お悔やみ

　先週末　ご近所のおばあさんが　亡くなりました。

　うちのじいちゃんより　４歳年上の方です。

　まだ　しっかり歩けるし、にこにこお話もなさるし、

　お散歩しているときに行きあって挨拶する事が　多かった。

　ご自分の身の回りの事も　自分でなさっているそうだった。

　暖かくなった昼間、息子さんご夫婦が　仕事に出かけているときに

　自分で　お風呂の支度をして　お一人で亡くなってしまったそうです。

　一番年下のお孫さんは　高校生になったばかりとか。

　ご家族の悲しみは　いかばかりか。

　お気の毒です。



　ばあちゃんが　お手伝いに行っている間、しろうさは留守番でした。

　じいちゃんには　なんだか　伝えられません。

　昨年、じいちゃんは　仲良しの同級生を　亡くしました。

　今年、桜は咲きましたが　恒例のお花見は　できません。

　また　来年ね、と言った約束が　無くなってしまいました。

　じいちゃん　「桜が満開だね！」と言っても、何も言いません。


　じいちゃん　今日は　ディサービスです。

　施設の２階にある　ヒノキ風呂に　入るんだそうです。

　窓から　大きな桜の木が　見えるんだそうです。

　じいちゃん　喜んでくれると　いいなあ。