人と会話する時には表情を作ろうとする意識が働くためか、顔面の違和感、アンバランス感が安静時よりも強く出てしまいますが、1日の大半の時間は顔面の違和感をそれほど感じることなく、調子は良いです。人に会っても顔面麻痺であるということは全く気付かれないようですし、日常生活における不都合もほとんど無くなったので、あとはトロンボーンを吹くための左顔面機能を取り戻すことだけです。
これまで毎日の地道な基礎練習の積み重ねによって演奏技術を磨いてきた訳ですが、今回ばかりはそのような「努力」というのは全く通用しません。
それはどういう意味かというと・・・
スポーツにおいても楽器の習得においても技術向上のためには反復練習というのが絶対に欠かせません。同じ動作を繰り返し繰り返し反復練習することによって筋肉にその動作を記憶させることができます。筋肉に正しい動作(=正しい奏法)を記憶させることができれば、あとは何も考えなくても身体(筋肉)が勝手に正しい奏法で演奏してくれるような感覚になります。左顔面機能が完全でない今は、筋肉を動かす指令を伝達するための神経回路が障害を受けている訳ですから、反復練習自体成立し得ません。神経が完全に再生されるまでは、努力をしようにも努力のパートナー(顔面筋肉)との連絡が取れない(神経障害を受けている)状況ですので、パートナーと蜜な連絡が取れるようになる(顔面神経が再生される)までは、ただひたすら待つのみです。
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