『硫黄島からの手紙』

元旦の映画の日に観に行きました。

とても辛い映画でした。
感想を表現する言葉がなかなか浮かんでこなくて…。

二部作の 『 父親たちの星条旗 』 は観に行けなかったんですが
ぜひ単館かＤＶＤ等で観たいなぁ～っと思っています。

印象的なシーンはたくさんありました。
が、私個人的には…

　・千人針をお腹に巻くシーン
　　　　千人針で身を守れるはずがない事はみんな知っている。
　　　　でも、そう信じたい・信じるしかない想いで
　　　　一針一針頭を下げて集めてまわる姿が頭に浮かんできた。
　　　　そしてそれを大事そうにお腹に巻きつける姿…。
　　　　涙が溢れてしまいました。

　・西郷のシーン
　　　　シャベルを振り回す西郷…
　　　　どうにもやり場のない思いが爆発したかのようで
　　　　胸が強く締めつけられました。

もちろん、他にも沢山印象的なシーンがあります。

死に行くしかない事を知りつつ
その死になんとか意義を見出し
あの洞窟で１ヶ月以上におよぶ戦闘はどれほど悲惨だっただろう…
今の時代に生きる私には到底想像できないと感じました。

後日、想い返しても涙が出てくる映画です。