はんなりする話

京都の義肢装具会社〝㈱大井製作所”のスタッフの日常や装具の話など。
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靴の修理

2021-09-24 17:00:00 | メディフット


こんにちは、靴担当のK.Tです。

今回は先日行なった靴の修理のご紹介です。

踵内革が剥がれていた為、新たに上から革を貼り










つま先部分の革の割れを補強しました








またソールも加水分解で劣化していた為、全て取り外し新たに装着しました












大井製作所では、様々な靴の修理を行なっております。
割れてしまって履くのを諦めた靴も、もしかしたら修理出来るものかもしれません!!

気になる方は一度ご連絡下さい!!

『アクセシブルデザイン』ってなあに?

2021-09-17 17:00:00 | エイジフリー

みなさんこんにちは!

 

大井製作所の介護部門、福祉用具の

パナソニックエイジフリーショップ京都のアシスタント STです

 

毎年4月に大阪で開催される福祉用具の展示会『バリアフリー展』、

コロナ禍で、昨年と今年は参加を見送りました

 

が!オンラインで展示・セミナーを受けることが出来ました

便利な時代です

 

特に面白かったセミナーをご紹介します

 

みなさんにクイズです

 

シャンプーボトル・・・側面についている凸凹はなに?

お風呂のイラスト「シャンプー・リンス」

 

エレベーターの正面に鏡がついているのはなぜ?

 

透明なエレーベータ―が増えているのはなんで?

地下通路の透明エレベーター 無料写真

 

 

 

はーい!全部知ってるよ!電動車いすに乗る人のイラスト(男性)

あれは、便利に使ってもらうためのデザインだよ!

 

シャンプーの凸凹は、目で確認できない人が確認できるようについているよ!

 

エレベーターの正面の鏡は、化粧の為・・・ではなく、

 車いすの方が降りる際に後方確認が出来るように。

 ・・・鏡の前で邪魔をしないようにしなくちゃ

 

透明のエレベーターはオシャレ・・・じゃなくて、

聴覚で非常事態を確認出来ない方が、外に助けを求められるように。

外からも困っているのが見えるね!

 

な、なるほど・・・

 

人が出来ない事を、物のデザインが人に合せてくれる。

課題のある方に便利さを与えるデザイン、これが『アクセシブルデザイン』というのだそうです

 

日本は、世界でもこれを先導していて、今後も発展していくとされています

 

日用品にも、福祉用具にも、アクセシブルデザインはたくさん使われているので、

 

ぜひ皆さんも「なんのためにこうなってるのかな?」と探してみてくださいね

 

まず知っているだけで、配慮できる。優しい社会を作っていける!

 

そんな素敵なセミナーでした

 

今後も面白いデザイン、商品、発見をご紹介しますね~

 

ではまた~

 

 


採型練習

2021-09-10 17:29:23 | **活動日誌**

こんにちは!営業のMです◎

 

装具を製作するのは既製品も取り扱いますが、

オーダーメイドで患者さんに合った装具を製作していきます!!

 

そのためには採寸・採型がとても重要になってきます◎

(採型とは石膏を含んでいる包帯を身体に巻き付けて患者さんの身体の型を取ることです

 

なので営業は定期的に採型練習を行ったり、難しい症例では先輩に指導して頂きながら

採型スキルを磨いていきます

 

練習をして流れやコツをつかんで採型するのと、なにもしないのとでは仕上がりが全く違います

なので日々の練習がとても大切です!

 

 

つい最近は下腿義足のモデルを使用して採型練習を行いました!

教科書には載っていない注意点をたくさん教えていただきとても貴重な時間でした。

 

これからも成長していきより良い装具を使用して頂けるよう努力していきます