いろはにほへと

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金沢、富山行ってきた 金沢編

2024-05-26 16:59:00 | 日記
週末金沢、富山と巡ってきた
金沢は昨年も行ってきたが日本情緒のある素敵な所でした
昨年は震災の前だったので単純に楽しい旅だった
今回は能登の方は無理でも金沢、富山に少しでもお金を落とせればいいなーという事で皆んなで即決で決めた
車で約5時間、運転役の人に申し訳ないなと言いつつ道中も楽しく過ごした
白川郷や五箇山などを横目に見つつなんとか着いた


フクロウの意匠を凝らしたPA


私のツボにハマった看板🎵
宿は近江市場近くのフォルツァ金沢、有名な加賀屋さんでやってるホテルらしく細やかな気配りのあるホテルで快適だった
金沢は何を食べても美味しい
知り合いの焼肉屋さん"万場"で夕食を、美味しい焼肉をたらふくいただいた
ご主人の話しでは、金沢市内は震災の影響はほとんど無かったが1月2月と観光客が激減で困ったとの事
そう言われると以前やっていたお店が閉まってるのをチラホラ見かけた
その後はインバウンドで徐々に持ち直してきたとの事だった
今回も至る所で外人を見かけた


焼肉屋さんでいただいた日本酒、スッキリして美味しかった
腹ごなしにそぞろ歩きで茶屋街へ




狭い小路に素敵なお店が所狭しと並んでいる
先輩の話しだと、店の造りや狭く入り組んだ小道は昔の遊郭の造りだろうとのこと
入ったバーも古い家屋を今風にリメイクしてあり、薄暗い落ち着いた雰囲気と心地の良いソファーで素敵な店だった






会計もちゃんと店先に出ていて安心だった
カウンターには欧米人の人が数人、今人気のウイスキーを楽しんでいた
楽しい気持ちで眠りについた
翌朝は金剣宮にお詣りに行く事に
金剣宮は日本三大金運神社との事、金沢市内から30分ぐらい走った所にある






丁度戦没者慰霊祭が始まるところで沢山人が来ていた
真名井という井戸があり、息を止めて池の周りを3周して名を唱えると龍が現れるという言い伝えがあると、通りすがりの宮司さんが教えてくれた
とても古い格式の高い神社だ


金運爆上げの為にお守りを買おうと思ったら残念な事に、材料が不足して今は売上中止してるとの事
しっかりと小銭でお願い事をして街に戻った
昨年行かなかった21世紀美術館に行った
残念な事に震災の影響で展示物が整理出来ない為に一部観覧中止になっていた
有名なプールも下に入れないため残念だったが、無料で観覧出来るエリアやワイヤーを使ってないオシャレなエレベーター、お土産コーナーを覗きはしゃいでしまった


来週は百万石祭りとの事で、きっと盛り上がるんだろうと思いを馳せて金沢を後にした











新茶の季節 2

2024-05-18 12:01:00 | 日記
あちこちのスーパーなどでも新茶を見かけるようになった
知り合いのお茶屋さんも大忙しとの事で、お店を訪れたらお茶の大袋、小袋といっぱいで袋詰めに追われていた
お茶で思い出したのが、静岡の音羽町公園だ
中々の街中なのだが、物凄く立派な滝が流れている
驚く事に人工の滝だ
なんでも明治の頃にお茶の輸出で成功した大谷嘉兵衛さんの寄付でできたらしい
お茶屋さんも言っていたが、明治の頃のお茶は海外で凄い人気だったらしい
この滝を見るたびにに凄いなーとびっくりする

日中の気温も上がってきて体調も気をつけたい
美味しいお茶とお菓子で一息ついてこれからやってくる暑い季節を乗り切りたいものだ


小田原にて練り菓子作り体験の写真


これは清水の茶畑と富士山🎵





柿田川湧水地行ってきた

2024-05-16 21:07:00 | 日記
毎週ブログを書こうと決めてわずか2ヶ月程で早速サボってしまった
まぁ私のする事はこんなもんだなーと苦笑いしつつ、他人に厳しく自分に優しくがモットーなので良しとしよう
これからは適度に書いていこうと思い直す
気を取り直して今日は、静岡県三島市にある柿田川湧水地を書いておこう
柿田川は電車なら東海道線JR三島駅で下車してバスに乗って行く
市内循環バスがあり、それに乗って行くと連れて行ってくれる
市内循環バスは絵本作家の 宮西達也さん のイラストでラッピングされたかわいいバスだ、車内にもイラストがある






車なら国道1号線のすぐ脇、箱根を越えてしばらく走ると左側にある
手前に無料の駐車場があり、奥が有料の駐車場だ
有料の駐車場は150円で止められる、しかも入場券になったポストカードをもらえる
ポストカードは湧水の写真の物やアニメの物などがあり、ちょっと嬉しい


私がもらったのはこれ
以前もらった写真のも素敵だった、遠くの人に贈り物をする時このカードを使ったら喜ばれた
車を降りると、水道が設置されていて湧水を無料で汲む事ができるようだ
その前を通り過ぎるとお土産屋さんとお豆腐屋さんがあった
湧水を使った豆腐が売りなようで、お豆腐を使ったジェラートもある






