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風のスケッチブック

些細な記憶の断片
記憶を記録しておくこと
想いを残さないために

バスカヴィル家の犬

2025-04-22 12:50:11 | 日記

 

〜1973年(11才)4月のできごと〜

水が張られた田植えまでの田んぼは

子供たちの恰好の遊び場でした

ある日私は田んぼに落ちました

ズブズブと脚が沈んでいきます

周りで遊んでいる友だちや知らない子たちが

ゲラゲラ笑っています

最初は私も笑っていましたが途中から焦り始めました

ズブズブが終わらないのです

とうとう股まで沈んだ時、焦りは恐怖に変わりました

(底なし沼………!)

私は半べそをかき始めました 

するとそこでズブズブが終わり、私は助かったのでした

 

ジェレミー・ブレッド主演の名作「シャーロックホームズの冒険」

シリーズに「バスカヴィル家の犬」というのがあります

逃げる犯人が最期、底なし沼に沈んでいくシーンを見るたびに

私は「あの時」を思い出すのです

 

 

 

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (PAJ)
2025-04-22 20:24:14
The artist recalls sinking into a bog as as a small boy and how frightening it was. 😥
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Unknown (siro)
2025-04-22 22:32:07
そうです、本当にこわかったです。
sinkingがひざを越えたくらいから、パニックでした。
それでもみんなが笑って見ていたことが強く印象に残っています。
世の中で起きているひどい事件や事故の目撃者たち全員が全員、心配しているとは限らない。途中までfictionみたいに見ていたりする。それこそがrealityなのかもしれません。
返信する

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