iPhoneでカラオケを聴きながらトロンボーンの練習をする時にはオーディオテクニカ社製の耳掛け式イヤホンATH-EQ300Mを使っていて、軽くて音も良いので気に入っているのですが、トロンボーンの場合、楽器のグースネック部が首に当たるため、楽器とイヤホンのケーブルが干渉してイヤホンが楽器側に引っ張り込まれたり、イヤホンが外れてしまうこともあり、この煩わしさだけが難点。トロンボーンならではの問題ですね。そこで、ワイヤレス(Bluetooth)の耳掛け式イヤホンを買ってみました。「Dylan Bluetooth イヤホン CVC 6.0」という製品です。Amazonで3,000円前後で売ってますが、値段の割には音質はかなり良いと思います。耳に挿入するインナーイヤー型イヤホンに比べると音の解像度や低音の量感は低くなりますが、オープン型ならではの圧迫感の無い自然な音の広がりがあり聴きやすいです。装着感も良く、やはりケーブルの煩わしさが無いのはとても快適です。イヤホン側で再生、停止、曲頭出しなどの操作ができるのは便利です。マイクも内臓しているので電話の通話もできます。これで3,000円程度とは驚き。
ちなみに、オーディオテクニカの時にもオープン型の耳掛け式イヤホンを使っていた理由ですが、インナーイヤー型イヤホンだと音楽だけを聴く分には良いのですが、カラオケ音源を聴きながらトロンボーンを練習する場合、イヤホンで耳の穴がふさがれているため(音が骨伝導で伝わるため)自分の演奏している音が変な音に聞こえてしまうためです。その点、オープン型イヤホンは耳の穴は完全にはふさがれないので、カラオケ音源を聴きながらでも自分のトロンボーンの音も自然な音で聴くことができます。
他のBluetooth イヤホンを試したことが無いので、なんとも言えませんが、値段もお手ごろですし、楽器練習用として使う分にはとても良いイヤホンだと思います。
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