2012年12月21日の投稿でカスタマイズは完結したことになったのですが、あれから1年半経ち、また吹奏感や音色を少し変えたくなり、セッティングを変更しました。
今回のカスタマイズでは、今までずっと装着することを嫌っていたバランサーを付けてみました。ただし697Zオリジナルバランサーではなく、太管テナーバス882O用のコンパクトバランサーです。697Zオリジナルバランサーよりも音色が良いように思います。実は数年前にもこのバランサーを付けてみたことがあるのですが、その時は抵抗感が強くなってあまり好みではありませんでした。今回再び882Oバランサーを付けてみると、確かに抵抗感は増すのですが、以前感じた強い抵抗感はあまり気になりませんでした。最近また自分の音色や吹奏感の好みが変わってきた影響もあるのかもしれませんね。
バランサーを付けて抵抗感が強くなったので、主管に貼っていたSwing Chip Silverは外しました。697Zオリジナルバランサーではないものの、だんだんとノーマルなセッティングに戻ってきましたね。バランサーを付けた方が音が前に飛んでいく感覚があり、大きな音を吹くのにも体力を消耗せず楽です。非常に微妙な感覚ですが、このバランサーのネジの締め具合によって抵抗感が変わってくるんですよね。抵抗感が変わるとその抵抗感に合わせて自分の吹き方も変わるので、結果的に音色も変わります。今のところ、完全にネジを締めた状態よりも半回し~1回し半程度緩めた状態がベストの抵抗感です。この「半回し~1回し半程度緩めた状態」というのが、なかなか難しくて、その日の自分の調子によって半回しの緩めの方が良い時のあれば、1回し半の緩めの方が良い時もあり、悩みどころです。常にドライバーを携帯しておいた方が良さそうですね。
またいろいろとセッティングを試してみるかもしれませんが、しばらくは882Oバランサー装着で様子を見てみます。
