新しい街に出掛けたりするたびに、地元の銭湯を探して軽くひとっ風呂浴びるというのが楽しみ。昔に比べるとかなり数は減りましたが、地道な経営努力で地域の人々に愛され続けている銭湯はまだまだ沢山あります。先日も薄手の手ぬぐい(薄手の方が身体洗い&拭き取りが楽)と詰め替え可能なシャンプー&ボディソープのミニボトルを鞄に忍ばせ、三軒茶屋の撮影会打ち上げの前に「富士見湯」というお風呂屋さんで半日歩き回った汗を流してまいりました。最近はどこでも結構泡マッサージ風呂や薬湯などもあって設備も充実。湯舟に使って高い天井を見上げればもう気分は最高なのであります。銭湯の楽しみのひとつといえば壁面に書かれた絵。富士山が定番ではありますが、各銭湯により様々な構図がありこれをテーマに研究している方もいるようです。また、個人的にいつも気になるのが広告。地方などではかなり昔のものがそのまま残っている場合があり、そのコピーやデザインが実にレトロで良い雰囲気を醸し出しております。これからはやや湯冷めが気になる時節ではありますが、空に突き出る煙突を探しての銭湯巡り、その後の一杯も格別ですのでぜひお奨めです。
写真撮影会で、三軒茶屋に行ってきました。当日は大道芸のイベントが行なわれていて、屋台なども多く出店しており街中がお祭りムード。この日私が選んだ撮影機材は、三軒茶屋に対する自分なりの何となくイメージでローライの二眼レフカメラ(1960年製の私と同い年の機種)。首にぶら下げてブラブラと漫ろ歩きながら、新しさと旧さが入り混じる街の景色をスナップしておりますと、懐かしいオート三輪のかき氷の屋台があるじゃありませんか。子供の頃、魚屋さんや八百屋さんが毎日オート三輪で近所に売りに来ていた風景を懐かしく思い出し、フォトジェニックなボディに心魅かれカメラを構えて写真を撮っていました。すると、かなりの御年とお見受けする屋台の親父さんから「俺も昔、二眼レフ使ってたんだよね」と話しかけられ、暫しカメラ談義。屋台として使っているオート三輪について訊ねたところ、車種は1960年頃に製造されたダイハツ「ミゼット」で、大切に手入れをしながら今も商売で使っているとのこと。思いがけず私、カメラ、オート三輪と1960年生まれの同窓会となりました。何でその時代オート三輪が脚光を浴びたのかというと、親父さん曰くもちろん機構的にシンプルで壊れにくくメンテが楽なことに加え、当時はタイヤが高くて貴重品だったため、ひとつでもタイヤが少ないほうが商売で使う車としては維持費的に有難かったらしく。初めて聞く話であらためて「へぇー」なのでありました。
俳優の藤岡琢也さんがお亡くなりになりましたね。藤岡さんと言えば、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」大家族の父・岡倉大吉役で知られていますが、私のイメージはインスタントラーメン「サッポロ一番」のTVCFキャラクター。高校生の頃、腹を空かして夕方に帰ってくるといつもこのコマーシャルが流れていて、無性に食べたくなったことを思い出します。また、藤岡さんはジャズや写真にも造詣が深く、特に写真は若い頃プロを目指したほどの腕前で、アサヒカメラといった雑誌にも登場していました。世代は違うものの音楽と写真を愛する同好の輩として、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
ハロウィンのカボチャ、今年もますます増殖度合いの勢いものすごく。今までにも増して街中のそこかしこに見掛けるようになり、デパート、スーパーから最近では幼稚園や保育園の飾り付けまでもうカボチャだらけ。まぁ宗教的背景なぞまったく関係なく、何でもかんでも盛り上がれるものがあれば便乗して盛り上がっちゃうのが日本人ですので、これもまた良しかなと。魔女やお化けに仮装した子供達が「Trick or treat!(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と言いながら近所のうちを回ってお菓子をもらっている様子を海外トピックニュースなんぞで見ますが、いずれ日本もそうなるのでしょうか。最近のクソガキは「Trick and treat!」かも。
もう10年近く2週間交換タイプのソフトコンタクトレンズを愛用しています。デイリータイプに比べてランニングコストも安く、また無くしたりした場合にも換えが効くので2週間というこの規格は実に重宝しております。半年に一回のペースで眼科医の診察を受け眼のコンディションをチェックしてもらった後、半年分のレンズを購入するのが通例となっているのですが、先日、うっかりレンズの自宅の在庫分が無くなっているのに気づかず、急遽、月曜の朝イチでお世話になっている有楽町の眼科医へ。いつも通り視力のチェックや角膜等の状態を入念に診てもらい、問題なしということでレンズを購入。この年になるとそろそろ近眼に加え、老眼も出る頃なのですが、今のところは近距離も特に見えにくい症状は出ていませんが、いずれは‥。遠近両用のコンタクトもありますが値段が高いので、コンタクトと老眼鏡の併用ということになるのかもしれません。コンタクトのおかげでフットサルや野球等のスポーツも問題なく出来ますし、矯正視力も両眼ほぼ1.5が出ているため、サッカー観戦等もバッチリ。冬場に電車に乗り込んでもラーメンを食べても曇ることなく快適ですし、レンズを通して見ると裸眼よりすべてが鮮やかに見えるのが良いですね。
