In satellite prison

Psychotronic terror is ultimate threat...

対人電磁気兵器の諸相2

2010-08-29 18:45:34 | Weblog
次第に貧しくなる(そしてますます人数を増大させる)貧困層のリアリティーが一般市民の不満、反抗心、不和の増大、スラム街の混乱、そしておそらくさらに悪い出来事に結びつくことは確実である[31]。政府がこーいった緊張状態の根本的な原因を解決しようとするよりもむしろ次第に国内の反対意見を抑えるための永続的な処置を行うことの方が懸念される。西欧の工業国は特に様々な理由でこーいった展開をみせる傾向がある。[32]

レス・ザン・リーサル対人兵器[33]は一部の有力な筋の中で未来の国内における動乱に対する理想的な救済策だと考えられている[34]。そーいうものから来る危険。それによって西欧の民主主義は衰退し始めるかまたは従来の民主主義が大きく後退し、ますます抑圧的寡占的な状態に至る[35]。必ずしも殺すことはないが、社会的身体的に無力化し、感情を麻痺させ、意味ある思考を出来なくさせる革新的な科学兵器で武装することが「サイコ・シヴィライズド・ソサエティー」を支持する人々の目的である。[36] それは恐ろしいものだが、非常に現実的な筋書きでもある。計画的であるにせよ無計画的にであるにせよ、それは独裁政治に至る。

それが一部の非殺傷兵器の開発とすでに存在しているか配備されるであろうものの用途に関わる真に恐ろしいところである。

補遺 1996年4月23日

本稿の準備に続き、ニック・ベギーチ博士による「アースパルス・フラッシュポインツ」に公表する前にわずかな実際の誤りと多方面にわたるコメントを受けた。正確を期するために以下を追記する。

1) 脚注35。ノーム・チョムスキーは筆者とのやりとりの中で次のことをアドバイスした:「...私達は民主主義がすでに失われたことを論じているわけではない。その機能は信ずるに足るフリー・プレスに依存している。それは部分的にしか存在していない。「企業団体」の党派のみが存在するという意味でひとつの独裁国家が存在している、というのは私達の考えではない。」

2) またチョムスキーはホルバート博士及びオブザーバーによる批評に関する「スポットライト」の記事(脚注26参照)に纏わる私の「それはハーヴァードの物理学者がするようなコメントではない」という注意に言及した。私が何故、自らそれについて考えなかったのかわからないというのが紛れもない所見である。私は今も-実際、そーいう人がいるのだとして-ホルバート博士の返報を受け取っていない。従ってこの引用文には多くの注意を払う必要がある。他方、アメリカ科学者連盟のスティーヴ・アフターグッド博士は私に次のような忠告をした:「スポットライトは私にとって十分に信用できる情報源ではない(読者達が考えているように)。他の記事を検証することはなかったが、その引用は適切なものだった。」

3) 英国のリサーチャー、アーメン・ヴィクトリアンは長電話の中で次のような多くの重要且つ興味深い事実を指摘した:A)スタブルバイン少将はすでにサイテックを離れている-彼はエド・デイムズ少佐とジョン・アレクサンダー大佐によって仕組まれた「無血クーデター」によって解任された、とアーメンは言った。B)(国防総省に後援された)NATOにおける非殺傷兵器の特別顧問の役割に加えてアレキサンダーは現在、億万長者、R.ビゲローのネバダに拠点を置く新設されたディスカバリー・サイエンス国立研究所(NID)のトップである。ビゲローはリモート・ビューイングやUFOなどの周辺的な科学を研究するために「トップクラス」のメンバーを雇い入れている。フランス生まれの著名なUFOリサーチャー、ジャック・バレーはそのチームの一員である。アーメンはロビン・ラムゼーのロブスター紙の次号に掲載される記事にこの事柄に関わる詳細を記載する予定である。

4) プロジェクト・モナーク:マーティン・キャノンのつい最近の書籍。彼はこのプロジェクトがでっち上げられたものであると信じている。

脚注

[1] 興味深いことに、この可能性は現在、LTL兵器に纏わる最近の報道の中で確証されている。

[2] ナチスによる実験に関して十分な情報を得るにはアメリカのメンサ社の生物電磁気スペシャル・インタレスト・グループによって発行された「レゾナンス、29号、1995年11月29日」及びハリー・マーティンとデイビッド・コールによる「ナパ・センチネル」1991年に公表された一連の記事を参照せよ。

[3] 特にジョン・マークスの書籍、「マンチュリアン・キャンディデイトを探して」(ペンギン・ブックス、ロンドン、1979年)。ウォルター・ボワートの「オペレーション・マインド・コントロール」(フォンタナ・ブックス、ロンドン、1979年)。

[4] ウォルター・ボワート。

[5] デルガドの「精神の物理的制御:サイコ・シヴィライズド・ソサエティーを目指して」を参照。「固定されていない患者に対する脳内ラジオ・スティミュレーション」。シュウィッツゲーベル&シュウィッツゲーベル。1966年の演説の中でデルガドは自らの研究が「動作、感情、行動が電気的に制御でき、人間をボタンを押すことでロボットのようにコントロールできるという不快な推断を裏付けた」と主張した(シンク、32号、1966年7月~8月)。デルガドは米海軍情報部(ONI)によって資金を助成されていた。彼は米国政府のコンサルタントとして今も仕事を続けていると言われている。

[6] マイ・イタリック。

[7] マーティン・キャノンの「マインド・コントロールとアメリカ政府(ロブスター23)」を参照。

[8] アーメン・ヴィクトリアンによる「レーダーによる神経マニピュレーション(ロブスター30)」を参照。タイム誌、1974年7月1日号「マインド・リーディング・コンピューター」も参照。

