素那風川柳 壱遍写一句

日常の何気ない情景などをスナップで切り取り、その写真を題材に川柳をしたためてみました・・。

写真展、自分のヌード見るようで‥

2006年08月31日 | Weblog
参加させていただいている「業界写真クラブ」の写真展が始まりました(概要は本ブログ8/11をご参照下さい)。初日の夜にはオープニングパーティが開かれ、お世話になった写真家の先生方も大勢駆けつけていただき、大盛況の幕開けとなりました。ずらりと並べられた皆さんの力作の写真の中で自分の作品を見ると、誇らしくもあり何か気恥ずかしくもありという不思議な気持ちになります。同じロケーションを撮りながら、何故この被写体をこの角度と画角でこのタイミングで切り取ったのか、そして何故何枚も撮ったなかからこれを選んだのか、そこには自分のものの見方や美意識、内面までもがすべて曝け出されているようで‥。しかし、写真展に参加するのは中学の写真部の文化祭を除くとこれが2回目なのですが、いやはや何ともハマり込んでしまう快感がありますね。

下町の路傍にヴォーノ!ピッツァ店

2006年08月28日 | Weblog
先週のラテンバンドの演奏風景の収録DVDが出来たということで、仕事の後、メンバーの方と待ち合わせライブハウスに取りに行きました。その後、浅草橋に行きつけの良い店があるということで軽く夕食がてら飲みへ。着いた店はログハウス風の洒落たインテリアで、壁面には色々な楽器が飾ってあります。聞いたら毎週土曜日にはJAZZのライブがあるなど、音楽ファンが集うスポットとのこと。ここのお奨めは本場仕込みのピッツァと聞き、それではまずは腕前拝見ということでベーシックなマルゲリータ(トマトソースにモッツァレラ&バジル)を注文。しばし待つこと10分、パリッと見事に焼き上がったピッツァが運ばれてきました。早速切り分けパクリ、うーむ美味いこれまた美味すぎる‥。特に生地が秀逸でして、ナポリ風とは双璧の薄めでクリスピーなローマ風。カウンター越しにみると巨大な電気釜が置いてあり、温度を示すインジケーターは380℃以上。家でも伊デロンギ社製の石板付きオーブントースターでピッツァを焼くのですが、温度は230℃程度が限界。やはり150℃の温度差は当然ながら生地の焼き加減に天と地ほどの差がありますね。こんな渋いロケーションで本場ローマを超えるピッツァに出会えようとは(十数年前、新婚旅行で1回行っただけですが)。秋葉原から総武線でちょいと一駅浅草橋、侮れません‥。

レッドゾーン超えた後からグリーンでは‥

2006年08月27日 | Weblog
環境問題への積極的な対応として、特に電気・電子メーカーや情報通信メーカーがグリーン調達に積極的に取り組んでいると聞きました。グリーン調達とは資材や原料を調達するとき、環境負荷の低いものから優先的に選択すること。日本では2001年に「グリーン購入法」が制定され、国や地方自治体などが物品の調達や公共工事等に際して、環境負荷が低い品目を優先して選択することが義務づけられたことを受け、民間企業でも同様な取り組みが積極的に進められています。しかし一方で聞いた話によりますと地球上の物質の種類は数千あるなかで、それぞれの物質がどのような特性を持ち生物や環境にどのような影響を与えるのかがきちんと判明しているのはそのうちのほんのわずかに過ぎないとのこと。その良い例がアスベストで、子供のころ理科の実験で石綿金網をアルコールランプの上に乗せて色々な実験をやってましたが、何十年か前は別にその危険性については何も言われてませんでした。ところが、その後アスベストはものすごい毒性を持ち肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因となることが判明。ご存じの通りこれを取り扱っていた工場周辺の住民の方が発病、お亡くなりになるなど大きな社会問題になっています。合成甘味料チクロや合成着色料が危ないなんて言われたのは、我々がガキの頃にタール系の赤色2号などで真っ赤に色づけされた駄菓子を散々むさぼり食った後のこと。オイオイちょっと勘弁してよという感じではありますが、あと数年後、急激な健忘と仕事のやる気の無さが主症状とされる昭和30年代着色駄菓子大量摂取症候群集団訴訟の原告団のメンバーになっていないことを祈るだけです。