Aリーグというレベルの高さにも関わらずあれよあれよという間に勝ち進み、気づけばベスト8の準々決勝まで駒を進めた会社の健保野球大会。対戦するのは前回優勝チームと相手に不足は無さ過ぎまして‥。途中まで拮抗した好ゲームでありましたが、こちらはチャンスにタイムリーが出ず、逆に痛いところで長打を浴び、終わってみれば5回終了時点で7点差がついてしまい、大会規定で1-8のコールド負け‥。が、健保野球大会に参加したAリーグ、Bリーグ合わせて120以上のチームのなかで見事ベスト8に輝いたというのは非常に誇るべき成績かと思います。最初のうちは「まあ早いところ負けて次の日曜日は休もうよ」という雰囲気ではありましたが、いざゲームが始まるとやはり勝ちたい一心の全力プレー。こうなりゃ来シーズンは目指すはベスト4! が寄る年波もありその前にちょっと自分自身は練習しないと‥(ちなみに今大会の個人成績は出場した3試合で9打席5打数2安打4四球、打率4割、出塁率6割7分、得点2、打点0、4番目の打者として打点0はまずいっす(T_T)ね)。
後半戦の佳境に入った早朝野球リーグ。さすがに朝4時半起床、6時プレーボールでは何となく頭がボーっとして集中力に欠ける時が多く、エラーや凡打連発‥。そんなある日、「発掘!あるある大辞典」で“たった1本で脳力アップ・バナナだけの底力”という特集を観ました。今までもプロゴルファーやテニス選手等アスリートがバナナをプレー中に食べるシーンは時々見てましたが、「消化も良いしすぐにエネルギーになるからだろうな」と漫然としたイメージしか持っていませんでした。しかし、バナナには良質の糖に加え豊富なカリウム、ビタミンB1、B6が含まれているため、それらの効果と相まって脳に必要なエネルギー、糖が非常に効率的に素早く供給されるとのこと。この手の情報にめっきり弱い私は、早速、ベスト8まで勝ち進んだ会社の野球大会、朝8時30分と早い試合のプレー前にバナナを1本食べてみました。するとその効果があったのか、アタマすっきり守備も打撃も良い感じではありませんか! ということで今度はバンドライブや仕事のプレゼンなど、より集中力が必要な時に試してみたいと思っております。「ここぞの時にはバナナを食べればきっと上手くいく」そんな自分なりの暗示効果も期待できそうですし。でもガッツI松さんは、いつも食べてるんですよね‥。
休日出勤の振替休暇を取り、久しぶりに友人とゴルフに行ってきました。当日は天気も最高で風も無く、一切言い訳できない絶好のコンディション。気の置けない仲間と馬鹿話をしながらのラウンドはやっぱり楽しいもんですね(スコアのほうは?まぁ野暮な話は止めにしましょう(^_^;))。終わってお風呂に入り、都内に戻って(もちろん時節とは関係なく車は置いて)あらためて集合し、他の友人とも合流し十条駅近くの焼き鳥屋でああだこうだと飲みながらのゴルフ談義。「近いうちにまたやろうぜ」という話にはなったのですが、40代半ばというと友人たちも皆結構仕事や子供関係の行事や何やかんやで忙しく・・。来年、暖かくなった頃にでもまた出来れば良いところでしょうかね。でもその前にゴルフバッグをどうにかしなくては。10数年の経年劣化で肩パッドの表面がボロボロになっており、気付かず肩に担いでいたら服に樹脂のカスがついて真っ黒、着ていったジャケットがかなりやばいことになってました(>_<)。
このところ毎日、メディアを賑わしている「いじめ」問題。止めなければならない立場の教師が加担していたなんて話もありますが、幼児虐待をはじめこの手のニュースに触れると本当に暗鬱たる気分になります。自分の子供の頃にもいじめはもちろんありましたが、小学校4年から6年までお世話になった恩師のM先生は非常にユニークな手法でこの難しい問題に取り組んでいました。その名も「学級裁判制度」。クラスのなかでいじめやケンカなど様々な問題やトラブルが起こると、生徒には訴訟を起こす権利(いじめ被害者以外の外部告発も可で優等生の女子の学級委員等がこの役回り)が与えられていて(もちろん取るに足らないくだらないものは事前のホームルームの場で却下)、訴訟が認められるとクジ引きで裁判官、弁護士、陪審員等が選出され、原告側弁論、被告側弁論等を経て判決が下されます。この裁判、紛糾しようがどうなろうが担任の先生は観ているだけで一切口をはさむことはありません。有罪の場合、刑法に則り下駄箱掃除1週間とか、給食係1週間とかの罰が決まっていて、私も授業中の騒ぎ過ぎ(先生にツッコミを入れてただけなのですが‥)を「授業妨害禁止法」にて(当時好きだった女の子に(^_^;))告発され、裁判の結果、放課後掃除1週間の刑を喰らい小学5年生にてはや前科者となってしまったのでした‥。
通勤時にiPodで音楽を聴くとき、周囲への音漏れが気になるので(満員電車でシャカシャカと平気で曲名が判るほど音を漏らしている無神経な輩も結構いますが)、耳の穴に入れ込むインナーイヤータイプのヘッドフォンを愛用しておりました。しかし、自分自身バンドでベース担当ということで、もっと豊かな低音域の響きが欲しくなり、何か良いヘッドフォンはないかとビックカメラへ。通勤時には電車の音など周囲の雑音が気になるため、ノイズキャンセラー機能付のものに絞込みました。が、インプレッション等でも評価の高いB社製はお値段も4万円程度と破格なため候補からは自動的に漏れ、他に何か手頃なやつはないのかいなと目に付いたのが実売6000円程度の日本のP社製のもの。コンパクトに折りたためてカバンにも入るためこれに決定し購入、早速使ってみたところノイズキャンセル効果もソコソコ、音もソコソコ、装着感もソコソコということでとりあえず満足しております。が、立ち寄った駅のトイレの鏡でヘッドフォンをしている己の姿をふと観たら、通訳用レシーバーを着けた東京裁判の被告のようでありました。