In satellite prison

Psychotronic terror is ultimate threat...

フューチャー・ウォー-フューチャー・ウェポン

2010-11-15 15:42:18 | Weblog
this article from: http://www.deepblacklies.co.uk/future_war.htm

フューチャー・ウォー-フューチャー・ウェポン

デイビッド・ガイアット

21世紀の戦争は劇的な変化を迎えることになる。デザートストーム作戦における主だった戦闘の規模と複雑さは徐々に縮小していき、多くの小規模な「治安活動」が行われることになる。米国がその先頭に立ち、自ら宣言した世界のスーパーコップとしての役割を演ずることだろう。まれに見る激戦が戦われる際には、多くの国家の大部隊が個々の国家ごとに結束し、ひとつの形態を成す。

一部のオブザーバーは未来の戦争が中東の不毛な砂漠ではなく、故国の街路で戦われる可能性があると予期している。彼らは故国の街―私達が今現在、知っている通りのそれ―が過去のものになるかもしれないと警告している。著述家にして未来派、米国国防総省のウォーゲーム・プレーヤーのアルビン・トフラーは自らの書籍、「戦争と平和―21世紀初頭のサバイバル(リトルブラウン、1994年)」の中で民族国家が富裕層と貧困層に分断される可能性に着目している。彼は民族国家が「数百、数千もの小国家、都市国家、地域、非隣接国家」にとって代わられるという、あり得る未来を描写し続けている。

欧州共同体の科学技術予測調査局の責任者、リッカルド・ペトレーラは同意している。彼の見解は21世紀中頃までに「意思決定をする真の権力が都市と地方の行政機関と結託した多国籍企業に握られる」というものである。彼らは「貧窮化した人類の海の中にハイテク群島を作り上げることができる」とペトレーラは考えている。

こういったヴィジョンによって米国国防総省は新しい作戦を編み出すこととなった。その1つ、「都市環境下における軍事作戦(MUOT)」は市街地において実施される作戦である。私達は専門用語や余計なフレーズを取り除き、単純にそれを「ストリート・ファイティング」と呼びたい。けれどもそれは一風変わったストリート・ファイティングである。

この新しいMUOTに携わる兵士は「インディビデュアル・ウォーファイター」と呼ばれる。彼らの着用する進化した「防護ベスト」は「多スペクトル・シグネチャー緩和材」である。その生地は赤外線の熱などの検出可能な放射物を反射できる。不可視となったウォーファイターは戦闘及び戦闘外作戦-後者は群衆コントロールの婉曲表現である-を実行するべく秘密裏に市街地へ侵入する。

けれども敵-それが誰であれ-に対する不可視性はMUOTの有する多くの能力の1つに過ぎない。新型の「高解像度」ヘルメットは衛星を媒介に司令部へ瞬時に映像を中継する小型ビデオ・カメラを搭載している。また同様のセンサーはナイトヴィジョンのもたらす視界、「スルー・ウォール・センサー」及びその他の「シューター・リンケージ・センサー」を媒介に「ターゲット」の捕捉を補助する。21世紀のダースベーダーに纏わるペンタゴンのヴィジョンの中には彼を支援する更なる独創的な兵器がある。

その1つは「対スナイパー・システム」である。それは隠れた狙撃兵によって放たれた弾丸を補足し、射手のいる正確な位置を特定し、瞬きする間に正確な応射を行う携帯コンピューターである。高性能レーザーと無線周波数兵器がMUOTに使用される新時代の主要な兵器となるのはほぼ確実である。無論、この分野の技術成果は極秘扱いのままにされている。

構想段階にある多くの興味をひく進歩がある。その一部は「バイオ・システム」である。1992年、米国、グリーンベレーのシドニー・シャックノウ少将はノースカロライナ州フォート・ブラッグのジョン.F.ケネディ特殊戦スクールで「機密の」講義を行った。彼は「シンセティック・テレパシー」、「密かに獲得したDNAの鑑定」、「血液の総入れ換え」などのSF的なサブジェクトについて語った。Xファクターは詳細な情報を求めてフォート・ブラッグに電話をかけた。困惑したスポークスマンは我々にシャックノウ将軍がこの講義のために使ったメモが見つからないと言った。

私達は多くの医学の専門家達と話し、「血液の総入れ換え」が何を引き起こすのかに関して尋ねた。ダンディー大学のデレク・パウンダー教授は「合成血液」が戦場の負傷者に対して大きなメリットがあると感じていた。それは救命技術の重大な成果だと彼は考えた。別のある専門家は答える前に熟考した。「理論的には」彼は言った。合成血液は「強力な酸素運搬能」を有している。そういったものを北極圏か山岳地帯の任務に向かう前の特殊部隊に注入することで彼らは超人的な持久力と能力によって活動できる。これが素晴らしく思えるとしたら、討論中の他の概念の中にそれに匹敵するものは何もない。