[9]マークスは膨大な量のCIAの重要な資料が1973年に当時、CIA長官だったリチャード・ヘルムズの命令で不法に破棄されたことを書きとめている。他のライター達はサーハン・ベシャラ・サーハンの心理的なプロフィールに注目し、今日までほとんど揺らぐことのなく続く「記憶喪失」について記している。1968年に(兵器としての催眠術の偉大なる父と一部ではみなされている)ジョージ・イースタブルックス博士はCIA、FBI、軍の諜報機関のために広範囲にわたる催眠の研究を行っていたことをプロヴィデンス・イブニング・ブリテンのリポーターに話した。彼は続けて有能なスパイか暗殺者をつくる鍵が「催眠を用いて多重人格をつくり上げること」にあると述べた。イースタブルックスはそのテクニックを児戯に等しいとみなしていた。さらに彼は「L・オズワルドとジャック・ルビーが催眠によって上手くやり遂げた」ことを示唆した。RHIC-EDOM(ラジオ催眠脳内コントロール-記憶の電子的消去)と呼ばれる技術を概説した350ページのCIAの文書の存在を暴露した元FBI捜査官、リンカーン・ローレンス(偽名)によって書かれた書籍はこの文脈において重要である。上述されたCIAのプログラムの多くは疑いなく電子的に記憶喪失を引き起こすことに捧げられていた。この文脈におけるイーウェン・キャメロン博士の事例研究は最も注目に値し、最も寒気がするものである。

[10]彼の自叙伝、「ザ・サイエンティスト」を参照。

[11]フル・ディスクロージャー誌、1989年号のアンナ・キーラー。

[12]FOIAの下に公開された国防情報局(DIA)のレポート。アンナ・キーラーも参照。米国海軍海兵隊、ポール.E.タイラー大尉による「低強度紛争における電磁スペクトル」(CADRE、1986年)という表題の論文もまたこの点に関して重要である。タイラーの見解は-パンドラなどのプロジェクトの文脈において有益であるけれども-目立って「かも」だとか「もしも」に覆い尽くされている。

[13] ジョン・マークスへのインタビュー。CIAのベテラン、マイル・コープランドは死ぬ前にひとりのジャーナリストに「議会の小委員会がこの件に触れるときはほんのわずかな一瞥をくれるだけだった」ことを認めた。同様に催眠の専門家のミルトン・クライン、かつてこの分野に関わる秘密の実験をしてきた彼は政府の為に行った彼の研究が継続していることを1977年に認めている。

[14] A. J. ウィバーマンの「マンカインド・リサーチ社の物語(カバート・アクション・クォータリー誌、1980年6月、第9号)」を参照。

[15] 同上。「リークした」文書および/または「盗まれた」文書からの引用。

[16] 同上

[17]明らかに民主的な経歴があるにもかかわらずクリントン大統領はこの点に関して改革者ではない。1930年代にまで遡る過去の全ての政権による決まりきったやり方に従ってクリントン政権は大方、CFRか三極委員会(または両方)のメンバーによって構成されている。まだアーカンソー州の知事だった時代にクリントン大統領が中央情報局と特殊で親密な関係を築いていたことを示唆する幾らかの証拠がある。テリー・リード及びCIAのとある元エージェントはクリントンがCIAのために動いていた間、彼が機関にとって「有益な存在」だったことを明らかにした。大統領の過去のこーいった側面を調査するという「スター委員会」の判断を考慮すれば、それは荒唐無稽なことではない。

[18]「友軍の能力の拡張」と関連して、ジョン.B.アレキサンダー大佐に纏わる多数の記事と暴露本を参照。かつて特殊部隊、グリーン・ベレーの隊長だったアレキサンダーはヴェトナムにおける米国の「フェニックス」暗殺計画に加わっていた。最近まで彼はロスアラモス国立研究所の非殺傷プログラムの責任者だった。しかしその後、辞めている。消極的な大方のマスコミによってそう信じられている。彼はNLDに関してNATOの顧問を今も務めている。アレキサンダーはミリタリー・レビュー誌にある記事を発表した(後にそれは「ウォリアーズ・エッジ」というタイトルの共同執筆本に掲載された)。その中で彼はテレパシーなどのこれまで「周辺的」だった未来の兵器の一群に加えられるべき多くの対象を概説した。アレキサンダーは「無敵の戦士」を生み出すことにつながる能力の強化された超人的な兵士の開発に一生を捧げている。自らの本の中で彼はそういう兵士を映画「スター・ウォーズ」に登場する「ジェダイの騎士」になぞらえている(ジェダイ計画)。彼にはアル・ゴア副大統領などの強力なスポンサーがついている。アレキサンダーはNLDの偉大な父と言われている。彼はマインド・コントロール計画とサイコトロニック・プロジェクトに深く関与していることで有名である。アーメン・ヴィクトリアンの「サイキック戦争と非殺傷兵器」を参照。

[19]この点についてはウェイン州立大学のジェームズ・リン博士の研究を参照しなければならない。リンは「マイクロ波の聴覚効果とアプリケーション」というタイトルの書籍を書いた。その中で彼は「マイクロ波パルスによって直接、人間とコミュニケーションを取るという可能性が医療の分野に限られないのは明らかである」述べている。

[20]ロバート・ベッカー博士に言及せよ。彼は「そういった装置は明らかに「声」によってターゲットを狂わせるか、または気付かれずにプログラムされた暗殺者に命令を送信するよう考案された秘密工作の中で利用される」と述べている。1974年にJ. F.シャピッツ博士は無線信号と催眠の関連を研究する計画に着手した。彼によると、「変調された電磁気エネルギーによって催眠術師の言葉を人間の脳の潜在意識に直接、伝え得る-言い換えるならメッセージを受信するか変換するための装置を用いることなく、人をその影響下にさらすこともなく、意図的に情報の入力を制御する-ことがこの研究の中で証明された。」シャピッツの研究は国防総省によって資金を供給されていた。彼の研究は情報公開法があるにもかかわらず、未だ閲覧不能である。そーいったものが1974年に存在した事は興味深い。それは正にソ連が「音響心理修正テクノロジー」を生み出す計画を開始した時期である。

