ほんとに急な話ですけどね…自分でもびっくりしています。
一昨日付で退職し、昨日の朝退職手続きをやってきました。
まだ実感がわきません。地に足が着いてない感じ。
事実上、「即日解雇」だったんですけど。
ホントありえないような話です。
このタイトルの記事を書く前に、「退職届出しました」っていう
記事を書く予定だったんですけど、そんな暇がありませんでした。
退職届を上司に提出したのは11月30日(もちろん書面上の日付も11月30日)。
何度も考えて、ようやく決心が固まったタイミングがその日でした。
11月の3連休で札幌に行く機会があったので、家族とも相談しました。
今年度辞めることに否定的だった旦那も同意してくれました。
9月以降私が担当していた重要な業務は、11月半ばにすべて上司に引き継がれ、
新しい案件の話もまだ来ていなかったので、会社にとってもいいタイミング
だと思いました。
上司には10月に「一度退職の話は保留にしてほしい」と話していたのですが、
12月末で辞めたい旨相談したら、あっさり受け入れてくれたので、
その場で退職届を渡しました。
むしろ、上司も近々辞めたいと言っていたくらい。
その直後、社員旅行がありました。台湾です。
私は既に参加申込済だったので、退職届を出しておきながら
参加するような状態になっていました。
(まだ在籍しているのだからドタキャンするよりいいと思ったのですが、
後で上司がものすごく責められたみたいです…
タイミング的に上司には非常に申し訳なかったです。)
社長が旅行から帰った12月8日、上司から社長へ退職届が渡されました。
(ただし、その時までに既に社長は私の辞意を知っていました。)
その日のお昼頃、上司に呼ばれてとんでもない話を聞かされました。
「本日付で退職してほしい」と言われたのです!
上司の話(というか、社長の話)の趣旨はざっくり言うとこんな感じでした↓
・私(pigeon)は現在、担当業務を持っていない(上司や同僚のサポートのみ)
ので、明日以降出勤する必要性がない
・私は待機社員扱いなので、居る期間が長くなるほど部の損失が大きくなる
・過去に退職の意思がある者を社内に居させてトラブルが起きた
→したがって、退職日を明日以降にする明確な業務上の理由がない限り、
本日付で辞めてもらう
…ですと。「今日で辞めろ」なんて言われてハイと言えますか??
会社が退職日を自由に前倒しにできる権利なんてありません。
こんなの解雇と一緒だろ?と思ったけれど、早く後腐れなく辞めたいのも
事実だったので、改めて上司と話し、「明日から11月11日までを自宅待機
扱いとし、退職日を12月14日(退職届を出したちょうど2週間後)とする」
という所に落ち着きました。
自宅待機にしたのは、技術部が人余りで自宅待機を始めたところだったので、
私もその形にしてもらえば少しは人件費が浮くと考えました(給料が減るため)。
14日退職にしたのは、就業規則に「退職届は退職日の2週間前に提出」と
書いていたので、それに則る形で退職届を出し直すのであれば納得できると
思ったのです。
ところが、その話を上司が社長に持っていったところ、
「自宅待機の措置はあくまで就業を継続する意思がある者のためであって、
退職予定者には適用できない。
就業規則は現在改訂中で存在しないので、就業規則に則った処理もできない。
12月末で辞めるという退職届は受理できない。本日付で辞めろ」
との返事でした。
しかも、それを聞かされたのは既に就業時間を過ぎてからのことでした。
本当にめちゃくちゃです。就業規則がないなんてありえないし。
私が参照した就業規則は「古いものだから無効」なんだそうです。
誰でも参照できる全社サーバーの中にその日まで置いてあった文書なのに!
