入院まで1週間のこの日…リンハ節転移を告げられた…
ここでステージはⅡaに上がる
「リンパにはいくつ転移してるのですか」…私
「今はひとつだけど、それは開けてみないとわからない。
ひとつでも転移してたら全部取るよ。
それが標準だから…」
「標準って…今はなるべく残すのが普通で…
ネットで調べても私の友人も4個とか6個とか…」…私
「いや、標準だから…後で転移しても知らないよ」
「私はひとりで暮らしているので何でも自分でやらなければならないのです。リンパ浮腫とか、大丈夫なんですか」…私
「大丈夫!大丈夫‼︎…
それから乳房部分切除なら放射線がセットだから…標準ね!
放射線が嫌なら全摘出ね」
「全摘なんて…傷が大きくなると後から大変なんじゃないですか?
私、前の手術で30センチくらい開腹しましたけれど…実際には完治まで半年くらいかかりましたよ」…私
「乳がん手術は表側だけの手術だから…痛みも大したことないの!部分切除も全摘も大差ない!」
ハッキリ主張しているように感じられますが…
H医師に畳み掛けられて…思考が追いつけない状態での会話…
この段階でH医師の主張を全部受け入れた状態で病院を後にしました
どうしよう…どうしよう…どうしよう…
部分切除+放射線治療…これは受け入れたんだけど…
問題はリンパ節全摘出…腋窩郭清…
リンパ浮腫は私が思った以上に大変そうで…
友人はリンパ節をセンチネルで4個取って…それでも毎夜旦那さんにマッサージしてもらったくらいだるくなったそうで…
全摘出したら…いや、だいたい全部取る必要が有るのか…
脇のリンパには胸に近いところから①②③…と転移するであろう順番が医学的には分かっているという⁈…
だからセンチネルで少し先まで取っていくつ取るかを決めるらしい…あくまでも私調べ
でも…もし全摘出を拒否して先々転移したら…
もっと怖いことになるかもしれない
リンパに乗って他臓器に転移したら…
どうしよう…どうしよう…どうしよう…
主治医ともっと話し合いたかったが…
話し合える相手では無かった…
私が一番引っかかったのは…標準という言葉
私のガンだッ!
私のガンにふさわしい、私に対する治療は…
知人に聞いてもらっても、友人に相談しても…
やはり結論は出なかった
当たり前のことだ…
それに何を聞いても自分で決める…
いつもそうして来た…
失敗しても誰も責めずに済むから…
自分だけ後悔することが、なんだかんだ言っても一番心が楽だから…
その方がいつか時間が解決して、又いつか前を向ける…
でもそこにそれでもグタグタ悩んでる私の背中を押してくれる存在が現れた
その人は両方の胸も脇のリンパも全て無かった…
まだお若い時にまず片方…そして転移してもう片方…今現在30代後半から40代はじめ…
今介護のお仕事をしていて両腕で10キロなんて遥かに越える高齢者の方々のお世話をしている
制服のポロシャツの胸は貧乳では有ったが全くそれを疑わせないほど元気な人だった
彼女は「触ってみて!」と私の腕を引っ張った
「浮腫はもしかしたら明日始まるかもしれないけれど…私は今のところ大丈夫だから!
大丈夫!取っちゃえ‼︎」…彼女の笑顔は清々しかった…
勿論…今だに何が正解かはわからないし…今も悩んでいる⁈…もう全摘して一年にもなるのに…
それが紛れも無い現実である
又その現実は後日…
私は入院の日を迎えた…
この日までH医師に会うことは無かった…
夕刻、診察と称して呼び出された
確認である
「では…ステージⅡa、右乳房部分切除、腋窩郭清+放射線治療…それでいい?」
「ハイ」…
「良かった〜…センチネルやると時間もかかるし…乳輪から開いて傷はわからないようにするから…」
「……」…
結局…私が異常を感じてから3ヶ月半…この間に10ミリだ12ミリだ…などなど…検査するたびに大きさを変えていたがん細胞は最終16ミリで切除されたらしい…
脇リンパ節への転移…1個…それもがん細胞と同じ位の大きさらしい?…???
私が画像で見たのは小さい数ミリ単位のモノを2個…?
私の見解はこうだッ‼︎
S女医の下手な生検で何度も針を刺し、そのせいで癌が広がったのでは無いかと…
16ミリもあるガン細胞が…エコーにもPETにも映らないわけがないッ‼︎
この見解ははじめて口にした?いや公にしたことで…それしか考えられない…
S女医…いやS…あなたは絶対医者になってはいけないッ‼︎
医者の技術不足や無知で再発、転移しても医者は単にガンのせいにする
ミクロの肉眼でも検査でも見えないガンが現れただけと哀しいかないくらでも医者は逃げられる…
いや医者本人も周りも不運だとそう信じる…
それは患者本人さえも…
又私のように疑問を感じても、結局悩んだ挙句、泣いた挙句、悪態をついた挙句、泣き寝入りするしか無い…
虚しさだけがのしかかるだけ…
大事なのは何が有ってもこの人ならばと信じられる医師に出会えるかどうか…
癌難民…いろいろな意味で使われるらしいが…
はじめに良い医師と出会わなければなかなか転移するのも難しい現実がある
ましてや手術も終わった患者をどこが受け入れてくれるか?
