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~短い一日、空にっき~

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2008年03月28日 20時51分44秒 | 航空記事
<三菱重工>小型ジェット旅客機事業化 40年ぶり国産復活

三菱重工業は28日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を事業化すると発表した。2013年の運航開始を目指す。73年に生産を中止した初の国産旅客機「YS11」(プロペラ機)以来、約40年ぶりに国産機が復活し「日の丸ジェット」が離陸する。ただ、小型機市場は海外勢との激しい競争が予想され「安定飛行」には課題が残る。【森有正、瀬尾忠義】

 ◇下請け脱却

 全日空がMRJで最初の購入(25機)を決め、三菱重工は目標としてきた今月末までの事業化決定に踏み切った。日本航空や海外の航空会社も購入を検討していて、記者会見した三菱重工の佃和夫社長は「高い評価を得ており、事業化のめどが立った」と説明した。

 MRJは開発費約1500億円のうち国が約500億円を負担。4月1日に開発会社「三菱航空機」を設立しトヨタ自動車や三菱商事などが出資する方向で、官民挙げた「オールジャパン」(経済産業省幹部)の推進体制だ。

 背景は国産機の経済波及効果への期待。航空機は約300万点の部品や素材を使い、すそ野の広さは自動車産業をはるかに上回る。

 官民で進めた「YS11」が販売で失敗し撤退した後は、日本の関連業界は米ボーイングなどの下請けに甘んじてきた。それだけに国産機は悲願。甘利明経産相は28日、「日本の産業界の競争力強化に極めて歓迎すべきこと」と強調した。

 ◇海外勢も攻勢

 MRJが参入する小型機市場は今後拡大が見込まれる。日本航空機開発協会によると、26年の民間ジェット機の運航予測はMRJクラス(60~99席)が5426機と06年実績の約5倍に達し、ボーイング747など大型機をしのぐ。中国やロシアなど新興国で需要が活発化する見通しだ。

 だが、小型機市場は実績のあるカナダ・ボンバルディアとブラジル・エンブラエルの2社がほぼ独占する。新興メーカーも営業を積極化。中国航空工業は価格を他社より2割程度安くし既に100機程度の受注を獲得した。ロシアの大手軍用機メーカー、スホイも小型旅客機を開発した。

 三菱重工は燃料費が高騰する中、MRJの燃費性能をアピールし、海外での受注競争を勝ち抜きたい考え。三菱重工は1000機の受注を目指すが、採算ラインに乗せるには350機程度の受注は必要とされる。販売後の機体の維持管理体制の確立など、国産機の長いブランクを克服できるかが焦点だ。

 ▽MRJ 70~80席と86~96席の2機種。航続距離は1630~3630キロで「東京-香港」などの短・中距離での運航を想定。新型エンジンと機体の軽量化で、他社の小型機に比べて燃費は約3割改善。価格は1機30億~40億円程度。生産拠点は小牧南工場(愛知県)を予定。

全日空 三菱重工の国産ジェット機、25機の購入決める

全日本空輸(ANA)は27日、三菱重工業が開発している国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を購入すると発表した。10機の予約発注権を含む計25機を調達する。これを受け、三菱重工は28日にも事業化を正式決定する見込みで、プロペラ機「YS11」以来、約40年ぶりの国産旅客機事業が始動する。 

 MRJの発注を表明したのはANAが初めて。86~96人乗りの「MRJ90」を2013年から順次導入し、主に地方都市同士を結ぶ路線に就航させる。

 ANAは1月に新機種選定委員会を設置。ブラジルのエンブラエル機を比較対象に、座席数90~100の小型機導入を検討してきた。その結果、MRJが燃費効率に優れ、低騒音や二酸化炭素の排出量も少ないと評価。三菱重工から長期間、部品の供給が受けられるなど、維持管理面も他機に勝ると判断した。

 現在、24機を保有している米ボーイングの「B737-500」より燃費効率は約40%改善し、15機を運用した場合で比較すると年約50億円の経費削減が見込めるという。

