Sliding Cafeマスターのブログ

共同運動の防止

顔面麻痺の回復が進むにつれてトロンボーン演奏時に顕れる左目周辺の違和感と左目が小さく萎縮する症状ですが、おそらく軽度の病的共同運動のように思います。顔面神経が再生する際に神経が間違って再生されてしまうのですね。顔面麻痺を発症した人の多くが回復期にこの病的共同運動に悩まされるようです。重度の場合は食事の時に口を動かすと目も一緒に閉じてしまったり、逆に目を閉じようとするのに口が動いてしまったりと、自分の意思とは関係ない部分が動いてしまう症状が出てしまうようです。

僕の場合は、そういう重度の症状はありませんが、トロンボーンを吹く時には口周りの筋肉、神経を使うため、それに左目周辺の神経も反応してしまいます。おそらく神経が混線しているのでしょう。この症状を改善するためにトロンボーンを吹く時は意識的にキッと目を見開いて、左目が小さく萎縮しようとする動きに抵抗するようにしています。それでも左目の違和感は凄いし、萎縮しようとする神経の力も強く、どうしても左目が小さくなってしまうのですが、神経の力に負けないように目を見開く訓練を続けていくうちに少しずつ左目の違和感も少なくなってきました。

左目周辺の神経混線はかなり手強く、あと半年~1年は左目の病的共同運動との戦いとなりそうです。

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コメント一覧

マスター
oyajiさん

いつもコメントいただきありがとうございます。

他人からの見た目的には完治したように見えても、当人はまだ顔面の違和感がありますし、これからは病的共同運動との付き合いが長くなるんですねぇ。最悪の場合、後遺症として残り、この先ずっと病的共同運動が治らない事例も非常に多いようです。

顔面麻痺という病気は、命にかかわるような大病ではありませんが、地味に長期間苦労する病なんですねぇ。
oyaji
発症から7ヶ月と伺います。
比較的回復が早そうで、最近のご活動復帰に注目しておりましたが、完治までにはいろいろあるのですね。
ストレスは他人に量りかねますが、辛抱強く完治に向かっていただきたいと一トロンボーン愛好家として願っています。
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