goo blog サービス終了のお知らせ 

Familia

兼業主夫?の日々を綴る
 あれ? 母性本能出てるかも^▽^;

かたつむり、偉大なる一歩

2007-07-04 14:07:52 | 小噺

 梅雨、この時期僕達は妙に元気だ。そしてエネルギッシュだ!

 そう、僕達に不可能は無い・・なんて気持ちになる。

 僕は、妻と共に、新たなる新天地を開拓するべく旅へ出た。

 そう、僕らは偉大なるかな、かたつむり。

 昔、人間の間で伝わるコロンブスのように、僕らは旅へ。

 のっそりのっそり。

 おお、この雨、ジメジメは、神が我々の道を示したもう。

 おお!なんということか。 とうとう私達は、水の楽園に着いた!

 ん? さらに、我々に似ているが、そうではない生命体に遭遇。

 How do you do?

 君は、ヤドカリ君というものか。 

 世界は広い。未知なる物に溢れている。

 さあ、私は、この神聖なる水に抱かれようぞ!

 うひゃ、しょっぱい。

 私は、ちょっと小さくなった。

 これは、なんとしたことか。 

 おや? やどかり君は無事でいるぞ。

 そうか、背中に背負ったあのハウスに秘密があるのかも。

 ヤドカリ君、ちょっとハウスを交換してくれたまえ。お願い

 ついでに、もう一件分。 妻のね。

 なに、ヤドカリ君、この水は、海水と言うものかい。 塩分があると。

 き、危険な水だ。

 しかし、危険を冒してこそ、偉大なる冒険家。 ハハハ。

 きっと、このヤドカリ君のハウスは、耐海水用特殊ハウスなんだ。

 人間が宇宙へ行くように、我々かたつむりもイザ海水へ、海へ!!

 のっそりのっそり。

 うひゃ、しょっぱい

 私は、また小さくなった。

 ダメだ、神はまだかたつむりの私を新天地、海へは導いてくれないようだ。

 ん? おお、なんと妻はよろこんどる

 な、なんと、やせたと!!
 
 ん~、スリムになっている。

 え、なになに。 帰って、近所の奥様に紹介してみようって

 ・・・・・・・

 よーし。 帰ろう。

 ・・・・・・これは良い商売になるかもしれんな~



   ジメジメしとしとの梅雨。
 
 この時期の妙に元気なかたつむり君は常に気持ちが前向きなのでした。                                 











。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



迷子の子猫ちゃん

2005-07-26 13:05:57 | 小噺

 ♪ 迷子の迷子の子猫ちゃん、
        あなたのお家はどこですか? ♪

 ある交番の前で、かわいい子猫ちゃんが泣いています。

 交番から犬のおまわりさんが、心配して出てきました。

 「どうしたんだい、子猫ちゃん?」

 「迷子になっちゃったぁ~、おかあさーん 
 
 「そうなの~。じゃ、おまわりさんと帰ろうね。
   で、お家はどっちの方かな?」

 「あっちー 

 「じゃ、手をつないで行こうねー」

 「この道は、どっちかな~」

 「こっちー、

 「骨でもしゃぶるかい?」

 「お魚の干物の方がいいー。」

 「子猫ちゃん、ずいぶんと歩いてきたんだねー
   なかなかお家に着かないねー。この道は、どっちのほう?」

 「うーんとね。赤いお屋根のおうちなのー。」

 「ん~。じゃ、このおうち?」

 「ちがーう」

 「じゃ、むこうのかな?」

 「ううん、ちがうよ。
    でも、電話番号は 03-998-76+9」

 「ほー、いい子だねー。ちゃんと知っているんだ~。
    じゃ、電話しよう。 
   ・・・あれ、携帯忘れたか
 「・・・財布も置いてきちゃった」
 「交番の電話使うか」
 「・・・・・・」

 「あ、あの、ねえ、子猫ちゃん、
    交番は、どっちだったか、覚えてる? 

