新たな放射線治療へ

2018-12-07 13:20:34 | 
人間…いや私だけか…私の脳はフリーズした…

考えることをフリーズした

これは防衛本能か?

乳ガンだけでも青天の霹靂が次々と新たな癌の発症の現実…到底普通の神経では対応出来ない…

起こった現実をひとつずつ整理して片付けて行くしかない

辛い、哀しい…そんな感情がフリーズした

やるっきゃないッ‼︎

先ず大腸内視鏡検査からはじめることにした
もし癌なら先に片付けなければならないかもしれないから…

この時の内視鏡検査の結論が…
24ミリの良性のポリープ…不幸中の幸い…
とにかく嬉しかった!
でもこの病院では生検は一泊2日入院でしかやらないとか…生検せずにわかるのか?

聞くと検査液をかけて判断するから大丈夫だとか

大腸ポリープ切除はまだ先でも大丈夫なので先に膣転移癌の治療を優先するように指示が出た

それを受けて放射線科の診察を受けた
放射線医Sは乳ガンの時と態度が変わっていた⁈

良いか悪いかでいうと良い‼︎

乳ガンの時は何だか居ても居なくても…
技師の方だけで良いのでは…なんだか毎週の診察も型だけみたいな…しんどさも相まってそう思えたのかも…

放射線やけども夏の日焼け程度でグジュグジュになることもなかったから…乳腺外来の後セットのように有る放射線外来がめんどくさかった

放射線医Sは態度も一変…丁寧に治療の内容を説明した

治療は腔外照射…骨盤部を中心に4点照射…それを25回
乳ガンの時の下腹部版

プラスして腔内照射…毎週二泊三日の入院で3回
膣口からがん細胞に器具を当て直接放射線を当てる+膣に器具を挿入して膣全体に放射線を照射する

放射線医Sは「他の治療法と良く考えて選んで下さい」…と言った

既に婦人科医には手術は難しいこと…人口膀胱覚悟なら手術は出来るがということ…放射線で小さくなったら手術も考えられるということ…
放射線治療しかないと話し合っていたので…

だから決めて放射線科へ来たので即答した

放射線医Sの眼差しがキラリ✨と光った…
さらに詳しく聞いた後…何か質問は有りますかと放射線医Sは私に聞いた

「自信は有りますか?」…尋ねる私に放射線医Sはキラキラ✨の笑顔を見せて答えた

腔内照射が出来る医師は日本に100人くらいで
「僕にしか出来ないと思いますよ」…イケメンの鼻が一段と高く感じられた

しかしこの後この若きイケメン…良いのは顔とスタイルだけではなかった…有言実行…
素晴らしい治療を成功させてくれた…

この頃から〇〇県立がんセンターを選んだことを心から良かったと思えるようになっていた

そうでなければこんなに短期間に多種の癌の専門医を受診することも出来なかったし、一度の検査をすべての科で共有してくれることもなかった

全てが順調に進み出したせいか…
乳腺のHは相変わらず協調性は無く時折悩んだりもしたが…

他の医師、看護士に寄り添い支えられ…
病院が嫌な場所では無くなったというか…
病院にいると…特に今回の入院は安心出来た

そして又放射線治療ははじまったが…
今回はとても元気に毎日通った