第2回 “万物の理論”の驚くべき予言
“万物の理論”の最有力候補である超弦理論はSF以上の極めて不思議な世界を予言する。まずは「多元宇宙」。ビッグバンから生まれた私たちの宇宙は実は唯一ではなく、無数に多くの“別の宇宙”が存在しうるという。また、未来や過去への時間旅行も可能だと考えられる。そしてブラックホールの中に入り込めば、別の宇宙への一足飛びの旅行も可能だという。“万物の理論”が指し示す、驚くべき世界を堪能する。
“万物の理論”の最有力候補である超弦理論はSF以上の極めて不思議な世界を予言する。まずは「多元宇宙」。ビッグバンから生まれた私たちの宇宙は実は唯一ではなく、無数に多くの“別の宇宙”が存在しうるという。また、未来や過去への時間旅行も可能だと考えられる。そしてブラックホールの中に入り込めば、別の宇宙への一足飛びの旅行も可能だという。“万物の理論”が指し示す、驚くべき世界を堪能する。
わたしたちの体、動物、空気、水など、世の中のすべてのものは「原子」でできています。
原子の構造は、真中にプラスの電気を持った「原子核」があり、そのまわりをマイナスの電気を持った「電子」が飛び回っています。
この電子が、なんらかの力を受けて移動すると「電子の流れ(電流)」が生まれて、それが電気になります。
電気は、磁石とコイル(うずまき状に巻いた金属の線)を使ってつくります。コイルとコイルの間で磁石を回すと、電子の流れができて、コイルに電流が流れます。これを“電磁誘導”といいます。
自転車のライトも同じしくみです。
タイヤの回転に合わせて磁石を回すことで、
コイルに電気が流れます。
このしくみを大規模にしたのが発電所です。
発電所では、タービンという大きな回転機を使って磁石を回します。
蒸気などの力でタービンを回して電気をつくっています。