( 推奨 BGM )
心が落ち着くギター音楽
え~~い、とってもかわいいティーセットよ、でてちょうだい、おねがい。
☆★☆ プルルルル~ ☆★☆
わ~~い、でたでたー。ついでに おゆ、わかしてネッ。
わ~い、わ~い、るんるんるんっ♪
まだかな~、まあだだよ。まだかな~、まあ~だっだよ~。
マナカナ~? まあ~あっ、ピュ~~~ッ!
わ~い、わいたわ~。じゃあ、こうちゃいれましょ。うふっ。
るんるんるんるん♪ ふんふんふ~ん♪
うっちゅう~のまんなか~で ティーイタ~イム~♪
あれれれれっ、なにあれっ??♪♪
ちっちゃ~なピンクのわ~たが~しが~♪
モッコモッコムックムック♪
おおきくなって~♪ おおきくなって~♪♪
て~がは~えて~♪ あし~がは~えて~♪
しっぽがク~ルリン♪ ピアノちゃ~んになっちっゃた~~?
( 作詞作曲マイメロなの )
・・・・・・・ パチパチパチ、アンメェ~
ねえねえ、いつからいたの?・・・・・ アップップアメエェ~~
あっそうなの、さっきからいたのにきづかなくて、ごめんネ
・・・・・・ アッパッメエェ~
《 あっ、あのねぇ、あなた達いつまで続けるつもりなの ・・・ 》
「あっ、うたちゃんだ! うーたーちゃんも、こうちゃのみたいのネ。
いまよういするからまっててネ。」
《 私は歌ちゃんじゃないのよ。見れば分かるでしょ。》
アッパラア~ッメェ~ ( う~たちゃん )
と言って、私の足にへばり付くピアノちゃん。ウウウ~かわい過ぎ。
《 だからね、歌ちゃんじゃないって ・・・ 》
あ~私はね、動物でもぬいぐるみでも思った事が分かっちゃうのよ。
テレパシーさえ使えればね、あなただって話せるわよ。
テレパシーは宇宙共通語なんだから ・・・
あぁ、頭痛っ ・・・
う~た~ちゃん、マイメロのことわすれちゃったの~。
《 いや、そういう訳じゃないのよね ・・・ 》
あれれっ、キャラになりきっちゃってる。術が効き過ぎたのね~。
《 あの~、お困りのようですね。》
ありゃま、ティーカップがたりないわ、どうしよう。
《 あっ、叔父様、もう大変なのよ。》
アパッパッポメエェェ~。( えらいこってス!)
《 だったら、 早く元に戻してあげればいいでしょう 》
あれれ、セバスチャンさんだわ。やせちゃったのネ。
《 そうなんですけどねー。ここまでレベル落として話したのは初めてで、
すごく疲れてしまって ・・・ あっそうだ。私達も休憩しましょうか。》
《 ほぉっほぉっほぉっ、無理もありませんねえ。
ただ、主神にとっては下座というものはとても大事ですよ。
これから、あなたは幾多の困難な試練に打ち勝ち、
創造を積み重ねて行かなければなりません。
あなたのお父様も、明日から始まる 「神裁きの三日間」 に懸けています。
そして全ての御家来神と全宇宙の星の住人達、地球人70億と、
その先祖のことを信じています。
悲しい事ですが、物質界の数十億にプラスして、
全ての浮遊霊や自縛霊や憑依霊、
幽界では物質界の数千倍以上の魂が、
地獄の惑星、「 木星 」と「火星 」の内部世界に
転生を余儀なくされてしまいます。
その二つの惑星での修行は、原始人に後退させて、
そこからほとんど進化が許されない堂々巡りの人生になります。
なんと哀れなことでしょう。
その上、860億年間、二つの星は隔離され
他の星への転生は許されません。
自業自得、神の道に背を向けた報いなのです。
これから遭遇する人間達の魂は、
極限まで堕落し汚れていますが、ここぞという時以外、
決して手を出さないというお父様とのお約束は、破ってはいけません。
私はただの見届け人ですから、お手伝いは何も出来ませんよ。》
《 それは良く分かっておりますわ。》
《 結構。ただ、その前に休憩するのもいいでしょう。
この周りの空間だけ物質界の
時空の影響を受けないようにしておきますからね。
さあさ、お二人さん。私たちも入れて下さいね。
あっ、ティーカップが足りなかったのですね。
では私が御用意致しましょう。》
わあ~、うれしいな。セバスチャンさんたら、
まほうもつかえるようになったのネ。うふっ。
ア~ポメエエ~!
