いろはにほへと

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

柿田川湧水地行ってきた

2024-05-16 21:07:00 | 日記
毎週ブログを書こうと決めてわずか2ヶ月程で早速サボってしまった
まぁ私のする事はこんなもんだなーと苦笑いしつつ、他人に厳しく自分に優しくがモットーなので良しとしよう
これからは適度に書いていこうと思い直す
気を取り直して今日は、静岡県三島市にある柿田川湧水地を書いておこう
柿田川は電車なら東海道線JR三島駅で下車してバスに乗って行く
市内循環バスがあり、それに乗って行くと連れて行ってくれる
市内循環バスは絵本作家の 宮西達也さん のイラストでラッピングされたかわいいバスだ、車内にもイラストがある






車なら国道1号線のすぐ脇、箱根を越えてしばらく走ると左側にある
手前に無料の駐車場があり、奥が有料の駐車場だ
有料の駐車場は150円で止められる、しかも入場券になったポストカードをもらえる
ポストカードは湧水の写真の物やアニメの物などがあり、ちょっと嬉しい


私がもらったのはこれ
以前もらった写真のも素敵だった、遠くの人に贈り物をする時このカードを使ったら喜ばれた
車を降りると、水道が設置されていて湧水を無料で汲む事ができるようだ
その前を通り過ぎるとお土産屋さんとお豆腐屋さんがあった
湧水を使った豆腐が売りなようで、お豆腐を使ったジェラートもある






左脇の小道の先に観光会館のような建物があり、話題のアニメ"ラブライブ"のグッズなども売っていた
その建物の前には素晴らしいバラが沢山咲いていた




元々ここには泉頭城というお城があったそうだ、綺麗な水が湧き出るだけでもきっと良い城だったはずだ
徳川家康が隠居をここで過ごしたかったが叶わなかったとあった
ちなみに"いずみかしら"と読むそうだ
お土産屋さんや食べ物屋さんをさらに進むと
ちょっとした広場になっていてトイレや水辺
古めかしい建物がある
銅像もあったので見てみると、高野二三と言う人が昭和のはじめ頃に製紙工場を営んでいてその人母屋として使われていた場所だそうだ






お庭がある横を通って進むと広い公園にでる




夏休みなど暑い日には水遊びの家族連れで賑わう、広々としてとても気持ちがいい
どんどん行き石の階段を降りると第一展望台にでる
自然のままの湧水を見ることが出来る




本当にこんこんと水が沸いていて不思議な感じがする
続いて第二展望台



昔の工場があった時に井戸として使っていたそうだ、湧水の透明度と木漏れ日や砂のゆらめきで綺麗なブルーに見えて幻想的だ
時おり魚が優雅に泳ぐ姿が見え隠れするのもとてもいい
いつまでも見ていられるが、私が柿田川で1番好きな川辺に行こう
途中に貴船神社がある
京都から分祠されたものだろうか


木陰の涼しい道を進むと、船付場という所を通る


左側に、やはりここも井戸として使っていたという2つの丸い囲みからも綺麗な水が湧き出ている
右側は船着場という場所で戦国時代に船で反対岸と行き来していた名残らしい
沢山の木々が生い茂る中を木製の小道が造られていて、木製八ツ橋という川辺につく
今では使われてなさそうな建物と船がみえる
柿田川は一級河川の中で日本一短い川で、しかも全量が湧水という珍しい川だ




川幅は広くゆったりと流れている、川の中程には三島梅花藻だろうか水草が水の流れに任せて揺蕩っている
川を上から眺めるのではなく、川岸から眺めているのが大好きだ
独り占めできるならいつまでもいたい、家康じゃなくてもここで隠居したいと思える
自然豊かで国道脇にあると思えないぐらいだ
交通の要所にあり、綺麗な水に恵まれたこの地はどの時代にも愛されたことだろう
これからもいつまでもこのまま残って欲しいと思う
話しはそれるが、リニアモーターカーの開通を静岡の知事が邪魔したと話題にあがる事がある
しかし昨日のニュースで岐阜の水田のそばの井戸水が枯れてしまったらしくリニアとの関係が取り沙汰されているとの事
昔、東海道本線が開通した時も工事のせいで丹那地区の水が枯渇してしまい農業が出来なくなり畜産業に変換したという歴史があると聞いた事がある
利便性はもちろん大事な事だと思うが、自然が失われてしまったら後戻りは出来なくなるだろう
その自然を大切に思ってる人達の思いはどうなるのだろう
ちょっと大げさだが私は途方に暮れる想いだ
そんな事を考えながら駐車場にたどり着いた
駐車場わきの藪には黒竹が生えていた

柿田川は素敵な所でした



















最新の画像もっと見る

コメントを投稿