 ♪ いぬーのー、おまわりさん、困ってしまって
         わんわんわわーん、わんわん、わわーん♪

。。  。。  。。  。。

紅白

2004-11-26 12:21:02 | 小噺

 A「紅白、しってるー?」

 B「えっ、知ってる知ってる」

 A「豪華だよねー」

 B「いつもどうりじゃん」

 A「いろんな色があるね」

 B「赤と白だけでしょ」

 A「そうじゃなくって、渋いとか
    若いとか、古いのとか」

 B「甘いのばっかりだったよ。
    え、古いのもあったの?」

 A「あんた どこで見たの
    その紅白 」

 B 「台所の戸棚の中」

 A「………」

期待

2004-11-25 12:04:03 | 小噺

 友人の送別会。 僕は、一部出席者の送迎係り。
 電車で来る人のために、駅から店まで運べばいいんだ。
 
 といっても、対象者は8名。 楽だけれど まとめてき
 てくれると手間が無くて良いのだが…、次の人が 
 一人なんだなー。 

 「平塚支店の小柳さん...女性、24歳、ど・く・し・ん」

 「なんだよ、手塚くん、独身なんて情報まで書いてるよ」

 「……っま、いいか。 ...一人で来てくれて
        よかったかも (-ω☆)キラリ  」


 「ん、この電車だね~。」

 「 ん~、あそこの人はー大根とみかん持っているから違うなー

   あそこのナイスな女性はー 欧米列強の方でちがうなー

   おっ、あそこの人は、ん~いいねー、
           だが、マラソンしてるからちがうか。」

 「あっ、あれあれ。髪が長くてスタイルいいじゃないか!
     そんじゃ、声かけるか」

 「え~っと、こんな感じかな?」

 「やっ! 」手をあげて微笑みかける。

 「二ーハォ」??????
 
  「二、二ーハォです。 いい天気ですね、ハハ」

 (ち、違うじゃないか  (_ _。)・・・シュン  )

 (あっ、あれだ、あの人だ。 微笑みながら僕の所へ
    来るじゃないか)

 (ちょっとポッチャリして、笑顔が素敵だ!
            どんなお声なのかなー。
   さらに、キョロ(゜.゜*)(*゜.゜)キョロ  胸も w(゜o゜)w オオー!)

 (第一印象が大切だ。 元気に、明るく、誠実に 手を目立つように )

 「 い、いやぁ~~ こん...」

 『 かおりぃ~ごめーん、電車一本遅れちゃった、へへ』

 『 紀子ぉ~、おごれよー ふふ』

 「………」 ( い、いかん、このままでは、おれは...)

 「い、いやぁ~~ こん や  も 星がきれいかなー 」

 (振り上げた片手は、ど、どうする(::)   )

 「ん、ん~~ん」 もう片方の手も上げて背伸びをしながら

 ( い、いったい、どこよ、お嬢さん ゜゜(´O`)°゜ウワーン )



  fin

みみず に おしっこ

2004-11-18 14:30:37 | 小噺
 

 子供ならだれでも、外でおしっこしたくなる事ありますよね。
 
 さらに、男の子は目標物があると、それに当てたくなちゃったり

 「あっ、ミミズ~」(おしっこシャワーだよー)

 ホースをミミズに向けて、“ロックオン!”  

「ミミズにおしっこかけると、おちんちん腫れちゃうんだよ!」

 He's friend said.

(そ、そんなー、いまさら、もう止まんないよ~~~)

 「ちぃ~い」  

 精一杯方向をかえて、

 じょ~~~~~~~~~~~~~~~

 「うっ」 何かに命中

 ( い、愛しの かな ちゃん... 

 おちんちんは、腫れなかったけれど、まぶた が腫れた



車の中は、カラオケルーム

2004-11-17 12:30:39 | 小噺
 僕は、自動車の中で 歌うのが好き。

 喉が痛くなると、ようやく歌い終わる。

 今日も公園のわきに停車して、昼休み。

 車内でCDはかかっている。

 「お、“ さよなら ”(オフコース)だな」

 ♪~ 愛したのはー確かにーきーみだけー
    そのままの きみだけー

    さよならー さよならー   ♪~

 「いい曲だよなー ♪さよなら~さよなら~~♪」

 「 ...ん ? 」

 「あの人、知り合いだったけ?」

 と手を振り歩く女性が秋の公園になじんでいた

 『ばいばーい、だねー』
 
 公園から子供達の声、親が頭下げている。??

 「ん?  ぐぁ~~~ 」

 すぐさま僕は、座席シートを起こし、エンジンを
 
 かけ、顔が引きつりながらも、何もなかったかの
 
 ごとく振舞い、車を発進させた。

 秋の涼しげな風が後部座席の窓からそそぎこんで来ていた