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風のスケッチブック

些細な記憶の断片
記憶を記録しておくこと
想いを残さないために

ロールパン early 1970’s

2024-12-25 16:09:35 | 日記

 

寒い朝でした

通学路を歩いていると 

女の人がロールパンをかじりながら

本気走りで私を追い抜いて行きました

 

 

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クリスマス (early 1990’s)

2024-12-24 14:45:18 | 日記

 

海辺の街でのお話です

その小さな兄弟は、小さい間はサンタクロースを本気で信じていました

彼らは12月に入るとサンタクロース宛に手紙を書きます

「サンタさんへ 今年は何々をお願いします」

子供らしい字で書かれたピュアな手紙に

毎年大人たちは誠実に応えようとしました

手紙に書かれたプレゼントだけは、サンタクロースが

イブの夜に運んできたことにしようと大人たちは

工夫をしたものです

クリスマスの朝、小さな兄弟の父親は暗いうちに起きて

サンタさんに取っておいた昨夜のケーキの残りを平らげ

サンタさんが来たことの証としました 

 

ある年、自転車がサンタさんからのプレゼントになりました

クリスマスの朝まで隠しておくのに私も協力させてもらって

本当に楽しかったことを思い出しています

 

 

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拍子木 (15 years old)

2024-12-21 09:10:13 | 日記

 

冬の夜の静けさが運んできたのは

電車の音だけではありませんでした

 

火の用心 カン カン

マッチいっぽん火事のもと カン カン

 

引き締まった冷気を渡って来る拍子木の音は

火の用心を呼びかけているわけですが

私には厳冬をのどかに謳っているように

どこか聞こえてしまう風物詩でありました

 

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冬の音 ( 12 years old )

2024-12-19 21:04:58 | 日記

 

夜、遠くに電車の音が聞こえて来ました

冬だけ聞こえて来る音です

温めた牛乳を飲みながら耳を傾けていました

 

 

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小さな崖 ‘60〜’70

2024-12-15 09:22:43 | 日記

 

十軒家の先には高さ2メートルほどの

小さな崖がありました

崖の前は草はらが広がっていて

ここでよく遊びました

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