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Funny How MUSIC Is...

洋楽と一緒のこの暮らし。Cardigansのことなら何でも聞いて!Queenも好き。Feelingも温かく見守ります!

Closing Time

2006-03-08 15:39:25 | The Cardigans
Cardigansのアルバム「Life」から、「Closing Time」に注目!

「Carnival」が気になって「Life」を聴いた人達にはちゃんと聴いてもらいたい、この曲。

It's closing time, and a well-known fact is that life is very short.
It's closing time says the band and it seems that life is very short

の合唱が続きつい次の曲へ行きたくなりますが、そこを越えるべし!

次を歌うはギターのピーター!

The baker in town was fat as a cow
At the end of the day he ate all remains
The baker in town was murdered one day
An order was left of 200 pies
We've all got some vice
After closing time

町のパン屋は牛のように太っていた。1日の終わりに残り物を全部平らげていたから。
ある日パン屋が殺された。残されたのは200のパイ。みんな少しずつ食べた。
閉店後の出来事。

So this is it!
The carnival is now heading for a new town
We hope you enjoyed the show
The party at gordon's developped into a chaos
But the report says no one was hurt
And we've also heard that charley actually did solve the case
The gruesome killing of the bakerman
Finally, the clown left the circus to become a plumber
He says : "suits me just fine, and life is very fine
And this is closing time"

カーニヴァルは他の町へ向かいました。楽しんで頂けたら幸いです。
ゴードンのパーティは大混乱。しかし怪我人はいなかった模様。
そしてチャーリーが恐ろしいパン屋殺人事件を解決したとのことです。
最後に、サーカスの道化師は配管工に転職することになり、こう言いました。
“僕に向いてるし、人生はとても良い感じだし、そしてこれがクロージング・タイム!”

アルバムのナイスな登場人物が再登場!カーニヴァルか移動遊園地かミュージカルか、終わりの挨拶のよう。

そしてまたサビ(?)の大合唱の後、音を大きくするとスタジオでガタガタ物を動かしたりする音や、B面曲のイントロがチラホラ聞こえまして、まだまだ我慢していると最後に、

Life - greatest of all
Life - strongest of all
But at the same time
Most delicate time
Could well end in a moment

とニーナが歌います。

このアルバム世界の完成度と、洒落た演出にもお楽しみがあります。
The Cardigans - Life

1 Carnival
2 Gordon's Gardenparty
3 Daddy's Car
4 Pikebubbles
5 Tomorrow
6 Beautifl One
7 Travelling With Charley
8 Fine
9 Sunday Circus Song
10 Hey! Get Out of My Way
11 Closing Time

Cardigans - Life

2006-03-08 10:28:16 | The Cardigans
Caridgansのアルバム「Life」をじっくり聴き直してレビュー!

彼等は腕前はまだまだ未熟と言う感じでしたが、可愛さとその裏に潜む悪戯心や60'sをフィーチャーした世界、そしてスウェーデン音楽の軽さと爽やかさが一世を風靡した所以。

ファゴットやフルートも華を添える個性的な曲で一杯で、表情がコロコロ変わる映画の主人公のよう。全体で織り成すユーモラスな世界はコンクリートに囲まれた現実から引き離してくれます。

ジャズやアコースティックサウンドと一緒に幸せと夢を盛り込んで、みんな音楽を楽しんでます!という様子、それが悲しくも若さと勢いのあるこのアルバムでしか味わえない輝きです。

曲はピーター、詞はマグナス。プロデューサーはトーレの黄金コンビ!
マグナスの詞は文章ではない「詩」たる散文の仕方、世界の構想…素晴らしい!
トーレによって60'sの世界を描こう!ということになり、マグナス達はバカラックなんかをよく聴いたそう。だからってどうしてこんなに上手に出来たの?

まず、(1)はいわずと知れたキャッチーで小気味良い曲。ビデオのニコニコした5人が最高!
(2)~(4)は本当にメルヘンワールド。ジャズの要素を含んだサウンドにほろ酔いです。(3)は今頃から初夏に聴いて頂きたい!
(5)はマーチ仕立ての明るい曲。甲子園の入場にどう?幸せソング(8)と共に、友達の結婚式に歌うならコレだ!
一転(6)は柔らかい日差しの中でのまどろみ。無精髭でも可愛い、大人なんだけど少年みたいな“美しい人”を連想して下さい。
(7)は50'sを意識した感じで、(9)は正直ちょっと遊びすぎて意味がなくなってしまった感アリ。(10)はニーナ作の詞に通じるけれど、もっとポップで面白いです。

そして、日本版のボーナスを除くと最後の「Closing Time」、これがアルバムのシメにふさわしい冗談っぽさ。同じフレーズが山程続いて聴いてられないかも知れないのですが、そこを越えるとお楽しみ☆
確かライナーに歌詞が載ってないんですよね。
と言うわけで、これは歌詞も含め長く書きたいので次回~!


The Cardigans - Life
1 Carnival
2 Gordon's Gardenparty
3 Daddy's Car
4 Pikebubbles
5 Tomorrow
6 Beautifl One
7 Travelling With Charley
8 Fine
9 Sunday Circus Song
10 Hey! Get Out of My Way
11 Closing Time