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~短い一日、空にっき~

24時間という短い一日の中でおきた生活を日記にしたり、航空記事や旅先からのレポート、写真をUPしていきます♪

1万フィートでの安全液体燃料・・・。

2006年12月09日 22時18分27秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今日は午後から出かけていましたが昨日同様に厚い雲に覆われた天気で時々雨を降らしていました。(下の画像参照)飛行機が離陸しては雲の中に隠れていってましたのであの中ではコトコトと揺れているだろうなと思いながら飛行機を眺めました。離陸して暫くするとどんなに曇っていた空でも青空が見え始めますし飛行機の醍醐味ですがその頃にはほとんど揺れることがありませんのでシートベルトサインが消え、ドリンクサービスが始まります。また、着陸する頃には大抵、雲の中を突っ切っていきますので揺れが始まります。空中に浮いているのですから揺れても当たり前と考えるほうが自然です。

さて、今日は飛行機の燃料について書きたいと思います。飛行機には
出発前に決められた燃料を飛行機に搭載します。どこから飛行機に入れるかというのはご存知でしょうか??燃料は翼の中央付近からポンプを使い入れていきます。給油する場所は両方の翼の中と皆さんが座る座席の下(胴体の真ん中)に燃料タンクが存在します。事前に運航管理者から決められた場所に決められた量を給油していきます。もし、誤って右の翼に多くいれ左の翼に少なくと、片寄った入れ方をしてしまった場合危険な状況になります。それは、燃料というのは気体ではなく液体なので重量があります。左右の重さが違えば離陸する時に揚力により持ち上がる比率が変わりバランスを崩すことが考えられます。
それを防ぐために給油する業者の方も気を使われているはずです。飛行機には車と同じく燃料タンクの計器がコクピットに備えられており3つの計器が並んでいる機種もありますし、最新鋭の機材では1つの様々なデジタル集合計器で燃料がどこのポジションにどれだけはいっているかというのを確認することが出来るようになっています。パイロットはこの計器を再確認し出発していきます。
飛行中に一つのタンクから燃料の減りが早い場合には飛行機のポンプを利用して片方のタンクからエンジンに流れるのを停止させ多い場所のタンクから流したり、少ない場所に多い場所から燃料の移送が出来る構造にもなっているようです。飛行中にパイロットが燃料計器に気を配りながらこのような作業もされています。

燃料はお客様として搭乗していたら全く気づかないものですが、飛行機を飛ばす際にエンジンを動かす液体というのは当たり前の話ですが、給油量でバランスをとったり、高高度で凍らないようにすることや、万が一の事故で引火して直ぐに火がつかないようにすることやタンクに水がたまらないようにするなど様々な難題がクリアされ飛行機に毎日搭載されています。この液体はケロシンと呼ばれる液体燃料ですが灯油に近いものだと聞きました。一口に、ケロシンと言っても世界中の飛行機に安全と認定され1万フィートを飛んでる万能液体だと思いますので勉強すると賢くなりそうな気がします。
明日も同じく燃料の事について書きたいと思います。

部屋にいながら航空券購入・・・。

2006年12月08日 23時39分36秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今日も天気はすっきりしないまま一日が過ぎていきました。今日から3連休でして昼から出かけていました。傘はいらなかったもののいつ降り出すか分かりませんでしたので傘の無い私は心配でした。
昨夜は社友たちと遅番が終わりまして、食事に行っていましたので寝たのが日付が変わり3時頃でした。長い時間いろいろと話が出来ましたので楽しかったです。

さて、間もなくすると今年1年の終わりを迎えますね。年末年始の飛行機の予約状況を見てみると各社とも満席が多いようです。皆さんは帰省する際の交通手段の予約は済まされましたか?現代はバスや飛行機や船などの公共交通機関でも今私が使っているパソコンから予約ができ、なんとカードで決済ができ、更に座席まで指定が出来てしまうというIT時代です。
自宅にいながら、または外出先で携帯電話からこの一連の作業が5分ほどで出来てしまいますし、便利な世の中ですよね。以前は航空会社の予約センターに電話したり、旅行会社や直接航空会社のある空港カウンターに足を運ばれたことでしょう。
以前は、どちらかの航空券販売店で購入した場合は磁気付き紙の航空券を所持することになり紛失に注意していましたが、私がよくこの日記に取り上げるチケットレスですので当日受け取りやIC認証でそのまま決済時使用したカードを搭乗ゲート端末にかざせば機内に入れます。(今後航空業界でもチケットレスが主流になりますのでしつこいようですが詳しく解説していく予定です。)

