潮待小屋

久々の高滝湖


管理人のトレードマーク。赤いロッドとブルドッグ印のキャップ。釣り場で見かけてもみだりに触ったり餌を与えたりしないで下さい。

連休2日目の5月2日、ふらりと高滝湖に出かけてみた。
最近、海釣りばかりやっていたので、高滝湖は本当に久しぶりだ。

朝5時、自宅を出発し、6時前に到着。高滝湖までは1時間もかからない。
まずは境橋北のワンドをチェックしてみる。
ここは全体に浅いシャローで、春のスメ[ニングの時期、ネストに付いたバスをサイトフィッシングで狙えるャCントだ。かわいそうだという人もいるかもしれないが、釣りとは元々残酷な遊びなのだ。いたしかたない。

車を止めて湖岸に下りてみたが、期待に反して水がかなり茶色く濁っている。
先週の大雨の影響が残っているのか、それとも風で起きた波が湖底のヘドロ(毎年大発生するアオコが腐って堆積しているのだ。高滝湖の水質は年々悪くなっている。)を巻き上げているのか。

境橋南のシャローもチェックするが、同じように濁っている。この状態では釣りにならない。
このエリアはあきらめて、さらに上流の釣り公園まで車を走らせる。

釣り公園の駐車場までやってきて驚いた。まだ朝の6時過ぎなのに、既に車で一杯だ。
さすがGWだなあ、みんな気合入ってるなあ、と変な感心の仕方をする私。

この時点で既に釣りをする気力を80%くらい失ってしまった私は、かつて通いつめたリバーバッシングャCントを久しぶりに覗いてみたくなり、さらに上流に車を走らせた。
この時期にはまだ上流部にバスは居ないが(本湖で産卵・子育ての最中なので)、夏の高水温期には第一級のャCントに変身する場所だ。
以前は誰にも言わずに秘密にしていたャCントだが、もうそろそろ公開してもいいだろう。
  ↓
ナイショ

上流部で写真をとった後、再び本湖に引き返し、クリアウォーターのシャローは無いかと探しながら湖岸を走る。

加茂橋のたもとの公園まで戻ってみると、そこは大変な騒ぎになっていた。
まだ朝の8時前なのに、駐車場に入れなかった車が路上にあふれだし、まるでどこかの観光地のような有様だ。
私の中にまだかすかに残っていた「釣り人モード」も、その光景を見た途端、完全に崩れ去り、釣りはきっぱりとあきらめて帰ることにした。
これで2日続けて、GWの人出に惨敗である。

 

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