ひそかに入手したDNAの鑑定に纏わるシャックノウ将軍の言及の大部分は説明されないままである。遺伝子兵器に関わる秘密の技術成果を取り巻く闇の噂が存在している。一部の人はこれが21世紀の大量虐殺兵器になることを恐れている。赤十字国際委員会はそういった兵器が「...技術的に大きな規模で実用化可能であると考えられる」と認め、「政治的な目的で不正使用される可能性が存在する...」と不気味に言い添える。「病原性遺伝子」を植え付ける致命的な伝染病に関わる研究が特に旧ソ連において行われていたことが知られている。この方法を使えば、命を奪う病気をほとんど無際限に拡大できる。

また「遺伝子を特化する生物兵器」に対する少なからぬ懸念が挙げられた。それは特定の人種を攻撃することができると言われている。それらに関しては公にほとんど知られていない。1994年の米軍の刊行物の中では2010年に設定されている架空の戦争が描写されている。その執筆者らによれば、「米国の加入している生物兵器協定に抵触すると一部の人によって考えられている特定のバイオテクニカル兵器は「適切な手段」に関わるアメリカ人の価値観を浸食することになるかもしれない。彼らはアフリカ人、ユダヤ人、朝鮮人、ラテンアメリカ人などをターゲティングするこれらの兵器に対する一般市民達の反応に関して討議し続けている。」アメリカは米国の全人口の重大な一部分を占める人種とエスニック・グループの巨大な坩堝である。筆者らは考え得る「民族浄化」ターゲティング・リストの中にヨーロッパ人またはアングロサクソン人のマイノリティーを入れていない。

民族に関わる懸念とは別に生物工学の技術は急速に進歩している。今や一部の専門家は「パラ-ヒューマン」について語り始めている。それは半人-半機械の生命体である。そういったものが新時代の新たな戦士となるべく生み出されようとしている。それは来る時代のロボコップである。けれどもありがたいことに、その支持者ですらそういった恐ろしいものの完成にはかなりの時間がかかることに同意している。

けれども血液やバイオロジーの考慮すべき問題からミクロのロボット兵が誕生するときになってもまだロボコップの孫は活動を始めていない。ロボット工学の研究開発は小型化を伴いながらここ10年の間、続けられた。米国の巨大な軍需産業、TRV社の副社長、ルイス・フランクリンは来る20年の間に軍事ロボット兵が完成することを予期している。専門家らはそれが最も苛酷な戦場の下で稼働できるよう「カスタムデザイン」されるであろうと考えている。彼らによれば、その利点は従来の兵器システムよりはるかに製造コストが安いことである。

数10年の間、無人偵察機が戦場の上空を飛び、情報を収集してきた。まもなくその小型バージョン-それは靴箱よりも小さく、広範囲をカバーするセンサーを備えている-が稼働することになるだろう。それには恐らく多数の「洗練された」小型ロボット地雷が搭載される。それらは航空機から撒かれ、地表に穴を掘り、敵の戦車を待つ。上空から新しい安全確実な方法で地雷敷設区域にばらまかれたそれらは直接的な圧力で爆発しないようプログラムできる。その支持者らによれば、それは人間の犠牲者を最小限に抑えるという。けれども軍の内部にすら存在する批判者達は洗練されたマシーンが暴走するヴィジョンに思い悩んでいる。

こういった迷いがあるにもかかわらず、開発者達は開発を急いでいる。1ミリしかない電気モーターの開発は新しいアイデアを爆発させた。そのひとつにAIコンピューター・チップを備えた小型メカ、ロボット-アントがある。ほとんど見えないくらい小型のそれには兵器としてのみならずスパイとしてのとんでもない価値がある。これらのデバイスが自己増殖する-文字通りの意味で繁殖する-とき、それはこの分野の専門家達にしてみれば、夜明けの到来である。それは軍の電子機器に浸入し、破壊するに際して最適であると言われている。電子的な視覚と聴覚を奪われたとき、敵の編隊は従来の手段による攻撃を受けることになる。

それは大きな自律式野戦砲、「アーノルド」によって実行されるかもしれない。アーノルドはシリコンの脳を備えている。それによって「彼」はターゲットの位置を補足するための光学センサー及び音響センサーを動かし、的確な集中砲火を行う。2002年までに生産が計画されているアーノルドはターゲットを「感じる」だけではなく、いつ、どのターゲットに発砲すべきかを自ら判断できる。けれどもアーノルドには弱点がある。それは彼の大きさである。