(ちなみに、うちの会社では少なくとも3ヶ月位前から就業規則が「改訂中」
になっていて、社員に見せてくれない状態でした)
というか、そもそも退職「届」なのに受理しないのは違法だし。
誰もいない社長室に呼び出され、上司と管理部の責任者にじっと見つめられて
説得を受けました。
一応、「解雇と同じではないか」と言ってみましたが、
「解雇通知は出さない。解雇なんかしたら再就職できなくなる。
あなたを思って自己都合退職にしているんだ」との返事でした。
脅しの常套句だと思いましたが、下手に解雇にしてくれと頼んだら
懲戒解雇なんかにされかねないので、諦めて引っ込むことにしました。
残念ながら私は「退職日を明日以降にする明確な業務上の理由」を
出せませんでした。
ただ、「今日は印鑑を持っていないので、正式な手続きは明日にしてほしい」
と言うことしかできませんでした。
その場で離職票と新しい退職届を書き、ひとまず拇印を押すよう
言われました。書き終わるまで返さないぞという雰囲気でした。
「退職届の提出日は、本日からさかのぼって1ヶ月前にするように」と
聞いたときは仰天しました。
だってそれ、捏造でしょ?
過去の社員が即日退社できていた理由がようやくわかりました。
書類上の根拠はこうしてすべて捏造していたんです。
残念ながら、退職届はただの白紙なので、日付を偽っても第三者には
わかりません…
頭がクラクラしながらも、「明日の正式な手続きまでにもう一度考えよう」
と思い、退職届を書きました。
途中で使っていたペンのインクが切れそうになり、字がかすれました。
まるで私の書きたくない気持ちを代弁しているよう…
途中、社長が入ってきてそ知らぬ顔で「何話してんの?」と話しかけて
きました。すべて知っているくせに卑怯な奴です。
間もなく、私たちを置いて帰っていきました。
書類を書いた後、一切の私物を片付け、近くのスタバで上司を待ちました。
夕食の約束をしていたからです。
上司はこの退職手続きを理不尽で不本意だと言っていたし、それは本心だと
思います。
おそらく、私以上に腹を立てていると思います。今も。
上司を待っている間、早速旦那に電話して相談しました。
旦那は研究の関係でいつもコミュニティユニオンに出入りしているから、
労働争議にも詳しいんです。
旦那の話をかいつまんで言うとこうでした。
「争えば絶対に勝てる。ただしそれにはすごく手間もかかるし、
嫌な思いもするかもしれないし、ユニオンに相談したら組合費も
今後毎月払わなくてはいけない。
それに値することだと思うなら徹底的に戦えばいい。」
私は、旦那の話が全部終わる前に結論を出していました。
すぐに退職して縁を切った方がいい、と。
たとえ予定通り12月末まで在籍することが可能になったとしても、
せいぜい15万程度しか戻ってきません。
貴重な時間をたくさん割いて、ストレスを抱えながら嫌な相手と戦って、
場合によっては活動費用を負担して…ということを考えると、
15万なんて、「はした金」としか思えなかったのです。
(多分会社側では、そういう心理も計算済なのでしょう)
それに相手は、とんでもなく横暴な会社です。
過去の退職者にまともに給料を払わなかったこともあるし、
事実無根のいいがかりをつけて訴訟を起こしたこともあります。
最終的には勝てるにしても、交渉が難航、長期化する可能性は高いです。
それで私は、翌日からの自由を取りました。
ものすごく悔しかったです。
結果的に、会社の思う壺になっているのですから。
一瞬、玄関前で派手に抗議運動をして会社潰してやろうかと思ったほどです。
(同期とか、慕っていた人たちが残っていなかったら、そちらの道を選んだ
かもしれません)
翌日の正式な退職手続きの時のことです。
私は既に決心がついていたので、晴れやかな気持ちで会社に行きました。
退職手続きは朝の時間帯に指定されていました。
(きっと、考えたり他人に相談したりする時間的猶予を与えないためです。
いちいち卑怯!)
