Sliding Cafeマスターのブログ

ブラス修正

昨日録音したゲーム音楽のブラスセクションに制作会社から修正の指示が来たため、今日はその修正録音。トランペット奏者をもう一度呼ぶための予算は無いので、今日は僕がトランペットを吹いて修正録音しました。大幅な修正ではなく、ちょっとした音符の長さの違いやニュアンス、音のパワー感などの直しです。ハイCとかの高い音は出せないので、低い音域の部分だけ修正録音しました。低い音域なら本職のトランペット奏者よりもはるかに太い音が出せるので、トランペットの下パートは最初から僕が吹いた方が良かったのかも、と吹きながら思いました。結果的に下パートが太い音になったので、トランペットセクションのパワー感が増しました。トランペット修正録音の後トロンボーンにも少し直しの指示があったため、トロンボーンも修正録音。毎度のことながら、ゲーム音楽制作では非常に細かな部分までチェックされる事が多く、一般的な音楽制作とはまった違った厳しさがあり、忍耐力と絶対にあきらめない心が必要です。

最近レッスンやブラス一人多重録音で頻繁にトランペットを吹いているので、だんだんとトランペットが上手くなって来た実感があると同時に、トロンボーンとトランペット持ち替え時の違和感も無くなり、スムーズに持ち替えが出来るようになりました。あとトランペット演奏における最大の課題はハイトーンの克服に尽きますね。当面の目標はハイC。今使っているマウスピースはトロンボーンとの持ち替えをスムーズに行うために一番大きいサイズの1Cなので、ハイトーン用にもっと小さくて浅いマウスピースにしてみようかと思います。

小学生の時、鼓笛隊で2年間トランペットを吹いていた経験が今仕事で本当に役立っていますよ。小学時代のトランペット経験が無ければ、トロンボーン以外にトランペゥト他金管楽器を吹こうという発想自体出来なかったと思います。

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