クリスマス 懺悔・・・

　
　い～つのことだかぁ～　思いだしてごらんん～～～ん

　と、昔話ばっかりです。


　今年30歳になった長男が30年前に生まれ、（あたりまえか！）

　翌年に長女が生まれ　元気に走り回るようになった頃、

　しろうさ一家でも　世間並みに　クリスマスの日には

　ツリーを飾り、ケーキとチキンを食べておりました。

　きらびやかなおもちゃも、1個ずつ買ってあげておりました。

　その長男が　幼稚園に入り、お友達に教わったんでしょうね。


＞長男　おかあさん！サンタさんって知ってる？

　　　　そりに乗って　プレゼントくれるんだって！



　そう言うじゃ　ありませんか！

　幼稚園で　色紙を切り　サンタさんや　そりを作って　飾ったそうです。

　そして、きっと年長の兄弟のいる子から聞いたんでしょう。

　「サンタさんて　本当はおとうさんなんだって！」



　しろうさ　考えました。

　自分自身も　サンタさんに欲しいものをおねだりして、

　押し入れの奥の包み紙を見つけた時の　「ああ、やっぱり！」の気持ちは

　覚えています。

　な～んだ！なんて、思ってほしくなかったんですよ。

　で、言いました。



＞しろうさ　　サンタさんは　遠い北の国に住んでいてね、。

　　　　　　　クリスマスには　子供たちに　贈り物を配ってくれるけど

　　　　　　　おとうさんとおかあさんがいる子供達には

　　　　　　　かわりに　プレゼントをあげてくださいねって、
　　　
　　　　　　　言われているんだ！


　　　　　　　だから、うちには　サンタさんは寄ってくれないけれど

　　　　　　　おとうさんから　好きなおもちゃを　買ってもらえるんだよ！

　　　　　　　よかったね～！




　「え？」と、いう長男　長女に、

　サンタさんはいるんだよ！と、信じて欲しかった事と
　
　いい子にしてれば　何か買ってもらえるというのが

　ちょっと　いやでした。




　「ほんと？」という子供たちと一緒に、じゃあ　サンタさんのお家を教えてもらおう！と、

　　電話をかけました。

　　この頃は　パソコンも無いし　ネットで検索！なんて便利な物はありませんでしたから

　　１０４番にかけて　東京のフィンランド大使館の番号を教えてもらいました！

　　
　お電話しましたよ～！もう　どきどきでした！



　
＞しろうさ　　すみません、サンタクロースさんのご住所を　教えてください。（声が震えた！）




　年配の女性の方が出られて、サンタクロースの村

　住所を教えて下さいました。

　スペルもいちいち　聞きながら書きました。（もう忘れちゃいましたが・・・）



　そして　サンタさんにお手紙を書きました。



サンタさんへ

　　ぼくのうちには　おとうさんとおかあさんが　います。

　　おくりものは　およそのこに　あげてください。

　　がんばってね


　こんなことを書いて出した覚えがあります。


こるばとぅんとぅーり


　サンタさんが住んでいる場所、これは今でも　覚えています。


　「サンタさんは　　こるばとぅんとぅーりに　いるんだよ！」

　誇らしげに言う子供たちを見て　嬉しかったです。




　で、お返事が　来たんですよ！！

　赤い帽子のサンタさんの切手が貼ってありました。

　　　・・・お返事　英語でしたが・・・・

　大喜びでした！

　　　・・・私がですが～～

　あ～～　家のどこかにあるんだけど　見つからないです！！

　　　・・・開かずのクローゼットの開かずの段ボール箱の中か？？





　我が家には　まだ　親になった子供は　いませんが、あと何年かたち、

　私の子供たちが　親になり、子供たちとどんなクリスマスを　過ごすのかで、

　自分たちがどんなクリスマスを過ごしたかったのかが　わかります。



　しろうさ　答え合わせを待つ　学生のような気持ちです！！

　あ～～、あんなクリスマスは　いやだった！なんて、言われたら　どうしよ～～！




　

今日のしあわせ

　長女（！）の　初めてのクリスマスプレゼントは

　仮面ライダー変身ベルトでした・・・女の子なのに


　翌年は　ちゅうかなぱいぱいのステッキでしたよ。

　懐かしいなあ・・・