転居して嘘をついて紹介状を持って行けば別だが…
私も悩んだ時同病の友人が自分が行っている乳腺外科を紹介してくれると言ってくれたが…悩んだ挙句断った…
そこでもし何か有ったら…
自分で選んで自分で後悔するしか無いと決めた
ここでステージはⅡaに上がる
「リンパにはいくつ転移してるのですか」…私
「今はひとつだけど、それは開けてみないとわからない。
ひとつでも転移してたら全部取るよ。
それが標準だから…」
「標準って…今はなるべく残すのが普通で…
ネットで調べても私の友人も4個とか6個とか…」…私
「いや、標準だから…後で転移しても知らないよ」
「私はひとりで暮らしているので何でも自分でやらなければならないのです。リンパ浮腫とか、大丈夫なんですか」…私
「大丈夫!大丈夫‼︎…
それから乳房部分切除なら放射線がセットだから…標準ね!
放射線が嫌なら全摘出ね」
「全摘なんて…傷が大きくなると後から大変なんじゃないですか?
私、前の手術で30センチくらい開腹しましたけれど…実際には完治まで半年くらいかかりましたよ」…私
「乳がん手術は表側だけの手術だから…痛みも大したことないの!部分切除も全摘も大差ない!」
ハッキリ主張しているように感じられますが…
H医師に畳み掛けられて…思考が追いつけない状態での会話…
この段階でH医師の主張を全部受け入れた状態で病院を後にしました
どうしよう…どうしよう…どうしよう…
部分切除+放射線治療…これは受け入れたんだけど…
問題はリンパ節全摘出…腋窩郭清…
リンパ浮腫は私が思った以上に大変そうで…
友人はリンパ節をセンチネルで4個取って…それでも毎夜旦那さんにマッサージしてもらったくらいだるくなったそうで…
全摘出したら…いや、だいたい全部取る必要が有るのか…
脇のリンパには胸に近いところから①②③…と転移するであろう順番が医学的には分かっているという⁈…
だからセンチネルで少し先まで取っていくつ取るかを決めるらしい…あくまでも私調べ
でも…もし全摘出を拒否して先々転移したら…
もっと怖いことになるかもしれない
リンパに乗って他臓器に転移したら…
どうしよう…どうしよう…どうしよう…
主治医ともっと話し合いたかったが…
話し合える相手では無かった…
私が一番引っかかったのは…標準という言葉
私のガンだッ!
私のガンにふさわしい、私に対する治療は…
知人に聞いてもらっても、友人に相談しても…
やはり結論は出なかった
当たり前のことだ…
それに何を聞いても自分で決める…
いつもそうして来た…
失敗しても誰も責めずに済むから…
自分だけ後悔することが、なんだかんだ言っても一番心が楽だから…
その方がいつか時間が解決して、又いつか前を向ける…
でもそこにそれでもグタグタ悩んでる私の背中を押してくれる存在が現れた
その人は両方の胸も脇のリンパも全て無かった…
まだお若い時にまず片方…そして転移してもう片方…今現在30代後半から40代はじめ…
今介護のお仕事をしていて両腕で10キロなんて遥かに越える高齢者の方々のお世話をしている
制服のポロシャツの胸は貧乳では有ったが全くそれを疑わせないほど元気な人だった
彼女は「触ってみて!」と私の腕を引っ張った
「浮腫はもしかしたら明日始まるかもしれないけれど…私は今のところ大丈夫だから!
大丈夫!取っちゃえ‼︎」…彼女の笑顔は清々しかった…
勿論…今だに何が正解かはわからないし…今も悩んでいる⁈…もう全摘して一年にもなるのに…
それが紛れも無い現実である
又その現実は後日…
私は入院の日を迎えた…
この日までH医師に会うことは無かった…
夕刻、診察と称して呼び出された
確認である
「では…ステージⅡa、右乳房部分切除、腋窩郭清+放射線治療…それでいい?」
「ハイ」…
「良かった〜…センチネルやると時間もかかるし…乳輪から開いて傷はわからないようにするから…」
「……」…
結局…私が異常を感じてから3ヶ月半…この間に10ミリだ12ミリだ…などなど…検査するたびに大きさを変えていたがん細胞は最終16ミリで切除されたらしい…
脇リンパ節への転移…1個…それもがん細胞と同じ位の大きさらしい?…???
私が画像で見たのは小さい数ミリ単位のモノを2個…?
私の見解はこうだッ‼︎
S女医の下手な生検で何度も針を刺し、そのせいで癌が広がったのでは無いかと…
16ミリもあるガン細胞が…エコーにもPETにも映らないわけがないッ‼︎
この見解ははじめて口にした?いや公にしたことで…それしか考えられない…
S女医…いやS…あなたは絶対医者になってはいけないッ‼︎
医者の技術不足や無知で再発、転移しても医者は単にガンのせいにする
ミクロの肉眼でも検査でも見えないガンが現れただけと哀しいかないくらでも医者は逃げられる…
いや医者本人も周りも不運だとそう信じる…
それは患者本人さえも…
又私のように疑問を感じても、結局悩んだ挙句、泣いた挙句、悪態をついた挙句、泣き寝入りするしか無い…
虚しさだけがのしかかるだけ…
大事なのは何が有ってもこの人ならばと信じられる医師に出会えるかどうか…
癌難民…いろいろな意味で使われるらしいが…
はじめに良い医師と出会わなければなかなか転移するのも難しい現実がある
ましてや手術も終わった患者をどこが受け入れてくれるか?
転居して嘘をついて紹介状を持って行けば別だが…
私も悩んだ時同病の友人が自分が行っている乳腺外科を紹介してくれると言ってくれたが…悩んだ挙句断った…
そこでもし何か有ったら…
自分で選んで自分で後悔するしか無いと決めた