二人ともなんてカワイイのかしら。あんなに喜んで・・・
叔父様はニコッと笑って握った右手を差し出し、
掌をゆっくりと開きました。
すると七色に輝く光の玉が現れ、
その光に向けて、フウーッと優しくなが~く息を吹き掛けたの。
吹き掛けられた光の玉はパアーッと幾千兆個の光の粒子となり、
まるで生き物のように息吹に乗り、ゆらりゆらめき、
人間の科学では検知出来ないレベルの微粒子が、
徐々に「造化の業」で形造られる様子は、
あなたにも出来たらお見せしたいものですわ。
ム=無、ウ=有
ムウとは、霊=何も無い所から、
有=物質化させる神業を表す言霊なのです。
とは言っても、無と表現するからには、無の存在は有ることになりますね。
結局は、有は有からしか生じないとも言えます。
それもまた宇宙の実相なのよ。 ややこしいけどね ・・・
数霊、言霊、色霊、形霊、音霊、
そして物理の勉強もされた方がよろしいんじゃないかしら。
この世でも、あの世(幽世=幽界)でも勉強と修行の繰り返し、
怠けていると、どんどん魂のレベルが落ちるわよ。気を付けてネ。
その魂のレベル、または周波数が、5.1次元領域まで上がると、
神の領域に達することになります。
そうなれば、人間としての転生の行から開放されます。
このことを、輪廻転生からの解脱 (げだつ)、
あるいは、アセンションと言います。
皆さん、誤解の無いようにしてくださいね。
ほら、そうしている間に磁器製のティーカップが三客と、
藤の籠に入ったキャンディやクッキーなどのお菓子、
それとアーモンドパウンドケーキが四つ。
あなたも、お好みな物を御自分のお部屋で用意してね。
あらっステキな生花とBGMまで ・・・
カンペッキー。
《 もう、叔父様大好きスキスキッ♪ 》
「 マイメロもだいすきスキスキッ♪ 」
「 アメェェ~アッメェェ~ッ♪ 」
私達はスキップしながら、辺りをくるくる回ったのでした。
太陽をバックに ・・・ す、凄い絵だわね強烈に ・・・
《 あらあら、皆さんに喜んで頂いて私も嬉しいですよ。ほぉっほぉっほ。》
「 それじゃあ、マイメロがみんなにこうちゃいれてあげるわネッ。」
《 ところでマイメロちゃん、この茶葉の銘柄は何かしら?》
「 アールグレイニューヨークなの、マイメロとってもすきなのよ。」
《 あ~ら素敵ネ。私も好きだわ。
飲んだ時に鼻に抜けるベルガモットの香りが、たまらないのよねェ。》
《 マイメロさん、ありがとう。
では、冷めないうちに感謝して頂きましょう。
読者の方も御一緒に手を合わせて、頂きます。》
《 頂きます。》
「 いただきます。」
「 アッパメェェ~。」
《 あら、どうしたの? マイメロちゃん、カップの中見つめて。》
「 あのネ、マイメロ、こうちゃのひょうめんに、もようができるのみたり、
ゆげがゆらゆらふわふわくるくるするところをみるのすきなの。」
《 あら、私も好きなのよ。》
「 わあ~いマイメロといっしょだ。うふっ、それでネ、
そうゆうのってせいれいさんじゃないかっておもったの。
だからみんなにおなまえつけたのよ。」
アッパッ、アッパッ、アウメェェ~~
《 あらあ、良い所に気付いたわね。それでお名前はなんて付けたの。》
「 えっとネ、こうちゃのひょうめんのもようのせいれいさんは、
パッとすぐかたちがかわっちゃうから、(パラリル)ってつけたの。
パラリルがおかあさんなの。
それでネ、ゆげはこどもなの。
マイメロがみつけたのは(ウネリル)(ヒラリル)(ユラリル)
(ユルリル)(クルリル)(フワリル)(ホワリル) なの。
七人きょうだいなのよ。」
ンッモグ、アッモグ。ンゴク、ゴク。
パハァ~~ッ、ンメエェ、アメエェ~~。
《 あらあら、そんなに良く探せたわね。それにとっても素敵なお名前よ。》
「 ありがとう。う~れしい。
うふっ、マイメロもっときょうだいがいないか、
いつもさがしてるのよ。」
「 アパッポアメエェ~。」
《 私は炎の方が好きだって、そりゃ~、あなたはそうでしょうネ・・・》
神の芸術の中で、最も美しい物の一つは炎だわ。
太陽のコロナループやフレアが飛び交う姿、
水素ガスが燃えて対流してうねる粒状班。
ただし、その劇的で雄大な光景を人は直接肌で感じ取る事は
出来ないわね。地上で直視することすら困難でしょう。
炎自体には、触れれば火傷してしまうしね。
でも、身近に触れて実感出来る物が唯一御座いますのよ。
それは、このカップに注がれたティーやコーヒー、
その他の温かい飲み物なの。
特に色が濃いものほど分かり易いわね・・・
ほら、良く見ているとお茶の表面に、
大小様々な模様が浮き出ているでしょう。
それは、お湯の中が複雑に対流しているからなのよ。
それが、一瞬にして亀裂が入り模様が変る。