左脇の小道の先に観光会館のような建物があり、話題のアニメ"ラブライブ"のグッズなども売っていた
その建物の前には素晴らしいバラが沢山咲いていた




元々ここには泉頭城というお城があったそうだ、綺麗な水が湧き出るだけでもきっと良い城だったはずだ
徳川家康が隠居をここで過ごしたかったが叶わなかったとあった
ちなみに"いずみかしら"と読むそうだ
お土産屋さんや食べ物屋さんをさらに進むと
ちょっとした広場になっていてトイレや水辺
古めかしい建物がある
銅像もあったので見てみると、高野二三と言う人が昭和のはじめ頃に製紙工場を営んでいてその人母屋として使われていた場所だそうだ






お庭がある横を通って進むと広い公園にでる




夏休みなど暑い日には水遊びの家族連れで賑わう、広々としてとても気持ちがいい
どんどん行き石の階段を降りると第一展望台にでる
自然のままの湧水を見ることが出来る




本当にこんこんと水が沸いていて不思議な感じがする
続いて第二展望台



昔の工場があった時に井戸として使っていたそうだ、湧水の透明度と木漏れ日や砂のゆらめきで綺麗なブルーに見えて幻想的だ
時おり魚が優雅に泳ぐ姿が見え隠れするのもとてもいい
いつまでも見ていられるが、私が柿田川で1番好きな川辺に行こう
途中に貴船神社がある
京都から分祠されたものだろうか


木陰の涼しい道を進むと、船付場という所を通る


左側に、やはりここも井戸として使っていたという2つの丸い囲みからも綺麗な水が湧き出ている
右側は船着場という場所で戦国時代に船で反対岸と行き来していた名残らしい
沢山の木々が生い茂る中を木製の小道が造られていて、木製八ツ橋という川辺につく
今では使われてなさそうな建物と船がみえる
柿田川は一級河川の中で日本一短い川で、しかも全量が湧水という珍しい川だ




川幅は広くゆったりと流れている、川の中程には三島梅花藻だろうか水草が水の流れに任せて揺蕩っている
川を上から眺めるのではなく、川岸から眺めているのが大好きだ
独り占めできるならいつまでもいたい、家康じゃなくてもここで隠居したいと思える
自然豊かで国道脇にあると思えないぐらいだ
交通の要所にあり、綺麗な水に恵まれたこの地はどの時代にも愛されたことだろう
これからもいつまでもこのまま残って欲しいと思う
話しはそれるが、リニアモーターカーの開通を静岡の知事が邪魔したと話題にあがる事がある
しかし昨日のニュースで岐阜の水田のそばの井戸水が枯れてしまったらしくリニアとの関係が取り沙汰されているとの事
昔、東海道本線が開通した時も工事のせいで丹那地区の水が枯渇してしまい農業が出来なくなり畜産業に変換したという歴史があると聞いた事がある
利便性はもちろん大事な事だと思うが、自然が失われてしまったら後戻りは出来なくなるだろう
その自然を大切に思ってる人達の思いはどうなるのだろう
ちょっと大げさだが私は途方に暮れる想いだ
そんな事を考えながら駐車場にたどり着いた
駐車場わきの藪には黒竹が生えていた

柿田川は素敵な所でした


















寒川神社行ってきた

2024-05-08 10:22:00 | 日記
寒川神社は初めてではないが、いつもサッとお参りして帰る事が多いが今回は書き留めておこうと思ったので気になる所はちゃんと見てきた
判ったのは寒川神社はやっぱり凄かった
電車なら茅ヶ崎と橋本を結ぶ相模線にのって宮山駅で降りる
私は車だったので、寒川北インターを降りて茅ヶ崎方面に向かうとすぐに着く
駐車場に車を止めて向かうと右手にお土産屋さんや名物のお餅などを売ってる所がある
左は神社らしく木が生い茂っている












入って行くとお堂がある
ここで人形供養をしてくれる、1000円をお気持ちとして払いお人形を手渡す
毎日行っているらしい
私も子供が長年愛用してボロボロになったぬいぐるみを供養して頂いた事がある
とても助かりありがたかった
進んだ所にお庭と資料館があるのだが入れるのはご祈祷した方だけとの事
見たかったが今回は断念した






立派な狛犬が迎えてくれて門に辿り着く
一礼して入って行くとお手水があり、お作法を書いた看板があるのでそれに従い身を清める
コロナでお手水を使えないように水を抜いたり、柄杓を置いて無い所なども多かったが神社にも日常が戻り嬉しい気持ちだ




再び狛犬がいて大きな門がある、最初の門は旧神門でこちらが現在の神門だそうだ
一礼して境内に入っていく
そこは広々として清々しく整えられている
綺麗で近代的な気がする





