ナイロビの涼しい緑潤う地平線

ナイロビでの日常生活をご紹介します。貧困や野生動物や飢餓や恐ろしい病気・・・ばかりがアフリカではありません。

都心のお堀で金魚釣り

2006年11月02日 | 一時帰国中
突然どうしたことか、昨日から息子が「お父さん!魚釣りに行こうよ!」と言い出した。

もともと魚が大好きな彼だけれども、今まで魚釣りなんてしたことないし、何故だろう?と合点のいかぬ表情をしていると、妻が種明かしをしてくれた。

10月31日に三鷹へお出掛けした際に、中央線の黄色い電車に乗って市谷駅そばにあるお堀の釣り堀を見かけたうえに、昨日、何かのテレビ番組で子供とそのお父さんが釣りに出掛けるというシーンを見たんだそうな。

ちょっと困ったなぁ・・・

子供の頃の記憶を紐解いても、ほとんど釣りなんてやったことのない、かなり頼りない"お父さん"だが、息子からこの手の"父親系"のリクエストを受けて、拒否するわけにもいくまい。

軽く意気込んでいざ市ケ谷へ。

いつもは駅のホームから見下ろしている鯉の釣り堀。平日の午前中でも結構お客さん入ってます。でもいきなりベテラン揃い(のように見える)のオジサン達の中に割って入って、子供連れでキャーキャー騒ぐのは気が引けるなぁ・・・と躊躇していると、入り口すぐのところ(駅ホームからは見難いので知らない人が多いのでは?)にミニフィッシングコーナーという子供向け金魚釣りが出来る場所がある。

料金も30分400円だし、釣った金魚は2匹までお持ち帰り出来る(袋と酸素代が別途100円)のが、子供向けでGoodじゃないですか。他にお客さんもいないから、少々子供が騒いでも暴れても、他のお客さんに迷惑もかからないし。

釣果は5匹。最初の10分間くらい、全く釣れなくてかなり焦った"お父さん"でしたが、後半、何とかコツを掴んで最低ノルマの2匹をクリアしてホッと一安心。これで金魚を持ち帰れます。

あっという間に残り5分「いいかぁ~、この黄色い"浮き"の動きを良~く見て、ピンピン沈んだところで竿を引っ張るんだよ・・・」などと釣りざおを息子に任せたりして、もうすっかりご機嫌です。

ランチタイム、ザンビアでの理数科教師仲間に逢いに、彼らのオフィスに出掛ける。相変わらず頻繁な海外出張のため年の半分は海外暮らしと多忙なご様子。ご家族も大変ですよね。

お互いの仕事の性格からして、仲間であり、ライバルでもあるという、微妙な関係だけれども、"ザンビアで同じ釜の飯を食った"というだけで、気楽に話せるのが嬉しい。

さぁ、明日から群馬へ行って最後の大仕事(?)。一時帰国ももうすぐ終わり。そろそろ荷造りを始めましょうか。