意外にも、きちんと金額の根拠がついた資料が揃っていました。
見たところ間違いもなさそうでした。
同期の子が計算して手続きしてくれていたので、私は信用する
ことができました。
むしろ、前日の夜に退職が決まったばかりなのに、朝一で書類が
揃っているという事実に若干ヒきました…
どんだけ慣れてるんだよって話ですよね。
12月給与の計算根拠を見ていて、最後の最後にすごいショックを受けました。
新人の頃、オラクルマスターの資格を取って貰った「資格取得祝い金」が
日割計算の合計額から差っ引かれていました…
3年間、会社は多少なりとも資格のブランド価値を利用できたはずなのに、
その評価が0円とは。
きれいなご祝儀袋に入れて、みんなの前で渡してもらった印象が強く、
会社に初めて成果を認めてもらった記念になっていたので
心情的にがっかりしました。
退職者から小金をむしり取ろうとする姿勢にもうんざりしました。
そもそも、「祝金」と名の付くものに返済義務があるとは思いませんよね…
でも、祝金制度なんかに法的根拠があるとは思えないし、退職時の扱いを
明記した社内規定もないとわかっていたので、何も言いませんでした。
私の場合、\45,000だったので「ケチな会社だな」で済みますが、
もし研修付きの数十万、数百万の資格を取っていたらどうなるのでしょう。
というか、事前に取得費用を立て替えてくれるわけでもないので、
害にしかならないような制度です。
技術者を馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたいです。
在職中の技術者は、返済のことを知らないと思います。
どうにかして伝えておきたいのですが…
余談ですが、当然のことながら退職金もなし、有給(26日分残っていた)の
買い上げもなしです。
それは以前の退職者を見てわかっていたので驚きませんでした。
(全社サーバーの中に、「3年以上勤めた者には給与1ヶ月分を
退職金として支払う」と見受けられる表が置いてありましたが、
どうせ古い物だと言って逃げられるので追及はしませんでした)
手続きを終えた後、対応してくれた管理部の人たちに笑顔で挨拶しました。
「お世話になりました。ありがとうございました」と。
本当にそんな気分でした。
自由になれるという喜びが何よりも勝っていました。
その後、同じ部署の同僚に挨拶をしました。
普段はさっぱりしていて元気な人なのに、見たこともないような
悲痛な表情をしていました。
こちらは笑顔で去ろうとしているのに、申し訳なく感じる程でした…
前に所属していた技術部への挨拶は、禁止されたので諦めました。
(後で同期にだけメールを送りました。)
去り際、エレベーター前まで上司が送ってくれました。
私はもちろん笑顔でしたが…上司は泣いていました。
気づいたら、社長と一言も言葉を交わさずに辞めていました。
挨拶さえしていません。
だって、挨拶する時間すら「物理的に」なかったんですから!
8日は退職の話の途中で帰ってしまってるし、9日は出張で
朝からいなかったし。
でもこれでいいんだと思います。
社長にとって私と関わることは時間の無駄でしかないんですから。
私は本当に不精で小心な人間ですね。今回の件でそう実感しました。
会社に楽勝できるような強力なコネを持っているのに、
それを使わずに逃げ出すことを選ぶなんて。
自分でもちょっと驚いています。
こういう会社の不正をなくすためには、徹底的に戦うのが
本来あるべき市民の姿なんだとは思いますが…
あ、でも、もし今後会社がさらに何かを要求してきたり、
インチキな書類をよこしたりしたら、話は別です。
その時こそは絶対に許しません。
裁判も辞さず、徹底的に戦います。
以上、退職の長~い顛末でした。
まじで書くの疲れた…
でも、心残りはすべて書いたので、今後は二度とくよくよ思い出したり
しないことにします。
永遠にさようなら!ノリ●マセ●ジ!
