先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

息子からのメッセージ

2019年07月28日 | 日記
ICUでの長い夜が明け、
主治医の先生と看護師さんがベットで
迎えに来てくれました。

病棟に戻る前に、
「息子さんの所に寄って
顔を見てからお部屋に行きましょう」と、
先生が言ってくださって、同じICUにいる
術後の息子と対面する事ができました。

私が息子の名前を呼ぶと、
息子は「大丈夫?」と、私を気づかい
それから「ありがとう。」と、言いました。

ベットで戻る時も船酔いをしているように
目が回り気持ちが悪く、
振動で傷が痛むので、お腹を押さえながら
術後用意された個室に入りました。

ユウキとばあちゃんが面会に来てくれたのに、
ベットの柵に触られるだけで目が回り、
あまり話もできませんでした。

従姉妹のとっちゃんも面会に来てくれました。
とっちゃんは玲子おばさんの長女で、
息子が腎生検で入院した時にも、
おばさんと交替で毎日のように来てくれて
心配で落ち着かない私を支えてくれました。

とっちゃんは、寝ている私を気づかい
飲み物を冷蔵庫に入れて、そっと帰って行きました。

その夜寝ていると、携帯が鳴りました。
それは息子からのメッセージでした。

腎臓をありがとう。
おかげで生きて行けます。

8月24日
手術後1日目の事でした。

本日も、最後までお読みいただき
ありがとうございます。





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