面白語録【５】

「カウンセリングに行かなくっちゃ～。」
ふ～ん、カウンセリングに行っても、何を話していいかわからないから行かないと断言していたのに、どんな心境の変化があったのでしょう？
何か相談したいことができたかな？
どっちにしても海の障害を理解してくれる大切な人のひとりだから、お金払ってでも繋がっておくのはいいことだし、行っておいで～と思います。

私：「予約した？」
海：「したした。大丈夫～♪みんなで行くから。」
私：「？」「診察券と保険証を忘れずにね。」
海：「？」「そんなもん、持ってどこ行くのん？」
私：「カウンセリングに行くって言うたやん？」
海：「そう～、カウンセリング。飛行機乗って行くの～♪」
私：「？？？」
海：「・・・違ったっけ？カウンセリング・・・」

は～、そのカウンセリングね。
巷ではスクーリングと言いますねん。

海が所属する通信制高校は自校にサポート校を併設、普段はそのサポート校で授業を受ける中でレポートを作成し、体育などのスクーリングも同時に行なっています。
そして年に一回、集中スクーリングを行なうのですが、それがなんと南の某島に自校のスクーリング専用校舎を持っていて、そこまで飛行機に乗って出かけるというバカンスまがいのカリキュラムなんです。
お金がかかるけれど、修学旅行もない学校だしそれくらい贅沢させてもいいか～という親心でした。
で～も、この島「多分、何にもないんじゃない？」と思われるような辺鄙な島で（島の方すいません）「携帯の電波が届かない」そうで、それひとつ取っても海は行きたくないらしい。
部屋割りでも揉めたそうで、「ほんとは行きたくないんだよね～。」とだるそうに呟いてます。

それなら替わりに仕事が忙しくて疲れてる私を行かせて・・・。
前期のレポートだって、私がやったようなものだし、いいでしょ？

しかし、これほど学校には気持ちも足も向かない海が学校を辞めますと言わないのは何故なのでしょう？
時々「学校に行かないならお金もったいないし、辞めて欲しいな～。」と鎌をかけてみるのですが決まって「いや！高校は卒業する！」ときっぱり言います。（だったら、学校通えよな～。）
空が「お前、金の無駄やから学校辞めたら～？」と言った時も猛然と言い返していました。
「高校卒業しとかな、次に何かしたいと思った時に困るねんで！！」
あ～、以前の高校を辞める時に海と話し合ったことがインプットされてるんだわ。
高校卒業の資格の重要性に絞って懇々と話して聞かせたんだけれど、それがスコンと海の中に入ってるみたいです。
それならもうひとつ、「学校は在籍している以上、毎日通わなければ意味がない。」とインプットできないものでしょうか？
誰か～、お知恵を貸してくださいまし～。

海、スクーリングだからね、スクーリング。
友達の前で間違えたら離島で過ごす４泊５日、ずっと笑われるはめになるから、気をつけるんだよ！