一昨日付で退職し、昨日の朝退職手続きをやってきました。
まだ実感がわきません。地に足が着いてない感じ。
事実上、「即日解雇」だったんですけど。
ホントありえないような話です。
このタイトルの記事を書く前に、「退職届出しました」っていう
記事を書く予定だったんですけど、そんな暇がありませんでした。
退職届を上司に提出したのは11月30日(もちろん書面上の日付も11月30日)。
何度も考えて、ようやく決心が固まったタイミングがその日でした。
11月の3連休で札幌に行く機会があったので、家族とも相談しました。
今年度辞めることに否定的だった旦那も同意してくれました。
9月以降私が担当していた重要な業務は、11月半ばにすべて上司に引き継がれ、
新しい案件の話もまだ来ていなかったので、会社にとってもいいタイミング
だと思いました。
上司には10月に「一度退職の話は保留にしてほしい」と話していたのですが、
12月末で辞めたい旨相談したら、あっさり受け入れてくれたので、
その場で退職届を渡しました。
むしろ、上司も近々辞めたいと言っていたくらい。
その直後、社員旅行がありました。台湾です。
私は既に参加申込済だったので、退職届を出しておきながら
参加するような状態になっていました。
(まだ在籍しているのだからドタキャンするよりいいと思ったのですが、
後で上司がものすごく責められたみたいです…
タイミング的に上司には非常に申し訳なかったです。)
社長が旅行から帰った12月8日、上司から社長へ退職届が渡されました。
(ただし、その時までに既に社長は私の辞意を知っていました。)
その日のお昼頃、上司に呼ばれてとんでもない話を聞かされました。
「本日付で退職してほしい」と言われたのです!
上司の話(というか、社長の話)の趣旨はざっくり言うとこんな感じでした↓
・私(pigeon)は現在、担当業務を持っていない(上司や同僚のサポートのみ)
ので、明日以降出勤する必要性がない
・私は待機社員扱いなので、居る期間が長くなるほど部の損失が大きくなる
・過去に退職の意思がある者を社内に居させてトラブルが起きた
→したがって、退職日を明日以降にする明確な業務上の理由がない限り、
本日付で辞めてもらう
…ですと。「今日で辞めろ」なんて言われてハイと言えますか??
会社が退職日を自由に前倒しにできる権利なんてありません。
こんなの解雇と一緒だろ?と思ったけれど、早く後腐れなく辞めたいのも
事実だったので、改めて上司と話し、「明日から11月11日までを自宅待機
扱いとし、退職日を12月14日(退職届を出したちょうど2週間後)とする」
という所に落ち着きました。
自宅待機にしたのは、技術部が人余りで自宅待機を始めたところだったので、
私もその形にしてもらえば少しは人件費が浮くと考えました(給料が減るため)。
14日退職にしたのは、就業規則に「退職届は退職日の2週間前に提出」と
書いていたので、それに則る形で退職届を出し直すのであれば納得できると
思ったのです。
ところが、その話を上司が社長に持っていったところ、
「自宅待機の措置はあくまで就業を継続する意思がある者のためであって、
退職予定者には適用できない。
就業規則は現在改訂中で存在しないので、就業規則に則った処理もできない。
12月末で辞めるという退職届は受理できない。本日付で辞めろ」
との返事でした。
しかも、それを聞かされたのは既に就業時間を過ぎてからのことでした。
本当にめちゃくちゃです。就業規則がないなんてありえないし。
私が参照した就業規則は「古いものだから無効」なんだそうです。
誰でも参照できる全社サーバーの中にその日まで置いてあった文書なのに!
(ちなみに、うちの会社では少なくとも3ヶ月位前から就業規則が「改訂中」
になっていて、社員に見せてくれない状態でした)
というか、そもそも退職「届」なのに受理しないのは違法だし。
誰もいない社長室に呼び出され、上司と管理部の責任者にじっと見つめられて
説得を受けました。
一応、「解雇と同じではないか」と言ってみましたが、
「解雇通知は出さない。解雇なんかしたら再就職できなくなる。
あなたを思って自己都合退職にしているんだ」との返事でした。
脅しの常套句だと思いましたが、下手に解雇にしてくれと頼んだら
懲戒解雇なんかにされかねないので、諦めて引っ込むことにしました。
残念ながら私は「退職日を明日以降にする明確な業務上の理由」を
出せませんでした。
ただ、「今日は印鑑を持っていないので、正式な手続きは明日にしてほしい」
と言うことしかできませんでした。
その場で離職票と新しい退職届を書き、ひとまず拇印を押すよう
言われました。書き終わるまで返さないぞという雰囲気でした。
「退職届の提出日は、本日からさかのぼって1ヶ月前にするように」と
聞いたときは仰天しました。
だってそれ、捏造でしょ?