私もインターネットは毎日、数時間使用しますが生活において無くてはならない大事なパートナーです。パソコンさえあれば出来ないことはないと感じるようになります。今回は公共交通機関の予約や決済について書きましたが、様々なチケットが存在するイベントや宿泊などの購入も簡単にネットで出来ます。
購入の際に個人情報をネットにて送信する訳ですしセキュリティーが心配されるところですが高度な暗号処理により送信されているようで過度の心配は要らないようです。

SSL送信により個人情報送信する際に使われる送信技術↓
SSL通信技術




いつも最後のお一人に・・・。

2006年12月06日 21時46分11秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、今日で3日間続いた朝早い早番が無事に終わりました。昨夜のニュースの天気予報を見ていると今日から寒さが緩ぐと伝えられていました。それを信じて朝は起きたのですが残念ながら早朝はいつもと変わらない寒い朝でした。したがいまして、いつもどおりに震えながら徒歩で空港に出勤しました。予報で言っていました、暖かくなるのは昼過ぎとのこと。確かに仕事をしている時や昼食の時には暖かったです・・・。
私が住んでいるところは天気は下り坂のようでしてまた雨空が戻ってきそうです。
仕事が終わりまして、街に出て用事を済ませて部屋に帰ってきたのが18時ごろでした。朝の4時半に起きるのが4日間続きましたので街に出ても眠気が襲ってきますので早めに帰りましたよ。

今日は搭乗ゲートでの仕事をしました。週の半ばということもありお客様は少なかったのですがそういうときに限って最後に一人いないという事が良く発生します。
搭乗人数が少ないのですが通常は出発時間の15分前に搭乗案内が始まり10分もあればお客様が機内に入り着席できる十分な時間なのですが、まだ一人がおらずにわざわざ出発が遅れます。出発ロビーにも入っておらずに、走って検査場に時間ぎりぎりに来られ慌てるものですから今度は検査場で金属検査にひっかかり、時間を長く要します。それからまた走っていただき機内につく頃には息が切れかけて・・・。というパターンです。航空各社のホームページや時刻表や搭乗券にも出発時刻の15分前には搭乗口に起こし下さいと記載されているのですがそれを守っていただかなければ航空会社よりも団体行動である公共交通機関特有の他の数百人単位のお客様にご迷惑がかかってきます。地上交通機関の遅れが原因などで仕方無く搭乗口に滑り込む時もあるかと思いますがそのような状況など以外の時には出来るだけ早めに搭乗口付近でお待ちになることをお薦めいたします。
出発間際にバタバタして一番大変できつい思いをするのはお客様ご自身であり、私は快適な空の旅を提供する側の存在であり、満喫していただくには搭乗前からその心の準備をしてもらいたいものです。

どのような思いで出張・・・。

2006年12月04日 21時20分30秒 | ☆今日の日記☆

こんばんわ、昨日までの2日間休日も終わりまして今日からまた一つのシフトが始まりました。早番で空港まで歩いていてとても寒かったです。歩いて約10分ですが自宅の近くにある自動販売機で熱いコーヒーを購入して開けずにホッカイロ変わりに手に持ち空港まで向かい、制服に着替えたら飲むという毎年恒例私の冬出社が始まっております。冬だけでも交通機関が無い時間帯ですし会社からタクシーで出社したいものです・・・。はい。

今日は搭乗手続きカウンターで仕事をしていましたが月曜日ですのでサラリーマンの姿が空港には多く見られました。私も一応サラリーマンになると思いますが、スーツを着て出張がたまにはありますが航空会社で勤務していますし出張の際も乗りなれている自社なので新鮮味は無いですし主張先も羽田空港であったりという感じなので出張とは程遠い行事に感じます。しかし、一般企業で働くサラリーマンの方の出張とはどのような気持ちで空港で搭乗手続きをされているのでしょうね?
十人十色であり今から契約商談をされに行く方もいれば、先方の企業に謝罪に行かれる方もあれば、視察に行かれる方など航空出張用途は様々でしょう。
出張サラリーマンも到着してからの行動をイメージしながら空を移動されているんでしょうね。
以前は飛行機がまだ普及していなかったでしょうし、宿泊を伴っていたと思いますが現代は朝、出発して夜には帰ってこれる高速時代ですので企業も経費が幾分安くなるので助かると思います。
カウンターで見ていると、大抵の場合主張費は会社負担ですし自分でプラス数千円出せばスーパーシートに搭乗出来ますので移動時間を通常よりも更に快適に過ごされたい時には購入されているようです。