 MRJの実機完成はこれからで、新機種選定委メンバーの岡田晃執行役員は「実績がないのは事実だが、三菱重工を信頼している。選定は公明正大に行った」と述べた。日本航空(JAL)は検討対象としつつも、購入判断を留保している。

羽田―新千歳に6月導入へ=ファーストクラス、3路線目―日航

日本航空 <9205> は27日、羽田発着線に導入を進める国内線ファーストクラスについて、新千歳線に6月1日に導入すると発表した。伊丹、福岡線に次ぐ3路線目。7月の洞爺湖サミット開催を記念してつくられた日本酒「彩花洞爺」の最上級の純米大吟醸を機内サービスで提供する。 

全日空 米ボーイング787納入遅れ、賠償請求へ

全日本空輸(ANA)の山元峯生社長は毎日新聞のインタビューに応じ、納入が遅れている米ボーイングの新型中型機787について、損害賠償請求する方針を明らかにした。日本航空(JAL)など世界の航空会社にも同様の動きが広がる可能性がある。一方、三菱重工が事業化を目指す国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」については期待を寄せつつも検討中とし、近く最終判断する意向を示した。

 燃油高が続く中、燃費性能の優れた787の納入が遅れたことについて、山元社長は「08年中はもう入ってこないと思った方がいい。頭が痛い」と述べた。ANAは08~11年度の中期経営計画で機材調達の変更を余儀なくされた。米ボーイングに対する損害賠償請求は「当然、その話になる。燃費効率で収益に貢献するとはじいていたのだから」と述べ、納期が決まれば具体的な手続きをとる考えを示した。

 ◇MRJ導入は近く最終判断

 MRJについては「日本の需要より、世界市場で売れる飛行機を作ってほしい。10年たって部品がなくなるというのでは困る」とくぎを刺した。購入判断には、部品供給などの条件の見極めが重要との認識を示した。社内の機種選定委員会から近く答申を受け、最終判断する。

 また、10年10月に供用開始が予定される羽田空港の国際線の発着枠について「(国土交通省が予定する)3万回といわず6万回に増やしてほしい」と注文をつけた。羽田を拠点に近距離の国際線を拡充すべきだと主張している

成田の発着回数 上限は年30万回

〈千葉〉成田空港周辺の9市町で構成する「成田国際空港都市づくり推進会議」(会長、小泉一成・成田市長)は25日、成田市内のホテルで3回目の会合を開き、成田国際空港会社(NAA)が初めて条件付きながら可能な発着回数の容量拡大を説明。現在の最大で年20万回から年30万回まで増やせるとの見方を示した。

米GE、ボーイングから737型機を40─50機購入で交渉=通信社

米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は、米ボーイング<BA.N>から737型機を40─50機購入することについて交渉している。ブルームバーグが24日、関係筋の話として伝えた。
 737─800型機のリストプライス(公式価格)は7050万ドルで、これに基づくと購入総額は最大35億3000万ドルとなるという。


JAL、成田空港の「エコノミークラス・チェックインカウンター」をリニューアル

日本航空(JAL)は2008年4月2日から、成田国際空港第2ターミナル3階の「エコノミークラス・チェックインカウンター」をリニューアルする。昨年12月の「ファーストクラスカウンター」「エグゼクティブクラスカウンター」「JGCカウンター」「サポートカウンター」に続く改修で、エコノミークラス利用者の利便性向上を図る。

 カウンターには新型の自動チェックイン機36台を設置。チェックインを済ませてから手荷物を預ける。手荷物がない利用者専用の「エクスプレスカウンター」も南出発口近くにオープン。プレミアムエコノミー専用カウンターもOゾーンに用意した。

 4月22日からは全カウンターで、手荷物内部を搬送中にX線検査する「インライン・スクリーニング・システム」を導入。搭乗手続き前の手荷物検査が不要になる。今夏にはエコノミークラスカウンターを拡大し、Webチェックイン済みの利用者専用の「e-styleエリア」も展開する予定

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