[21]1994年10月、ロス・エイディー博士は電磁場の健康への影響に関する会議で講演するためにロンドンを訪問した。当時、筆者はこのテーマに纏わるドキュメンタリーを制作するために有名なドキュメンタリー・フィルムの製作者と協同作業をしていた。私はその会議の主催者にアプローチし、招待を受け、個人的にエイディー博士と話すことを許可された。私はエイディー博士がそれを不快に思わないなら全ての会合を極秘且つ非公式にすると主催者に請け合った。エイディー博士は私とのミーティングを辞退し、私がその会議に参加する為の招待は取り消された。エイディー博士はその問題が討議するには「専門的過ぎる」と言った。

[22]ニューヨーク州セネカの女性ピース・キャンプなどにおいて非常に良く似た効果が報告されている。

[23]超常現象の研究は実際、20年以上前から実行されてきたペンタゴンによる機密計画の一部だった。2つの別々の「チーム」が先進的な実験を行った。一方のチームはSRIの管理下にあり、他方はメリーランド州フォート・ジョージ・ミードにあるNSAの施設で実験を行った。当時、米国陸軍情報・保安司令部の責任者アルバート.N. スタブルバイン少将は「リモート・ビューイング」を専門とするプログラムを監督していた。その中ではスパイ達がソビエトの弾道ミサイル潜水艦を追跡するタスクを課されていた。スタブルバインは現在、リモート・ビューイングなどを専門に扱う民間会社、サイテックの取締役会長をしている。ジョン・アレクサンダー大佐も取締役を務めている。また同社はエドワード・デイムズ少佐(元DIA)、デイビッド・モアハウス少佐(元第82空挺部隊)、ロン・ブラックバーン(カークランド空軍基地のマイクロ波専門の元科学者)を雇い入れている。サイテックは政府との間に多くの機密の契約を結んでいる民間会社である。湾岸戦争のとき、同社は国防総省のアプローチを受け、社内のリモート・ビューワー達にイラクのスカッド・ミサイルを追跡し、場所をつきとめるというタスクが課された。アレキサンダー大佐とC.B.スコット・ジョーンズ(彼はかつて米国政府のためにマインドコントロール技術の研究をしていた)は未確認飛行物体に対して関心を抱いていた。ニューヨーク・タイムズの高名なジャーナリスト、ハワード・ブラムは彼の書籍、「アウトゼア」の中でDIA内部にUFOの専門調査委員会が実際に存在することを明らかにした。私は軍と諜報コミュニティーが一部の「奇妙な」分野の実験を行い、そーいったものに莫大な額の税金を費やすのを厭わないことを示すためにのみ、こーいった側面に言及している。リモート・ビューイング・チームはオリバー・ノースのトラブルの後、悪い評判がたつのを懸念した国防長官によって解体された。その後、サイテックが創設され、研究が続けられている。

[24]マーティン・キャノンに言及せよ。ロブスター23「マインド・コントロールとアメリカ政府」。マーティンはかなりの時間と個人的な資産をこのテーマの研究に費やした民間のオブジェクティブ・リサーチャーである。以前に引用したジョージ・イースタブルックス博士(脚注3)を参照。

[25]1995年10月24~27日、反ドラッグ・テクノロジー・アセスメント・センターはニューハンプシャー州ナシュアでシンポジウムを行った。そこでは民法上の組合に対する先進の軍事技術のトランジションが討論された。それには先進のトラッキング、タグ付け、無線周波数、「非侵襲性の」テクノロジーが含まれている。

[26]私はこの資料を引用するに際して一定の注意を払っている。第1に私はホルバート博士とスポットライト紙の記事の中で言及された他の2人の科学者に手紙を書いた。現在に至るまで誰ひとり彼らのコメントを認めも否認もしていない。彼らのうちの1人、スティーヴン・アフターグッドはとても評判の良い人物である。私は彼を間接的に知っていた。他の2人は私のまったく知らない人物だった。スポットライト紙は極右翼的な刊行物であり、したがって十分に注意してそれを引用しなければならないことを指摘することも重要である。他方、スポットライトは軍及び報諜コミュニティーにいる一部の極右翼のメンバーらと少なからず「気風」を共有し合っている。彼らはこーいった技術成果について知り得る地位にあり、自らの判断でその情報を公開したのかもしれない。

[27] ブライアン・フリーマントルの「オクトパス(オリオン・ブックス、1995年)」を参照。

[28] ベトナム退役軍人に纏わる恐ろしい顛末を詳述したウォルター・ボワートの「オペレーション・マインド・コントロール」を参照。特に「デイビッド」の事例と任務中に記憶を「消された」米国空軍の元将校のところを。

[29]「投射」という心理学の概念に関してはカール・グスタフ・ユング全集を参照。

[31]現在、1年につき5000億ドルから8000億ドルと推定される麻薬関連の犯罪による悪化。その業界は-可能な限り兵器産業を除外して-他の全ての企業を追い越している。これらの数字はブライアン・フリーマントルの「オクトパス(オリオン出版、1995年)から抽出された。

