である材料の不要部分をくずとして
除去することで目的の形状・寸法および品質を得る加工法
1.3 切削工具と各部名称
切削工具は大別すると以下
・バイト[single point tool)
・多刃工具[multipoint tool/multiedged tool]
1.3.1 バイト
・シャンク[shank]・・・使用において保持する柄部
・刃部[cutting part]・・・切れ面/すくい面[face]/逃げ面[flank]を含む部分
切削工具/工作物は工作機械[machine tool]に支えられ
相対運動(主運動[primary motion]、送り運動[feed motion])が与えられる
主運動の速度:切削速度[cutting speed]
送り運動の速度:送り速度
上の2つを総称して送り[feed/feed rate]という
送り運動方向への工具の単位移動をf:送り量
平削りや型削り[shaping]→mm/str
旋削→mm/revで表す
その他の用語
・取りしろ[stock allowance]
・切削仕上げ面[machined surface]
・切り込み(深さ)[depth of cut]
・被削面[work surface]
・切りくず生成(chip formation]
・切削抵抗[cutting force]
・工具寿命[tool life]
・仕上げ面あらさ[surface roughness]
1.3.2 多刃工具
刃部の1つ1つを見ればバイトと原則的には同じ
1.4 被削性(machinability)
狭義の被削性:被削材から見た削りやすさ
評価基準
1.切削抵抗/動力[cutting power]
2.工具寿命
3.切削仕上げ面品位[surface quality]
4.加工精度[working accuracy]
5.切りくずの処理性[chip controllability]
※これらは互いに独立したパラメータではない
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