お湯の精霊パラリル。
面白い命名だわね・・・間近で見ると微細な気泡が集まって、
美しい模様が浮かび上がっている。
室内に風は無いのに、カップの中には風が生まれ湯気は
ゆらりうねって立ち昇る。
時に回転しながら激しく、時には穏やかに ・・・
それは正しく湯気の精霊の如くに ・・・
カップの中は神の創造せし小宇宙と呼んでもいいかもネ。
お味噌汁は、また赴きが違って面白いわよ・・・
何れにしてもカップの口は広い方が模様が出易いですわよ。
そうそう、それで湯気の精霊が集まると竜みたいに見えるでしょう。
これがお父さんにしたらどうかしら。名前はノボリル。
まあまあかしらね・・・そして立ち昇ったノボリルという湯気や水蒸気は、
上空に集まると雲になる・・・ぷかぷか漂い、時に雨を降らせ、
時に雪を降らせる。そうやって永遠に循環していくの。
地球の空調の役割を果たしている熱塩循環に地球内部のマントル。
太陽の粒状班も然り。
太陽系、天の川銀河、その他の天体を動かす法則も、
偉大な神の創造せし循環システム、
「廻りの理」と「三十字の理」によるものですのよ。
全てが神の愛の充満界なの。
その神の創造せし美しき大宇宙に抱かれながら、
カップの中の小宇宙に感動する。
ああ~、な~んて贅沢な一時なのでしょう。
あなたは気にされていなかったかしら。
それでしたら、一度お試しになられて下さい。
とてもお手軽ですわよ。
ほんと、お父様の宇宙ってステキだわ。
わたくしもがんばらなくっちゃ。
あらっ、おしゃべりに夢中になっていたら、
パラリルはもう薄くなってきたわ。
紅茶の温度が低くなってきて丁度飲み頃よ。
《 じゃあ、そろそろ頂きましょうか?》
「 は~い。」
《 あらっ、ピアノちゃんはもうケーキ食べちゃったの、
意外と食いしん坊ねえ。
ほらほら、お口の周りにケーキの欠けらが、あちこち付いてるわよ。
取ってあげる。あらっ、お顔が赤くなった。
か~わいい、うふふふふふふ。》
「 アッ、アッメェ~。」
《 まあまあ、スミレさん、その辺にしてあげて下さい。ほほほほ。》
《 は~い。》
すると、ピアノちゃんは空のお皿を私の前に出して、こう言いました。
「 ミミミッ、ミラバケッチョ? アンメェ~。」
《 えっ、おかわり。プッ、きゃははははは ・・・》
皆で手を叩いて、大笑いしちゃいました。
《 しかし、なんですね~。
太陽の前で、のんびり楽しく紅茶を飲む。
これも又、乙なものでございますなあ。
あっ、あそこにシリウスの五連星が、
あそこにはプレアデス星団が見えますよ。
あそこには、ひまわり銀河が ・・・ 皆さん?!
あ、あのお~、三人でかけっこですか、楽しそうで結構なことですねぇ~。》
《 あっ、叔父様ごめんなさい。何かおっしゃいました?》
《 ああ、いえ何でもございませんよ。
そろそろ、お開きと致しましょうか?》
《 はいっ、承知致しました。》
「 は~~い。」
「 アア~ッパッ。」
《 それでは皆さん、手を合わせて、ごちそうさまでした。》
《 ごちそうさまでした。》
「 ごちそうさまでした。」
「 アッパッメエェ~。」
そんなこんなで楽しい一時は過ぎていったのです。
めでたしめでたし ・・・
《 あ~、楽しかった。ところで、シバ殿。お時間のようですけど~ ・・・》
あたくしはニヒヒ~ッと笑った。
「 ア~パ、ア~パ、アッパッ、メェェ~ ・・・」
さよなら、またね~、と言って、ピアノちゃんは、
ピンクのカワイイ光の龍体に変化して、
太陽に向かってピューッと、お帰りになりましたとさ、
めでたし、めでたしっと ・・・
《 ピアノちゃ~ん、さようなら~、またね~。》
「 ピアノちゃ~ん、またあってね~って、あそこおひさまだよ。
あつくないのかな?ねえねえ、うたちゃん、
どうしてピアノちゃんはおひさまにかえっちゃったのかな~?
あそこマリーランドじゃないよ。」
《 え~あのねえ、まあ、あんまり気にしなくていいのよ。
どうせ、すぐ会えるんだし。
あっ、そう言えばあなたを元に戻さなきゃ。
いつまでもこんなことやってられないわ。》
「 ????? なんのことか、マイメロわかんない。」
《 分からなくていいのよ。じゃあ、元に戻れええ~~んえんえん円。》
私は、左手の人差し指をマイメロの目の前で、ぐるぐる左に回した。
「 ああ~あぁ~あぁ、やあ~い、
め~がっ、まわっ・・&・%・#・・・」
すると、目を回したマイメロちゃんはホヨンと倒れた。
すると、バッボヨヨヨ~~ンと煙が出て元の信造に戻ったので~したとさ。
めでたしめでたし ・・・
ふ~、つかれっ、あっいや、愚痴はいけないわよね。
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