[32]現在の経済上のリアリティ(及び予期できる範囲の未来)とは、かつて豊かだった西欧の大部分の市民のライフスタイルが浸食され続けるというものである。それは必然的に不満の種となり、一般人による動乱を次第に招くことになる。方向性を変えるに際して経済的に無力な政府はおそらく独裁主義的な政策を取り、大きな不安を煽り、悪循環の繰り返しを招くことになる。このモデルは「国家」が市場を「立てなおす」ための経済的な力を持っていないことを示す明確な証拠に基づくものである。金融と「自由市場」の国際化によって巨大な「無国籍の」多国籍企業が生まれた(またはおそらく多国籍企業から金融と自由市場の国際化が生じた?)。多国籍企業の経済力はあらゆる経済大国の経済力を大きく上回る。多国籍企業が協同して行う猛攻撃(それは「市場動向」と称される)の下においてはG7ですら(中央銀行が協力して干渉しても)、しばしば無力である。こーいった展開の下に良い未来は兆さない。多国籍企業は世界の富を蓄積し続ける。一方、国家は自らの資金繰りか、「第三世界」の経済を少しずつ引き受けるためにますます負債を負うことになる。公的債務の負担は財政対策、主に増税(直接的間接的な増税及び隠された方法による増税)と支出削減の組合せによって賄われる。どちらの対策も貧しい階級の人々に大きな影響を与え、大抵の場合、巨額の税金を受け取る立場の多国籍企業に利益をもたらす。事実上、無力な主権国家の政治組織には選択肢が限られている。まだ権力が維持されているとしたら、彼らは市民たちが管理下にあるという見せかけを呈することになるだろう。経済的な筋肉は失われ、時代遅れの真の「筋肉」(ソフトキル・テクノロジーの形態をしたそれ)が法による支配というコンセプトに対してより多くの意味を帯びるようになり、したがってLTL兵器が「反抗的な」貧しい階級の人々に向けられるようになることは明白である。メキシコのチアパス州は社会的経済的要因が将来、どういう影響を与え得るのかを示す早期の警告である。メキシコの今日。米国の明日。そしてその後は... ?世界規模のTNC現象をもっと広範囲に渡って解析するためにはノーム・チョムスキーの「世界秩序の新旧」を参照。

[33]特に一部のEM兵器は遠くから行動を修正するか、高度な機能を攻撃する能力を備えていると考えられている。

[34] 非殺傷兵器の目的を概説する1995年1月1日の国防総省の指令案を参照。

[35] ノーム・チョムスキー及びエドワード・ハーマンによる「同意の捏造」(パンテオン・ブックス、ニューヨーク、1988年)。著者らは「プロパガンダ・モデル」に適合しない「ニュース」を完全に軽視するか、無視する一方で「エリート主義」の目的を宣伝するメディアの広範囲にわたる役割を詳細に語り尽くしている。そーいったものの結果として、国内の「同意」はその「モデル」に適合しない情報を与えず、独占的に特集されるニュースか堅調なニュースを与えることで操られる。そういったテクニックの影響により、政治的経済的な討論が効果的に規制され、反対の見解の表明が妨げられる。筆者らは民主主義がすでにとって代わられ、事実上の一党独裁体制が巧みにつくりあげられていると論ずる。

[36]この所謂「ソフト・キル」アビリティーは政治的に有益である。

対人電磁気兵器の諸相1

2010-08-29 18:42:29 | Weblog
article from: http://www.deepblacklies.co.uk/some_aspects_of_a-pem_weapons.htm

対人電磁気兵器の諸相

赤十字国際委員会シンポジウム用の梗概:

医業及び兵器の効果-1996年2月

デイビッド・ガイアット

1940年から1995年までの経緯

対人電磁気兵器の開発の経緯は1940年代中頃、恐らくは1940年初期にまで遡れる。私の知る中で、現存する最も古い参考文献は米国戦略爆撃調査団(太平洋地域調査、軍事分析課、第63巻)の報告書である。それは「殺人光線」に纏わる日本の研究開発を概説している。

実用段階には至らなかったが、この研究は1940年~1945年の間、200万円の支出を正当化するべく十分に有望であると考えられていた。科学者達は日本の研究を要約して5~10マイル離れたところにいるシールドされてない人間を殺害する光線装置の開発が可能であると結論付けている。この研究の中では例えば、自動車のエンジンを1943年という早い時期にチューニングされた電波によって停止させることができた。[1] したがってこの技術が長い年月を閲してすでに完成していると考えるのが妥当なところだろう。生体(ネズミとウッドチャック)に対する研究は60センチメートルから2メートルの波長の電磁波が肺を出血させ、2メートル以下の短い波長の電磁波が脳細胞を破壊することを明らかにした。

行動修正とマインド・マニピュレーションの実験には恐ろしい過去がある。ダッハウ強制収容所のナチスの医師は何も知らない収容者に対し、メスカリンを使った催眠と麻酔催眠の実験を行った。アウシュヴィッツではバルビツール剤やモルヒネなどの薬品を使った研究が行われた。その実験の多くは命にかかわるものだった。戦後、米海軍技術調査団は第三帝国によって生み出された米国の利益になり得る工業製品と科学資料を獲得するという任務を課された。海軍は1947年にプロジェクト・チャッターを実行した。この計画とその他の恐ろしい実験に関わったナチスの科学者と医師の多くは後に米軍に雇われ、ペーパークリップ計画のプログラムの下、ひそかに米国へ移送される前にハイデルベルクで研究を行った。フベルトゥス・ストルグホールド博士の指揮の下、34名のナチスの前科学者達は「ペーパークリップ」契約を結び、統合参謀本部によって委任され、テキサス州サンアントニオのランドルフ空軍基地における任務を与えられた。1953年までの間、CIA、米海軍、米国陸軍化学科は囚人、精神病者、外国人、少数民族、性的な異常者として分類された人々などによって構成される何も知らない犠牲者達に対して麻酔催眠プログラムを実行した。[2]