過去の社員が即日退社できていた理由がようやくわかりました。
書類上の根拠はこうしてすべて捏造していたんです。
残念ながら、退職届はただの白紙なので、日付を偽っても第三者には
わかりません…
頭がクラクラしながらも、「明日の正式な手続きまでにもう一度考えよう」
と思い、退職届を書きました。
途中で使っていたペンのインクが切れそうになり、字がかすれました。
まるで私の書きたくない気持ちを代弁しているよう…
途中、社長が入ってきてそ知らぬ顔で「何話してんの?」と話しかけて
きました。すべて知っているくせに卑怯な奴です。
間もなく、私たちを置いて帰っていきました。
書類を書いた後、一切の私物を片付け、近くのスタバで上司を待ちました。
夕食の約束をしていたからです。
上司はこの退職手続きを理不尽で不本意だと言っていたし、それは本心だと
思います。
おそらく、私以上に腹を立てていると思います。今も。
上司を待っている間、早速旦那に電話して相談しました。
旦那は研究の関係でいつもコミュニティユニオンに出入りしているから、
労働争議にも詳しいんです。
旦那の話をかいつまんで言うとこうでした。
「争えば絶対に勝てる。ただしそれにはすごく手間もかかるし、
嫌な思いもするかもしれないし、ユニオンに相談したら組合費も
今後毎月払わなくてはいけない。
それに値することだと思うなら徹底的に戦えばいい。」
私は、旦那の話が全部終わる前に結論を出していました。
すぐに退職して縁を切った方がいい、と。
たとえ予定通り12月末まで在籍することが可能になったとしても、
せいぜい15万程度しか戻ってきません。
貴重な時間をたくさん割いて、ストレスを抱えながら嫌な相手と戦って、
場合によっては活動費用を負担して…ということを考えると、
15万なんて、「はした金」としか思えなかったのです。
(多分会社側では、そういう心理も計算済なのでしょう)
それに相手は、とんでもなく横暴な会社です。
過去の退職者にまともに給料を払わなかったこともあるし、
事実無根のいいがかりをつけて訴訟を起こしたこともあります。
最終的には勝てるにしても、交渉が難航、長期化する可能性は高いです。
それで私は、翌日からの自由を取りました。
ものすごく悔しかったです。
結果的に、会社の思う壺になっているのですから。
一瞬、玄関前で派手に抗議運動をして会社潰してやろうかと思ったほどです。
(同期とか、慕っていた人たちが残っていなかったら、そちらの道を選んだ
かもしれません)
翌日の正式な退職手続きの時のことです。
私は既に決心がついていたので、晴れやかな気持ちで会社に行きました。
退職手続きは朝の時間帯に指定されていました。
(きっと、考えたり他人に相談したりする時間的猶予を与えないためです。
いちいち卑怯!)
