放射線療法へ

2018-12-04 11:36:12 | 
私のガンのサブタイプは…

ルミナルB型(HER2陰性)

これはホルモン受容体
ER(エストロゲン)が陽性
PgR(プロゲステロン)が±0
HER2(ハーツー)が陰性
ki67が低い

以上の結果でH医師は手術に加え、放射線治療とホルモン剤治療と抗がん剤治療をするように言った…

H医師曰く…ER,PgR共に陽性ならホルモン剤だけで良いがPgRが±0なので…とのこと…

どのくらいの確率なのか尋ねると5%くらいだと言う

リンパを全摘しただけでも生活の質は確実に下がるのに…抗がん剤だなんて…まして再発、転移確率5%で…

又まだ検査の決定打にはなっていないにしろki67も低い…ki67とは核内のタンパク質でこの数値が高いと腫瘍の活動性として増殖能力が高いということらしい

私は言葉を濁して先に放射線科の予約を早めてくれるよう頼んだ

11月中に放射線を終えたいと相談すると
「16日間で終わるのも有るんだよね〜」H医師
「それでお願いします」私

そしてもうひとつ…
「ハイパーサーミア温熱療法ってご存知ですか?
私それを受けたいのですが診断書とCDRお願いします」私

「知ってるけど効かないよ。まぁ〜いいけど…いつから?」H医師

「放射線が終わってから」私

「分かった。今日診断書とCDR渡しておくわ」

ひとつクリアー…私心の声…
でもこれがこの後ひと騒動巻き起こすことになる
それはまた今度…


放射線医師は若く、お醤油系のかなりイケメン…
医者はブス男(オ)の方がいいとその時思った(笑)

因みにH医師はブス男である(笑)

いくつになってもどちらにしろはじめは恥ずかしいものだか…ブス男なら段々羞恥心も薄らぐ

でもここまでイケメンで若くって…ましてや貧乳で乳ガン手術で…
医師は何にも思っていないけれどね〜きっと(笑)

早くに受付してもらって良かった〜

前段階で時間もかかるし…

乳腺科から回って来た診断書なりに16日間でと記して有ったのだろう…
放射線医Sは怪訝な顔をして言葉を選んで私に聞いて来た

私が11月中に終わらせたいと希望し、それなら16日間で終わる方法が有るということなのでそれを希望しましたと話すと納得したらしく詳しい説明をはじめた

H医師の無責任、無知に唖然とした…

通常乳房のガン部分切除に対しては4点照射をする

乳房部分切除部を含む鎖骨までを1箇所、その裏背中から1箇所、腋窩切除部を含む両脇…

16日間で終わるやり方は線量は同じで鎖骨下リンパには照射せずに3点照射することらしい…


いやいや…それは困る!
再発や転移が心配だから抗がん剤までしろと言ったくせに鎖骨下のリンパ当てなくてどうするの⁈
考えられないッ!H‼︎

それに抗がん剤をする理由として腋窩には当たらないからって言ってたのに…当たりますッ‼︎

それにそれに…勿論主治医とは相談はするが放射線に関して最終的に決めるのは放射線医‼︎

結局25回の放射線治療ははじめの印付けやCTやら待ちや祝日やで12月25日がlastdayになった

長かったし精神的に辛い放射線治療になった

そうそう…放射線科を受診するに当たり胸の傷口、抜糸の後貼っていたテープを剥がして…⁇
うん?あれ?なに?…乳輪を切った筈だが⁇?…
乳房部にYの字の傷?引きつれ?…

まだリンパ液を毎週抜いても溜まる状態だったのでその時はわからなかったが…結論として手術ってがん細胞やリンパを切除したところで一度縫合してさらに上皮…目で見える傷口を縫合するでしょう
要するに私の場合…その切除部の縫合が悪いというか…上皮を裏から切除部と一緒に縫っちゃったってイメージ!
それで目で見える上皮に引き連れが起こったってカンジ!
それが後にリンパを切除した縫合部と引っ張り合い…1年経った今でも痛い時がある…

放射線医の初診察の時…放射線医がそのYの字を傷口だと思ったというオチがついた…笑う気にもならない…

H医師はその話をしても見ようともしないし無視する…まぁ〜今更弁解聞いても仕方ないことだからそれ以上追求はしないけれど…

私の結論はこうだッ‼︎
手術当日私は朝イチの手術だったが…無理に予定を変えて私を追加したから…勿論主治医で有るHが最初のメスと手術はしたと思うが後の縫合はマーロ医師と女医Sに任せて予定の患者の手術に向かったのでは無いか?

だから何も知らないHは「キレイに手術したから」なんて私に口走ってしまって…

TVドラマで良く有るでしょう〜〜…偉い先生がやった後「あとは頼んだ」…なんて…

だからマーロが主治医みたいに何回も来たし…
だから女医Sは手術室には入れないでって言ったのに…こんな事が起こると疑いたくなるから…

それ以外考えられないッ!このひきつれッ‼︎


〇〇県立がんセンターの放射線技師は皆若いしほぼ男性だし…

治療は1日1回10分くらいかな〜…
痛くも痒くもない…
ほぼ会話もなく…淡々とおこなわれる…

週一で看護士の面談と医師の診察が有るが…

その淡々に私はやられた…
そしてこの間知人友人共会わずひとりでガンに向き合った…
それが良くなかった…と今は思う

勿論一時期では有るが白血球減少も起こり免疫も下がる

私は途中めまいや立ちくらみが起こり相談したがあまりひどかったら耳鼻咽喉科を受診するように言われた⁈…放射線治療に関係無いと⁇…

放射線やけども出て来た…グジュグジュになってからではイヤなので塗り薬をお願いしたら…出るには出たが渋られた…

結局ここでも感じた重篤患者との差別…

早めに何でも言って下さいという割には何も真剣に対応してくれない‼︎

そして言われた「〇〇さんは軽い方ですよ〜」

私は12月26日に乳腺科の診察を最後に一月半ばまで家でひとり入院生活状態でいた…

クリスマスもお正月も無かった…
姉が送ってくれたおせちを食事代わりに何とか乗り越えた…

病気と向き合い過ぎてはダメだとこの時学んだ

それがこのあと起こる闘病の役に立った