1970年代中期か後期になるまでアメリカの一般市民が軍と諜報コミュニティーによって20年以上前から実行されてきた一連の機密計画の存在を知ることはなかった。[3] 主に麻酔催眠に重点を置いたこれらの機密計画は広範囲にわたるものだった。そのプロジェクト名はMKウルトラ、MKデルタ、MKナオミ、MKサーチ(MKはマインド・コントロールの頭文字だと言われている)、ブルーバード、アーティチョーク、チャッターである。これら及びそれと関連する計画の主要な目的は信頼性の高い「プログラム可能な」暗殺者をつくりだすことだった。第2の目的は市民を支配する手段を生み出すことだった。[4] 「スティモシーバー」を使ってサイコ・シヴィライズド・ソサエティーの創出へと導くホセ・デルガド博士の機密の研究は特に重要なものだった。[5] デルガドの研究は有望だった。彼の人間と動物に対する実験は電子的な刺激が怒り、色情、疲労感などの激しい感情を励起させられることを立証した。自らの論文、「拘束されていない患者に対する脳内ラジオ・スティミュレーションと記録」の中でデルガドは次のような所見を述べている。「4人の患者の扁桃と海馬の異なる部位に対するラジオ・スティミュレーションは愉快な感じ、病的爽快感、深遠な思考にあふれた集中力、変な感じ、最高のくつろぎ(深遠な催眠状態の前駆症状[6])、色つきのヴィジョンなどの多様な効果を生み出した。」「色つきのヴィジョン」に関しては彼が多くの「犠牲者たち」が言及している効果である幻覚を引合いに出していたと考える方が理にかなっている。[7] 時代を大きく遡り、1969年にデルガドはコンピューターが脳との双方向無線通信を確立できる日がまもなく来るであろうことを予期した。その最初の出来事は1974年に起きた。スタンフォード研究所(主要な軍事契約業者)で研究をしていた神経生理学者にして電子工学技術者のローレンス・ピネオは「人の心を読むことができるコンピューター・システムを開発した。それは特定の命令と脳波計上に記録された脳波とを相関させた。20年前のコンピューターはテレビ画面上のドットによって応答した。現在、それは電磁波を使ったより進化した段階における刺激器(ESB)への入力となっている。」[8]

一部の著述家とオブザーバーは異議を唱えているけれども結局、麻酔催眠はあてにならないことが分かった。[9] CIAによって資金を供給され、イーウェン・キャメロン博士によって行われた新たな研究は何も知らない患者達の記憶を消し、新しいパーソナリティーを組み込むことを目的としていた。キャメロンは電気ショックが記憶を喪失させることを発見した。彼は自らが「非パターニング」と呼ぶ患者の記憶を消すプログラムに取りかかった。後続の研究によって被験者達はバーチャル・ブランク・マシーン(タブラ・ラサ)と化し、彼が「サイキック・ドライビング」と呼ぶテクニックによって再プログラムされた。それは酷い不法行為だった。一度、彼の研究が(情報公開法の影響で)表沙汰になるとキャメロンは不興を買って引退を迫られた。

ジョン・C・リリー博士[10]もまた重要である。彼は国立精神衛生研究所(NIMH)の責任者によってCIA、FBI、NSA及びその他の軍の諜報機関に電極を使用し、脳の快感と苦痛をつかさどるセンターを直接、刺激するという彼の研究に関して説明するよう求められた。リリーによると、彼はそれを拒絶した。とはいえ自らの書籍の中で明らかにしているように彼は国家の安全保障に関わる組織に「役立つ」研究を続けていた。これらの出来事が1953年という時期に起きたという点でそれは興味深い。海軍海上補給センターで研究をしていた科学者、エルドン・バードは1981年に「暴動の鎮圧」、機密作戦、人質の救済などの目的に使用される電磁波デバイスを開発するよう依頼された。[11] 1965年から1970代の間、国防高等研究計画庁(DARPA)は軍によって最高70%から80%の資金を供給され、「モスクワ・シグナル」と呼ばれるものに関して低強度マイクロ波の健康に対する効果及び心理的な効果を研究するべくパンドラ作戦に着手した。このプロジェクトは非常に広範囲にわたるものだった。(アメリカ海軍の資金供給の下に実施された)それには心臓発作を誘発させる方法、血液脳関門に漏れ穴を生成する方法、幻聴を生成する方法の研究が含まれている。パンドラ計画を機密にしようとする試みにもかかわらず、FOIAはDARPAの責任者、リチャード・チェザーロの文書を表沙汰にした。それはこの計画の初期の目的が「綿密に制御されたマイクロ波シグナルが心をコントロールできるのかどうかを確かめる」というものだったことを確証した。チェザーロはこれらの研究が兵器として応用するために行われたものだと主張した。[12]

一般市民らによる大きな抗議を受けた後、議会は新たな研究を禁じ、これらのプロジェクトを全面的に終結させるよう求めた。けれどもCIAの元局員、ビクター・マーケッティが後に暴露したように、この計画はただ「法的否認権」によって機密にされ、CIAは逆に「カバー・ストーリー」を公言した。[13] 上述したプロジェクトの多くが麻酔薬と幻覚剤の使用を中心に展開したのに対し、プロジェクト・アーティチョーク、プロジェクト・パンドラ、プロジェクト・チャッターは明らかに「サイコ・エレクトロニクス」を高位のプライオリティーに置いていた。著述家のジョン・マークス-「ディープ・トランス」という変わった呼び名で知られている匿名の情報提供者は1963年に始まったマインド・コントロールの研究がエレクトロニクスを重視していたと述べている。

コロンビア地区にあるマンカインド・リサーチ・アンリミテッド社(MRU)とその子会社であるシステム・コンサルタンツ社(SCI)は諜報機関、政府、ペンタゴンと「諜報電子戦、センサー技術、アプリケーションの分野における問題解決」に特化された多くの機密の契約を結んでいる。[14] MRUの「可能性と経験」は「生物物理学-磁場の生物学的効果」、「磁気流体力学の研究」、「惑星電子流体力学」、「生体に対するジオ・パシック効果」という4つの分野に分けられている。最後の1つは大地の磁気の性質を変えることによる病気の誘発に着目している。同時に「バイオサイバネティクス、テレパシーの精神力学的な実験」、「錯覚」、「生物学的に生成されたフィールド」、「超精神医学及び超意識」(テレパシーを用いたマインド・コントロールの実験を参照していると考えられる)、「神経行動精神医学」、「人間の主観内の状態の分析と測定」、「人間の無意識的な行動パターン」が研究されている。OSS、CIA、軍の情報将校を雇い入れている同社はE.スタントン・マクシー、スタンリー.R.ディーン・バートルド、エリック・シュヴァルツに加え、さらに多くの優れた医師と心理学者を雇用している。MRUは「カンパニー・ケイパビリティー」の中に「脳とマインド・コントロール」をリストしている。[15] MRUの取締役会長による「我が社は米国政府の全部門のための表向きの組織ではない」という強い主張にも関わらず、誰もがこの主張に多くの懐疑心を持たざるを得ない。[16]