意外にも、きちんと金額の根拠がついた資料が揃っていました。
見たところ間違いもなさそうでした。
同期の子が計算して手続きしてくれていたので、私は信用する
ことができました。
むしろ、前日の夜に退職が決まったばかりなのに、朝一で書類が
揃っているという事実に若干ヒきました…
どんだけ慣れてるんだよって話ですよね。
12月給与の計算根拠を見ていて、最後の最後にすごいショックを受けました。
新人の頃、オラクルマスターの資格を取って貰った「資格取得祝い金」が
日割計算の合計額から差っ引かれていました…
3年間、会社は多少なりとも資格のブランド価値を利用できたはずなのに、
その評価が0円とは。
きれいなご祝儀袋に入れて、みんなの前で渡してもらった印象が強く、
会社に初めて成果を認めてもらった記念になっていたので
心情的にがっかりしました。
退職者から小金をむしり取ろうとする姿勢にもうんざりしました。
そもそも、「祝金」と名の付くものに返済義務があるとは思いませんよね…
でも、祝金制度なんかに法的根拠があるとは思えないし、退職時の扱いを
明記した社内規定もないとわかっていたので、何も言いませんでした。
私の場合、\45,000だったので「ケチな会社だな」で済みますが、
もし研修付きの数十万、数百万の資格を取っていたらどうなるのでしょう。
というか、事前に取得費用を立て替えてくれるわけでもないので、
害にしかならないような制度です。
技術者を馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたいです。
在職中の技術者は、返済のことを知らないと思います。
どうにかして伝えておきたいのですが…
余談ですが、当然のことながら退職金もなし、有給(26日分残っていた)の
買い上げもなしです。
それは以前の退職者を見てわかっていたので驚きませんでした。
(全社サーバーの中に、「3年以上勤めた者には給与1ヶ月分を
退職金として支払う」と見受けられる表が置いてありましたが、
どうせ古い物だと言って逃げられるので追及はしませんでした)
手続きを終えた後、対応してくれた管理部の人たちに笑顔で挨拶しました。
「お世話になりました。ありがとうございました」と。
本当にそんな気分でした。
自由になれるという喜びが何よりも勝っていました。
その後、同じ部署の同僚に挨拶をしました。
普段はさっぱりしていて元気な人なのに、見たこともないような
悲痛な表情をしていました。
こちらは笑顔で去ろうとしているのに、申し訳なく感じる程でした…
前に所属していた技術部への挨拶は、禁止されたので諦めました。
(後で同期にだけメールを送りました。)
去り際、エレベーター前まで上司が送ってくれました。
私はもちろん笑顔でしたが…上司は泣いていました。
気づいたら、社長と一言も言葉を交わさずに辞めていました。
挨拶さえしていません。
だって、挨拶する時間すら「物理的に」なかったんですから!
8日は退職の話の途中で帰ってしまってるし、9日は出張で
朝からいなかったし。
でもこれでいいんだと思います。
社長にとって私と関わることは時間の無駄でしかないんですから。
私は本当に不精で小心な人間ですね。今回の件でそう実感しました。
会社に楽勝できるような強力なコネを持っているのに、
それを使わずに逃げ出すことを選ぶなんて。
自分でもちょっと驚いています。
こういう会社の不正をなくすためには、徹底的に戦うのが
本来あるべき市民の姿なんだとは思いますが…
あ、でも、もし今後会社がさらに何かを要求してきたり、
インチキな書類をよこしたりしたら、話は別です。
その時こそは絶対に許しません。
裁判も辞さず、徹底的に戦います。
以上、退職の長~い顛末でした。
まじで書くの疲れた…
でも、心残りはすべて書いたので、今後は二度とくよくよ思い出したり
しないことにします。
永遠にさようなら!ノリ●マセ●ジ!
この社員旅行は、会社の互助会(福利厚生組織)主催のもので、費用も互助会負担。
互助会には、全社員が毎月\2,000~\4,000の会費を払い、会社も同額を払う。
集まった会費の中で社員の慶弔費、会社行事の費用、コミュニケーションのための活動費等をまかなう。
したがってこの旅行は、仕事の実績には直接関係のないものだが…
今回、案件が決まっていない(待機中の)技術者は旅行を辞退させられた。
そのせいか、技術部からの参加が異様に少なかった。(待機中の人に遠慮して参加しない人が多い?)
そういう、「技術部が大変な時」に退職間際の私が参加したことが問題になったようだ。
でもそもそも、待機社員を旅行に参加させないことが間違っている。
プロジェクトで忙しい時に旅行へ行けるわけがないのだから、待機中の参加を禁じられたら損をするだけだ。
技術者だって好きで待機しているわけではない。モチベーションが落ちがちな待機中にこそ旅行に行って結束を強めるべきなのに。
この会社は本当に技術者のことをわかっていない。
ちなみに旅行内容は、ありきたりなフリープラン観光旅行。観光自体は楽しかったが、仲の悪い社員同士の連絡が取れていなかったため苦労した。台北の空気は汚くてひどかった。