その日暮らしの日記 in 山形

山形県内でのんびりと過ごす男が身の周りの出来事を不定期に載せていくものです。

虹の女神

2008-03-30 20:52:11 | 映画
珍しく章構成の映画。

水平に延びる虹を携帯電話のカメラで撮影しどこかに送信する男。
その後留守番電話にメッセージを残す。

制作会社で忙しく働く男。
ある夜のニュースで飛行機事故が有り知人が死亡した事を知る。
その知人の実家へ向かう。
遺骨を引き取りに向かう家族を男は空港まで送る。

時間軸は戻ってストーカー気味の主人公:岸田(市原隼人)
その男が追いかけている女のバイト先で働くヒロイン:あおい(上野樹里)
初めは岸田を気味悪がっていたが
大学のサークルで製作する映画の主役に選ぶ。

台詞に苦しみながらも撮影は進むが
キスシーンを相手役が嫌がったことから監督であるあおいが替わる事に。。。
そこからあおいは岸田を意識し始める。

あおいと彼女の妹:かなとのお祭りに妹に内緒で同行。
でも目が見えない妹は気づいていたようで。

就職活動が難航する二人。
制作会社で働き始めたあおいとバイト生活の岸田。
アメリカに行くことにしたあおいは岸田を自分が働いている会社に紹介する。
酔っ払って冗談でプロポーズしたのを発端として大喧嘩。

あおいはアメリカへ旅立つ。
岸田の家に住み着いた女を追い出した後、
ふと外に出た岸田は珍しい虹を見つけ...
ここが冒頭のシーンとつながる。

遺骨とともに帰国した家族を迎え、あおいの葬儀。
皆であおいが監督し岸田が主演をつとめた映画を観る。

後日あおいが会社に残していたものを実家に届けた岸田は
かなからあおいの携帯電話を受け取る。
待ち受け画面は冒頭に岸田が送った写真。
留守電のメッセージも残されている。

あおいの部屋に行く二人。
昔、岸田が代筆を頼んだラブレターが机の上に。
出さなかったラブレターを読む二人。
そのラブレターの裏側に書かれた文章で
あおいの本心を知った岸田。

もどかしいまでに鈍感、不器用な二人。
上野樹里と蒼井優は想いを胸のうちに...風の演技が
とても良いです。

ヒロインが死んじゃう映画が最近続いている気がするが
チョイスに関しては偶然。

それにしても上野樹里の髪はどんどん短くなっていく。。。