1980年代から今日に至るまでの入手できる情報には大きな欠落がある。それはまず第一にロナルド・レーガンの任期に一致し、もっともなことだがブッシュ大統領の任期中続いた[17]。その結果として、かつてはユーザーフレンドリーだった情報公開法は手の届きにくい官僚的なものとなった。検索にかかるコストは急騰し、機密扱いを解かれた(またはそうなる予定の)資料は再評価され、分類しなおされた。この現象は米国において珍しい出来事ではない。それは議会の表相をさえぎる傾向がある。一般市民の憤慨は一時的な自由化につながったが、(すぐに)一般市民に忘れ去られ、かつての秘密主義的なやり方が直ちに復活した。現在に至るまでにはそういう経緯がある。

1989年にCNNは電磁気兵器を扱った番組を放送し、「テロリスト」に対してEM兵器を使用する非常事態計画に関して概説した米国政府の文書を公開した。この番組に先立ち、国防総省のメディカル・エンジニアはマイクロ波などをパレスチナ人に対して定期的に使用したというストーリーを提供した。1993年、米国の一流誌、ディフェンス・ニュースはロシア政府がアメリカの担当者達と技術情報及び「音響サイコ-コレクション」という機材に関して論議していたことを公表した。ロシアはこの装置が「知的な機能を混乱させることなく、スタティック・バンドかホワイト・ノイズ・バンドを通して人間の潜在意識に特定の命令を伝送する」ものであると主張している。専門家によれば、この機材の実演により、「一分未満の放射の後」、「有望な」結果が示された。それは「被験者の意向とは関係なく、その行動を変える」ことができた。その記事によれば、「心理-修正プログラム(原文のまま)に関わるソフトウェアとハードウェアの組み合わせはわずか80,000米ドルで入手できた。」ロシアは「世界的世論が人間の精神に直接、アクセスするという可能性から来る問題を適切に扱う準備ができていない」と主張してきた。音響による心理修正は1970年代中頃、「暴動を鎮圧し、敵軍を混乱させるか無力化し、味方の特殊作戦部隊のパフォーマンスを強化する為に使用された[18]」。この装置に纏わる一つの懸念がCIAの元副長官、レイ・クラインによって設立されたワシントンに拠点を置くシンクタンク、世界戦略会議のジャネット・モリスによって挙げられた。彼女によれば、「地上部隊は耳栓か、その他の防護用の装備で相殺することのできない骨伝導サウンドに晒されるリスクを負うことになる。」ここ数ヵ月の間に私は今年始めにロシアを訪れた接触者と会い、ロシアの研究に関して討論した。彼はこの分野で見識のある多くのロシアの科学者達と会っていた。私は前に引用したディフェンス・ニュースの記事が根本的に正確なのかに関して少し疑っている。

先駆的な研究の中でロス・エイディー博士は電磁フィールドに被験者を配置するだけでその感情と行動に遠くから影響を与えることができるという結論を下した。脳を刺激するべく搬送周波数を直射し、望み通りのEEG周波数の波形を形成するよう振幅変調することによって彼は4.5cpsのシータ・リズムを被験者に引き起こすことができた。ジョセフ・シャープ博士とアレン・フレイ博士は音声を司る皮質に直接、言葉を送信するべくマイクロ波を使って実験した。彼らは話者の音声振動に類似したマイクロ波パルスを使用した。1960年、この分野におけるフレイの研究は「フレイ効果」と呼ばれるものを引き起こした。それは現在、一般的に「マイクロ波ヒアリング」と呼ばれている。[19] ペンタゴン内部においてそれは「人工テレパシー」と呼ばれている。[20] エイディーらは心と神経系に影響を及ぼすことのできる周波数とパルス率の完全なライブラリーをつくり上げた。[21]

昨年、テキサス州ウェーコーに包囲網を敷いているときにFBIの捜査官達はデイビッド・コレシュとブランチ・ダヴィディアンズに対してロシアの担当者と音響サイコ-コレクションの使用を討議した。結局、この件は先に進まなかった。けれども一部の奇妙なEM兵器がウェーコーに配備された。BBCワールド・ニュース及び(筆者の所持している)FBIの記録フィルムを見ると、これまで見たことのないノイズ発生器と奇妙な低周波ストロボ・アレイ加えてロシア製の機材がウェーコーで使用されているのが分かる。

この種の兵器はすでに完成していて実地テストされている?ハラスメントを訴える多くの個々人やグループによる答えはイエスである。グリーナム・コモンの女性平和活動家の1人、キム・ベスレーは米国のグリーナム・コモン基地から発する低周波シグナルから生じ、明らかに女性の抗議者達を狙った効果の膨大なカタログを作り上げた。それには次の様なものが含まれている:めまい、網膜出血、顔を焼かれる(夜間でも)、吐き気、睡眠障害、動悸、集中力の低下、記憶の喪失、見当識障害、激しい頭痛、一時的な無気力、言語障害、いらいら感、パニックを引き起こさない状況におけるパニック。同一の効果及び類似した効果はそれ以外のところで報告されている。そーいったものはいわゆる「犠牲者」の間では極当然のものである。これらの症状の多くは医学文献に記されているマイクロ波とりわけ低強度のマイクロ波への暴露か非熱暴露に関連するものである。[22] 2度に渡ってノーベル賞の候補者にノミネートされたEM効果の専門家、ロバート・ベッカー博士はその調査を行った。彼のレポートはその症状が彼の予想通り、マイクロ波兵器によるものだったことを確証している。