どんよりと天気もバットも湿りがち・・

2006年08月26日 | Weblog
サマーブレイク明け、久しぶりに早朝野球がありました。前夜から不安定な雨がちの天気だったため、中止を決め込んで飲み過ぎたのかメンバーの集まりが以上に悪く、プレイボールの6時を過ぎてもやっと8人。特別ルールで了解が得られれば1名まで相手チームからレンタル(自動的に打順1番守備ライト)出来るので、何とか相手チームの監督さん(時々お世話になっている新宿の飲み屋さんのオーナー)に御願いし不戦敗だけは免れました。が、直前までのドタバタがたたってか、初回に6点もの大量失点。以後、立ち直ったものの結果的には惨敗となってしまいまして・・(私もバッティング2タコとあーあ何だかなぁという感じ)。おまけに人数が集まらなかったことが起因してのメンバー同士のちょっとした内輪揉めもあったりして、どんよりとした天気同様すっきりしない結末となったのでありました・・。

占いも科学と共に進化する?

2006年08月25日 | Weblog
先日、太陽系の惑星から冥王星が外れたというニュースがありました。そこで占星術はどうなるのかとか色々な議論も盛り上がっているようですが、西洋占星術では天王星、海王星、冥王星が大きな役割を果たしているのに対し、インドのほとんどの占星家は「天王星、海王星、冥王星は占星術をするためには不要である」と主張。確かに、インド占星術では太陽、月、水星、火星、金星、木星、土星が象意を持つ惑星となっていて冥王星等の記述はまったくありません。実は今回の一連の騒動で、冥王星は今から76年前の1930年に米国の科学者によって発見されたことを初めて知りましたが、「えっそんな最近だったの!?」というのが正直な感想。確かに肉眼では見えないし、太陽系の一番遠くにあって大きさも月の2/3くらいとなれば民生用の天体望遠鏡でも無理(明るさが16等級のため30cm以上もの大口径の天体望遠鏡でやっと見えるか見えない程度らしく)古代、中世の人はその存在を知る由もなかったことでしょう。となると西洋占星術の冥王星に関する部分は発見後に後づけされたということなわけで(調べたら冥王星が守護星の蠍座は、発見以前は火星が守護星だったらしく‥)、まぁ占いも科学と共に進化すると言えばそうなんでしょうが、うーむ、やっぱり占いは占いとして話のタネに楽しむ程度にした方がよろしいようで。

隠れ家の記事が出る前、駆け込んで‥

2006年08月24日 | Weblog
プレゼンだなんだかんだとお盆に休んだしわ寄せで立て込みまくっていた仕事もややひと段落。そんな時にいつもの飲み仲間からの「今日あたり軽くどう?」の携帯メールが。私もちょうど誘ってみようかなと思っていた矢先でしたので、さすが飲み助同士の以心伝心テレパシー、それじゃ赤羽で待ち合わせということでそそくさと会社を出ました。落ち合って話を聞いてみると、我々の行きつけの隠れ家的飲み屋が近いうちに某夕刊紙の居酒屋コラムで紹介されるとのこと(次回は赤羽の「ほにゃらら」を紹介しますとの予告が)。新聞に載ったらしばらくは絶対混むのでその前に行っておこうぜということでメールをくれたらしく。赤羽駅から線路沿いに薄暗い道を進むとぼろい赤提灯が見えてきました。いつもながら常連さんたちで混んでいますが、我々もマスターに怪しげな顔を覚えられているので、どうにかこうにか席を作ってもらい(一見さんの特にカップル等に対してはマスター独身のため絶対にそんなことはしてくれません)まずはホッピーで乾杯。ここはとにかく鮮度抜群の肉の刺しや串焼きが安くて最高に美味しい店。おおっとしばらくメニューから消えていた半焼きハラミがあったので早速注文。これは高級店のレアステーキに勝るとも劣らない絶品の味で、疲れも蒸し暑さも一挙に吹っ飛びました。マスターに「今度新聞に出るらしいけど取材受けたの?」って聞いたら「いや知らねぇぞ」との回答。友人が持っていた新聞のそのコラムを読んでみるとライターがお忍びで行っては気に入った店を紹介する内容。何だか子供の頃の秘密基地がばれちゃった感じでちょっとがっかり。が、実は我々も何年か前、某グルメ誌の記事で赤羽にもこんな店があったのかとその存在を知ったんで何も言える筋合いではないのですが‥。

停電はダジャレで済まないテーヘンだ!

