引き続き次回シングル曲の制作中。次回はオリジナル作品ですが、アレンジの方向性がなかなか決まらず試行錯誤の連続です。
エレピが非常に重要な楽曲なので、エレピ音色選びに大変苦労してます。最初はSpectrasonicsのKeyscapeを使うつもりでしたが、エレピ単体ではいい感じなのにドラムとベースとの相性が悪く却下。そこで昔から使い慣れているUVI Workstationのライブラリーからチョイス。リズムセクションとしての一体感が生まれバッチリです!またDigital Performer(DP11)のMOTU社のソフト音源は初期の頃からUVIエンジンを採用していたので、その音色に耳馴染みがあり、DP11との相性も良く非常に扱いやすい音源です。
UVIはSpectrasonicsのような派手さやインパクトは薄いのですが、オケに馴染みやすいので重宝します。対してSpectrasonicsは単体で聴く分には強烈なインパクトと派手目の音色なので楽曲制作中のテンションは上がりますが、いざオケに混ぜてみると音色の主張が強過ぎて馴染ませるのが難しいですねー。良くも悪くもSpectrasonics社の色に染まってしまう感じ。
Spectrasonics音源は全シリーズ(ドラム、ベース、ピアノ、シンセ)に共通して個性が強い音色が多いので、メイン音色として使うのではなく、音色補強的にサブもしくは隠し味的に使った方が上手くサウンドがまとまります。
【UVI】
【Spectrasonics】
10月28日リリースシングル「Caravan」絶賛配信中!
『 Caravan 』
<収録曲>
1. Caravan
2. Caravan (SCJP Remix)
(作曲:Duke Ellington & Juan Tizol)
<リリース日>
2022年10月28日
Spotify、Apple Music、他主要音楽配信サービスにて配信。
<トラック説明>
1935年、デューク・エリントンとエリントン楽団のプエルトリコ人バルブ・トロンボーン奏者ファン・ティゾールが作曲したアフロ・キューバン・ジャズの代表曲のひとつである。非西洋の音階を取り入れたメロディーが無国籍風の独特の雰囲気を醸し出しており、ジャズ・ミュージシャンはもちろん、ジャズ以外のミュージシャンにもカバーされ、現在もなお根強い人気を誇る楽曲である。今回はシンプルなトロンボーン2本のみのデュエット・アレンジで録音し、更にそのデュエット・アレンジをベースに中東~中央アジアを連想させる打楽器アンサンブルを加えたリミックス・バージョンも制作してみた。