1994年4月のサイエンティフィック・アメリカン誌には「ズドン!でも死なない」というタイトルの記事が掲載されている。それは既存のレス・ザン・リーサル・ウェポンの一部を簡潔に描写している。それにはレーザー・ライフル、吐き気か下痢を引き起こせる低周波「インフラサウンド」発生器などがある。アメリカ科学者連盟(FA)のスティーヴ・アフターグッドは非殺傷兵器が「マインド・コントロール」装置と関係するもので、最も著名なノン・リーサリティの擁護者の3人は超常現象に対する関心を共有していると書きとめている[23]。

スリーピング・ピューティーなどの目下のプロジェクトは心を変える電磁気兵器の戦場における使用を目指している。このプロジェクトは国防情報局(DIA)の高級士官、ジャック・ベロナによって率いられている。ローレンシアン大学のマイケル・パーシンガー博士もまたこのプロジェクトの為に雇われている。ある情報源はモナークと称されるプロジェクトを明らかにしている。それはおそらく酷い多重人格障害を意図的につくり上げることを目的としている。[24]

現在、多くの人々がこれら及び関連するプログラムが非殺傷兵器(またはレス・ザン・リーサル兵器)の旗の下に進められていると考えている。それは現在、21世紀の戦争のコンセプトである低強度紛争のドクトリンと共に広められている。ペンタゴンのプログラム及び関連するLTLプログラムの多くが高度な機密下で実行されていることは明らかである。一部の人々は多くの類似した計画または関連する「闇の」計画が現在、米国の反ドラッグ政策の下に得られる莫大な供給源-1995年度は132億ドルの予算が計上されている-から資金を供給されていると考えている。[25]

国防長官、ウィリアム.J.ペリーは1994年7月21日付けで非殺傷兵器に纏わる覚書を提出した。それはこの技術の使用に際したプライオリティー・リストを概説している点で興味深いものである。このリストの2番目には「群衆のコントロール」が挙げられている。5番目には「存在し得る大量破壊兵器などの兵器開発/製造工程を使用不能にするか、破壊すること」がリストされている。従って「ノン・リーサリティ」が基本的に対物兵器というより対人兵器として考えられているのは明らかである。今年の7月、広範囲に流通している米国の右翼的な新聞、スポットライト紙はふさわしい立場にある国防総省の関係者らが「人間の脳波に干渉する強力な電磁波発生器の開発のために国防総省が機密の契約を結んだことを認めた」と報じた。その記事は司法長官、ジャネット・リノと国防長官、ウィリアム・ペリーの間で交わされたLTL兵器を司法機関へ引き渡すための1994年付けの了解覚書を引用している。5000万ドル未満の予算が関連する「闇の」計画に資金を供給できるよう準備された。ハーバード大学の物理学教授、エミリー・ホルバート博士は人間の脳波に干渉するジェネレーターに関して「この電子的な「スカル-ザッパー」は精神に侵入し、シナプスをショートさせる...政府の技術者達の手によってそれは群衆の頭を混乱させるか、または個々人を自己破壊的な行動に駆り立てる。それは恐ろしい兵器である」と述べている。[26]

1993年のアメリカ空軍コマンド・アンド・スタッフ大学の「非殺傷技術と空軍力」というタイトルのレポートの中で、執筆者のジョナサン.W. クラーレン少佐(USAF)とロナルド.S.ミッチェル少佐(USAF)はより抜きのNLT兵器を概説している。それにはアコースティック(パルス化/希釈ハイ・インテンシティ・サウンド)、超低周波不可聴音(超長波)、ポリーサウンド(高出力、散開型)、人を抑止し/無力化する機能を備えた高出力マイクロ波(HPM)などが含まれている。これら及び他の機密扱いの兵器は1995年に開催されたONDCP(麻薬管理政策局)の国際テクノロジー・シンポジウム、司法機関に対する先進の軍事技術のトランジションを概説した「カウンタードラッグ・ロー・エンフォースメント:向上した実戦効果のためのアプライド・テクノロジー」の中で示されたように国内の法執行機関の手に委ねられている。一部のオブザーバーは急速に伸びている麻薬産業が国内の政治的なタスクの為に非殺傷テクノロジーをもたらす理想的な「口実」になる恐れを抱いている。それが単なる勘違いなのかどうかに関わりなく、「オーウェル風の」恐怖は残り続ける。組織犯罪は非常にグローバル化しているので専門家達は今やその根絶はあり得ないかまたはそれと効果的に戦うことすらできないと信じている」。[27]

上述のものは対人電磁気兵器の開発の起源と時期に関わる必要不可欠な情報であり、米国が50年にわたり、マインド・コントロールと行動修正に対して重大且つ長期的な関心を抱いていたことを証明している。いつもの通り、断片的な情報が短い間、明るみに出、再び公衆による監視の目から離れた。電磁場テクノロジー及びマインド・コントロール技術の分野における重大な進歩は明らかに60年代、70代、そして80代に成されたと言われている。特にヴェトナム戦争の退役軍人達は今もなお、全てが飛躍的な情報-その大部分が機密区分の分厚いカーテンの背後に隠されたままにされている-に関わる奇妙な話を伝えている。[28]