2006年08月23日 | Weblog
去る8月14日のクレーン船の不注意による東京の大停電事故。その影響で交通機関への影響はもちろんのこと、コンビニのアイスが溶けたとか、高価な熱帯魚が死んだとか四方八方で色々な実害が出ました。しかし、お盆中の昼間だったからよかったものの、例えば金曜日の夜何かだったらもっとえらいこっちゃになってたかと。銀行振込なんかで自宅のパソコンからバンキングサービスを使うことが多いのですが、決済のリターンキーを押した途端、大停電なんてことになった場合、どうなるんですかね(まあ駐車場料金の振り込みとか、サッカーチケットの購入代金とかあまり大した金額ではありませんが)。今回の事故でもコンビニのATMも使えなくなった訳だし、自分のPCにバックアップ電源を導入しててもこの場合無意味かも。しかし、機能が集中し過ぎている大都市のインフラが如何に脆弱なものか。地震が起きたらもうその瞬間に自分がどこにいるのか何をしているのかもう完全に運任せしかないですね。その時、六本木ヒルズの最上階の自宅に向かうエレベーターの中とかは勘弁だなぁ(んっなわけない)。

ネタ探し、今日は「チンチン電車の日」‥

2006年08月22日 | Weblog
8月22日、ためてしまったブログを書こうとマックに向かったものの、ネタに行き詰まり今日は「何の日」か調べてみると、「チンチン電車の日」とのこと。1903(明治36)年、東京電車鉄道の路面電車が新橋~品川で営業を開始し、東京で初めて路面電車が走った日が今日8月22日なのだそう。路面電車といえば、子供の頃、広島の方に帰省した時よく乗りましたし、松山や岐阜に出張に行った時などにも便利に使いました。道を車と共有しながら街中をきめ細かく走るし、バスなどと違い渋滞がないのが良いですね。そのほか今日は、みのもんたさん、タモリさん、探検隊で知られる川口浩さん、なべやかんさんの誕生日とか、作家の向田邦子さんが飛行機事故で、2代目ミスタータイガースの村山実氏が亡くなったのもこの日なんですね。だから何なんだと言われると何なんですが‥。

残暑見舞い、猫も気になる蝉時雨

2006年08月21日 | Weblog
8月も後半、どことなく朝晩の風も秋めいた感じがします。とはいっても梅雨開けが遅かったせいか、夜明けとともにまだまだ沢山の蝉の鳴き声が聞こえ始め、マンションの通路には最後の力を振り絞って幽かに蠢く絶命寸前の蝉がゴロゴロと。たまにベランダに蝉が飛んできてジージー鳴き始めると、うちの猫は網戸に顔を押しつけてもう夢中。以前、部屋の中に蝉が飛び込んできたことがあったのですが、あっという間に飛びついて捕獲し、ムシャムシャと食べてしまいました。聞くと結構猫は蝉が大好きらしく‥。普段はキャットフードしかあげてないのですが、日頃のグータラぶりとは別猫の獲物を狙う鮮やかな身のこなしなど、やはり野性のDNAは綿々と受け継がれているようです。

ラテンとは楽天こそが真髄だ

2006年08月20日 | Weblog
参加しているラテンバンド、いよいよライブ当日を迎えました。本番前に2時間スタジオを予約し最後のリハーサル。うーむ、なかなか良い感じの仕上がりです。練習後、機材をホールに持ちこみセッティングを済ませ、サウンドチェック、これまた良い感じ、であとは開演を待つのみ。その間をぬって近所の拉麺屋で腹ごしらえ。いつもは景気づけにビールなんか軽くかますのですが、さすがに今回は曲が異常に難しく集中力を欠いてはまずいということでアルコールは控えまして。高校野球決勝戦、早実×駒大苫小牧の経過も気になりながら、さぁいざ本番スタート。お陰様でお客さんの入りも上々で、一曲目からノリノリの盛り上がりとなりました。曲が進むうち、私を含めそこかしこにミスはあったものの、まぁなかなか良い感じではなかったかと。そして、ライブ終了後はなんといってもこれがメインの打ち上げ打ち上げ!と秋葉原駅前の白木屋さんでまずは駆けつけの生ビールをぐぐっと一杯。くぅーっ何とも美味い美味すぎます。見に来てくれたメンバーの友人の方々も合流し、夜遅くまで大いに盛り上がりました。ライブの感想として一番嬉しかったのが「聴いてたら何だか南の島に無性に旅行に行きたくなりました」というお言葉。そう、それこそラテンの真骨頂、楽しさを共有できる素晴らしい音楽なんです!