衛星か無人偵察機で容易に発見される程度には十分に大きな「彼」は「アエロボット」による攻撃を受けるよう運命づけられている。それは無人の航空機から放出され、割り当てられたターゲット付近に向かう金属容器である。その地点に到達すると、多くの小さなマイクロ兵器が吐き出される。それはプログラム通りに、まどろむ巨人に忍び寄り、内部に侵入し、ごくわずかな酸を投与して電子回路とシリコン・プロセッサーを攻撃し始める。その結果は壊滅的なものである。全体をハイテク・コンポーネントによって構成されたロボット砲のアーノルドのような洗練された自律式の兵器は脳死状態にされる。

こういった未来の兵器の多くが「ノン・リーサリティー」の部類に入るとしても-機械を破壊する機械という前に挙げた例に見る通り-無血の戦争は依然としてはるか未来のものである。スティングレーは装甲車両、ブラッドレーに搭載された米軍のレーザー兵器である。それは「2通りに使える」ものとして描写されている。それはエネルギー出力を調整できる。それはシンプルに敵兵を盲目にできる。目盛り盤を最大限のところまで上げると兵士は外科的に切り刻まれる。音響兵器にも2種類の能力がある。弱い出力で使用すれば、それは襲いかかってきた兵士を混乱に陥れ、気絶させ、身体的に不安定にできる。出力を上げると、この兵器は非常に強い破壊力を発揮する-それは1吹きでジェリコの壁を破壊したヨシュアの角笛の現代版となる。

この一連の新しい方策の全ては「サイバー戦争」である。それは情報戦争であり、その中ではスーツを着た兵士達がソフトウェアとデータ・アルゴリズムに取り組んでいる。それは控え目な感じの戦争に思えるけれども馬鹿にしてはならない。21世紀における巧妙な情報操作は大勢の人々と大勢の人々を対立させ、敵機を撃墜するかまたは敵兵に彼らの所有する自律式の銃器を向けることができる。情報戦を制したものが戦争に勝つものと考えられる。見たことも聞いたこともない、誰も知らない戦争が決して日の光の届かないサイバースペースで戦われているかもしれない。

それが機械戦なのか、情報戦か、ミクロの戦いか、流血を伴う戦争であるかに関わりなく、1つだけ確かな事がある。21世紀に戦争がなくなることはない。リカルド・ペトレーラの考える通り、犠牲者達は力を失ったままであり続ける。アジェンダの中に平和というものは存在しないようである。

「民間」軍事組織の再来

歴史は同じことを繰り返す。アジェンダの中では民間軍事組織の再来が熱望されている。著述家のマーヴィン・トフラーは「民間会社によって組織される有志の傭兵部隊」をつくるべきだと主張する。彼によれば、「彼らは契約料を受け取って国連の為に戦争をする。」トフラーのアイデアは「...戦闘で殺される若い男女...」を送り出すことに対する政府の増大する不本意さから生じてきている。それに対する答えは「雇うことのできる緊急配備部隊」である。彼はそういった平和維持組織は「公認された贈収賄から軍事介入のプロパガンダまでを実行できる...」と付け加える。あいにく、あなたと私のような「貧しい多くの人類」はそういう組織の一部にはなれない。

「プローラー」、愚かでスマートなロボット警備員

最大19マイル以上離れたところから制御される「プローラー」は巨大な軍需産業、ベクテル社の発明品である。指定された施設の周囲を巡回できるこのロボットにはハイテク・センサーがぎっしりと詰め込まれている。レーザー距離計が正しい位置を保たせ、その他の電子装置が面倒な地形を容易に移動できるよう補助している。とりわけそれは多種多様な兵器で重武装されている。けれども問題がある。このロボットのコンピューター・プログラムを操ることに十分、長けた頭の良いテロリスト達は軍事施設へ自由に侵入できる。一旦、再プログラムされるとこのロボットは彼らを警備し、彼らを止めるために送り出された全ての人に発砲する。

未来の兵器-電磁パルス・タンク

英国の国防研究庁には未来の戦車戦に関わる壮大なアイデアがある。EM戦車がその答えであると彼らは考えている。3年以上の年月と1000万ポンドの予算を投じた上で物事は計画通りに進んでいない。けれどもそのコンセプトは少なからぬ興奮を呼び起こしている。開発が順調に進めば、その戦車は戦車戦に革命を起こす非常に強力で完璧な兵器になるだろう。そのアイデアは戦車の砲筒から金属の矢を放つ為に電磁エネルギーの強力な電撃を利用するというものである。通常の発射火薬を要しない電磁戦車は高速で砲撃でき、短時間で戦場にいる敵の戦車を片づけることができる。