エドワード・デイムズ少佐はかつて1992年までの間、ペンタゴンの国防諜報局において厳重な機密下に置かれていたグリル・フレーム作戦-それは情報収集及び遠隔インタロゲーションに関わる信じがたい可能性に重点を置いたプログラムだった-に長く関与したメンバーだった。「リモート・ビューワー」として知られているグリル・フレームのメンバーはサイキック能力を明らかに備えていた。それは指定されたターゲットに「侵入し」、重要人物から重要な情報を集めるために使われた。このプログラムは2つのチームで動いた。一方はメリーランド州フォート・ジョージ・ミードにある最高機密のNSAの施設において。他方はSRIで。その成果は典型的なものだったと言われている。オリバー・ノースの失態の先例にならい、国防長官はこの計画が一般市民に知られ、悪い評判がたつのを恐れてグリル・フレームの終了を公にした。このプロジェクトの主要なメンバー達-デイムズを含む-は直ちに新しく創設された民間会社、サイ-テックに席を移し、政府と契約を結び、今日まで務めを果たしている。デイムズは対人電磁気兵器と関わりのある主要な人物及びその擁護者-特に彼らは神経学の分野の研究をしていた-の近くにいた。彼は今もそーいった人々の近くにいる。NBCの番組、「ジ・アザー・サイド」の最中、デイムズは「米国政府は人に思考を植え込むことのできる電子的な装置を備えている」と語った。彼はそれ以上のコメントを拒絶した。この番組は昨年(1995年)の4月に放送された。

この概要は厳重なセキュリティ下に置かれ続けている計画を一瞥した単なる「断片的な」見解に過ぎない。情報公開法があるにも関わらず、多くの情報(実際、非常に多くのもの)が故意に破壊されたか、失われた。けれども筆者は生体の機能に影響を与えるか、人間の心に干渉するEM兵器システムに対する進行中の研究、開発、配備が重大な人道上の懸念を抱かせるものであるという結論を導きだすのに手に入る情報で十分だと考えている。

東西間の緊張緩和により、世界大戦の脅威が減少した時代の中では西洋の先進国家が何らかの内省的な意志を持つことが期待される。戦争に対して世代的経済的に有力な社会は概して、その拘束力と能力によって平和を産出しようとはしない。その理由は本稿のテーマではない。容易く他の国家に「影」を投影できず、そのうち敵が内側から抽出されるようになる?[29] 例えば米国[30]ではLTL兵器に関して軍と法執行機関の間に急速な協力関係が発展している。それは予算上の理由である程度、左右されるのは明らかだが、民主主義に対する長期的な影響に対する真の懸念は残る。

ジェリー・ローズの訴訟

2010-08-09 14:23:20 | Weblog
article from: http://www.canada.com/nanaimodailynews/news/story.html?id=7aab0bd7-78c3-43a8-9f8d-e2c35cd2c780

判事がウォルマート、マイクロソフトに対する脳のコントロールに関わる20億ドルの訴訟を審理する

判事はひとりのナナイモの住民によって起こされた「奇妙な」民事訴訟の棄却を拒否した

デイリー・ニュース(ナナイモ)

2008年11月12日

判事はひとりのナナイモの住民によって起こされた「奇妙な」民事訴訟の棄却を拒否した

その人物はマイクロソフト、テラス、ウォルマート、RCMP他の被告による脳波のコントロール、悪魔的な儀式、魔術の容疑に関して20億ドルの損害賠償を求めた。

判事のフレーザー・ウィルソンはジェリー・ローズによって提起された訴訟が直ちに棄却されるべきとんでもないものだと主張する5人の弁護士からの連絡を月曜日に受けた。

ローズは「自らが侵襲性の脳コンピューター、インターフェース・テクノロジーの研究、実験、フィールド・スタディー、外科手術の被験者にされた」と主張し、さらに被告としてブリティッシュコロンビア大学及び同大学の内科医と外科医の名を挙げた。

この訴訟の中でマイクロソフトを弁護するべく雇われたナナイモの弁護士、ジェニファー・ミルバンクはローズによる2頁の主張は「変なもので」、「それは訴訟に値するものになり得ない」と述べた。

けれどもこの訴訟が「疑いなく奇妙なもの」であると認める一方でウィルソンは訴訟を提起できないようローズの主張が無意味なものであることが確証されなければならないと述べた。

ミルバンクは脳のコントロールが可能であることを証明する科学的な証拠が存在しないと主張した。

「私は自分達の乗るボートが世界のふちから落下して傷を負ったと主張する人と彼が同類だと考えている」とミルバンクは言う。「私の依頼人は迷惑訴訟を提起されるべきではない。」

ウィルソンは1957年から1964年の間にCIAに後援され、マギル大学で行われた悪名高い実験の事例を挙げた。その中において人々は承諾抜きにLSDなどのドラッグを投与された。けれどもミルバンクは本件に関しては裁判を行い得る重要な事実が存在しないと述べた。

マイクロソフトはローズと直接的に接触しておらず、彼の主張は被告が彼を傷つけた方法や時間に関する詳細を欠いているとミルバンクは述べた。

ローズは3頁の陳述を読んで、RCMP及び彼の訴訟が前に進むのを妨げる為の策略の下に「脳ドレイン・テクノロジー」によってマインド・コントロール・ハラスメントは続けられていると主張した。ローズは自らが考案したコンピューター技術が盗まれたので20億ドルを要求すると述べた。

「私は弁護士ではないが、証拠がある」とローズは言う。

PWalton@nanaimodailynews.com

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サイコトロニック・テロ関連の訴訟:

「脳への電磁的攻撃」:禁止判決
http://wiredvision.jp/news/200907/2009070622.html

ジョン・セント・クレール・アクウェイ vs 国家安全保障局
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/stmore/NSA_COVERT_MIND_CONTROL_OPERATIONS.htm

香港のマインド・コントロール訴訟
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/stmore/Hong_Kong_Mind_Control_Lawsuit.htm

ノーマン・カール・ラビン vs 国防総省、中央情報局、国務省
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/stmore/Case_Of_Rabin.htm

アーディス・クリブスの奇妙な事件
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/stmore/Strange_Case_of_Ardith.htm