最近の航空記事

2006年12月04日 20時52分41秒 | 航空記事
航空各社eチケットの利用促進 「紙」全廃まで1年 特典充実“手数料”作戦も
航空各社が、空港のチェックインカウンターで航空券を提示しなくても搭乗券が受け取れる電子航空券(eチケット)の国際線での利用拡大を急ピッチで進めている。国際航空運送協会(IATA)が2007年いっぱいで紙の航空券を全面廃止する方針を決めており、それまでにeチケットを発券するためのインフラを完成させなければ、航空券を発券できなくなるからだ。海外の航空会社の中にはeチケット化を促進するため、従来の紙の航空券を利用する場合には手数料を徴収するところも出ている。

 eチケットは、航空券を紛失する心配がなく、旅行代理店に出向いて航空券を受け取る手間も省けるなどの利点がある。しかし、他の航空会社に乗り継いで目的地まで行く「インターラインチケット」の場合、eチケットを発券するには航空会社同士のシステムを接続しなければならない。航空各社はこのシステム開発に巨額の費用を投じ、07年までに1社でも多くの航空会社を取り込もうと必死だ。

 日本航空(JAL)はこれまで、グループ会社も含め22社への乗り継ぎ便でeチケットの利用を可能にし、全日本空輸(ANA)も現在の19社から今年度中に30社に増やす計画だ。

 JAL旅客営業企画部でeビジネス企画を担当する山岡隆志さんは、「すでに航空券の8割近くをeチケットで発券できるところまできている」と話す。それでも国際線のeチケット率は50%にとどまっている。

 eチケット化促進のため、米ノースウエスト航空やシンガポール航空、独ルフトハンザ航空などの海外航空会社は、従来の紙の航空券の利用には手数料を徴収。これに対し、JALやANAはeチケットの利便性をアピールすることで利用者の拡大をめざし、eチケット利用客にはマイレージポイントをプレゼントなどの特典をつけている。

 また、自動チェックイン機を利用すれば、パスポートと航空会社や便名などの入力だけでスムーズに手続きを完了できるメリットも強調。JALは現在、成田国際空港に27台設置している自動チェックイン機を、eチケットへの移行に合わせさらに増やす計画だ。ANAも「空港での煩雑な手続きを簡素化するのはもちろん、eチケットを素材にさらに新しいサービスモデルができないか模索している」(営業推進本部営業戦略部国際グループの吉岡航さん)という。

                    ◇

【用語解説】eチケット

 これまで紙の航空券に記載されていた出発日、便名などの情報を航空会社のコンピューターシステムに記録することで航空券の提示を不要にする仕組み。電子メールやFAXで送られてくる控えを、チェックインカウンターに提示すれば搭乗券が発券される。航空券の保管コストが削減できるなど旅行会社の負担も軽減されるメリットがある。

EADS、エアバスの新中型機「A350」製造に合意の見通し=関係筋
欧州の航空・防衛大手EADS<EAD.PA>の取締役会は、1日の会合で傘下のエアバスが開発中の中型旅客機「A350」の製造開始に合意することがほぼ確実視されている。取締役会関係筋が同日ロイターに語った。
 同筋は「未解決の問題が二つある。国の支援とドイツの立場だ。しかし、最大の難関は昨日片付いた」と述べた。
 A350は超広胴型(エクストラワイドボディー、XWB)の旅客機で、ライバルの米ボーイング<BA.N>と中型機市場で競争する上で欠かせない対抗機種とみられている。
 EADSのスポークスマンはA350に関する報道についてのコメントを拒否し、1日にアムステルダムで開かれる見通しの取締役会についても確認しなかった。

<日本航空>偽造割引券、販売店に持ち込まれる
日本航空が株主に提供する航空運賃割引券の偽造券が、東京都内の航空券販売店に持ち込まれていたことが分かった。簡単に偽物と分かるものだったが、同社は警視庁丸の内署に通報するとともに全国の航空券取り扱い窓口に注意を呼びかけている。同社広報部は「これまでに偽造券が使われる被害は出ていない」と話している。

羽田発の佐賀行き全日空機引き返す…警告の誤表示
2日午後4時10分ごろ、羽田空港を離陸したばかりの佐賀行き全日空453便(エアバス320型機、乗客乗員108人)で、左翼エンジン内の油圧低下を知らせる警告表示が出た。同機は羽田空港に引き返し、同28分、緊急着陸した。

 同社で点検した結果、警告は装置の不具合による誤表示で、実際にはオイル漏れなどによる油圧低下はなかったという。

 全日空によると、トラブルがあったのは、2基のエンジンのうち、左翼側の第1エンジン。同機は午後4時過ぎに離陸し、上昇している途中に、エンジン内部の潤滑、冷却用オイルシステムの圧力が低下したことを警告する計器表示が点灯した。このため、第1エンジンの回転数を落として飛行し、羽田空港に戻って着陸した。けが人はなく、乗客は別の機体に乗り換えた。