まずは参拝させて頂く


御祭神は寒川彦命と寒川姫命だそうだ
地名そのままの神がいるなんて知らなかった
流石1500年を誇る神社だ
お参りしてふと見ると、大きな渾天儀がある



東西南北のそれぞれに青龍、白虎、玄武、朱雀が守っている
渾天儀も龍が施された立派なものだ
今年の干支の龍が沢山で力強く縁起がいい
なぜ渾天儀かと思って調べてみると、寒川神社は八方除けの神社だった
「安倍晴明」や「光る君」など平安時代の話しが話題になっている
その頃の方位信仰と言うとわかりにくいが方角や暦、星の動きなどを元に吉凶を占う
当時の最先端科学の信仰でそれに神道などを合わせたのだろう
今でも風水を気にする事があるし、暦の良い日、悪い日などは誰でも気になるのではないだろうか
なにしろ調べれば調べるほど面白い
詳しくはお土産屋さんで売っていた「方徳資料舘展示解説シート」にある
縄文時代から栄えた所で、927年には国の為の神社だったとの事
近年には一度廃れかけた事もあるが、長い年月の間主要な神社だった事は間違えない
ここはレイライン(光の道)と呼ばれる線上にある
レイラインは、線上に主要な歴史的建造物や山が並んでいる事をさす
寒川を通るライン上には富士山や出雲大社などがある
はたと気がついたが寒川からは富士山が綺麗に見える
箱根があったよね、と思うが丁度避けているらしく良く見える
昔の人はそんな景色に畏敬の念を抱いたに違いない

帰りには御朱印を頂いた


国府祭りの御朱印になっていた
他にもさざれ石があったり、おみくじなども沢山あった







今まで、寒川神社はお正月にいく所 ぐらいの知識しかなかったのでとても意外で凄い所だった
ご祈祷を受ける事が出来たら続きを書こう
















新茶の季節

2024-05-04 21:43:00 | 日記
夏も近づく八十八夜も過ぎた、2024年は5月1日だったそうだ
うちでは朝お茶の葉を入れて一日そのまま飲む、なので朝一番で飲むお茶は格別美味しい
昼や夜に飲む薄くなったお茶もお腹に優しくて好きだ
3年ほど前に知り合いのお茶屋さんがお茶工場をやめるというので見せてもらいに行った事を書いておこう
そのお茶屋さんは表が店舗でお茶の販売、裏がお茶工場になっていた
御店主が言うに、良いお茶っ葉が集まらなくなってきてるとの事
その店その店の信用できるお茶農家さんがあり、そういう農家さんがだんだんやめてしまい少なくなってしまったそうだ
他にも要因はあるみたいだが、とにかくお茶の葉が無い事にはなんともならない
お茶が出来るまでを簡単に説明すると、集めた葉を蒸すそれを揉む、次に乾燥させるそれからお茶を震いながらさらに乾燥させて荒茶が出来上がる


このコンテナーいっぱいに葉が集まる






ベルトコンベアーで巨大な蒸し器に送られて次の揉みに自動で進む、八十八夜付近の1番状態の良い時に摘んだ一番茶が1番値打ちがある
雨でもダメ、晴れすぎて固くなってもダメで
とてもデリケートだ
もちろん値段にも反映される
摘んだあともドンドン酸化が進むので、大急ぎで工場に運ばれて大急ぎでお茶に加工される
昼に一生懸命摘んでその夜に製茶してたそうだ
以前はものすごい量の葉が集まるため夜を徹してお茶を作り10日から2週間ぐらいまでそれが毎日続いたものだと話してくれた





ここを通ることで乾燥させる


機械を使う前に掃除をする為のへちまの芯でつくった道具


この丸いのがぐるぐる回って葉っぱが粉砕される


粉砕されたのがここを通って乾いた状態になる


お茶っぱは上から降ってきて振り子のような機械で仕上げられていく





ここまでで荒茶ができ、その後に仕上士の所に持っていきよく見かける製品のお茶になる
仕上げをする事で見た目も味もぐっとよくなるそうだ
工場の中はお茶のよい匂いでいっぱい
それが1週間とか2週間ずっと続けられるそうだ
美味しいお茶にはこんなに手間ひまかけられて作られているんだとありがたく思う
ペットボトルのお茶も出先などでとても助かる時もあるし、いろいろな種類もあって楽しいと思う
それでもなんとかお急須でいれるお茶もいつまでも大切にされ盛り上がって欲しい
最近は国内、海外でお抹茶がブームになっているらしい
お抹茶は茶葉が違い、日が当たらないないようにホロを掛けて育てた葉を使う
作り方も普通のお茶より工程が少ないそうだ
点てたお抹茶も美味しいが、抹茶はいろんなスイーツや料理にも使えるので良い
私も抹茶を使った茶そばが大好きだ
明治時代にも海外で日本茶ブームがあったそうで、清水港から沢山のお茶が輸出されていた
とても喜ばれたそうだが、粗悪品も出回ってしまって段々少なくなったらしい
海外のお茶は、紅茶や烏龍茶ルイボスティーなど国の数ほどあるのではと思う
私は横浜の中華街にあるお茶屋さんの台湾の高級烏龍茶が好きだ
頂いた物だが、フワッと甘い良い匂いがして味わいもいい
日本のお茶と違い、2煎目から飲むらしい
きっと丁寧に作られているのだろうなと感じられる
なんだか取り止めのない話しになってしまった
続きはもう少し思い出したらにする


お茶畑と富士山