金曜日、赤坂で友人と食事をした。
美女5人(現役美女3人&20年後の美女2人)と、場違いな田舎オヤジが一匹。
はたから見ると奇妙なとり合わせに見えたかもしれないが、気にしない。
おいら田舎者だもんで、都会の空気は読めましぇん。ぷぷぷ。
話が弾み、ビールも進み、必然的に土曜日の釣行は見送り(笑)。
翌日曜日の出漁と相成った。
深夜一時、気合一発びしっと起床(釣りのときだけ)。
空模様が少し怪しいが、予報では朝から晴れるということなので、ええい、ままよと出発。
BGMは、1994年のEAGLES再結成ライブの模様を収めた"HELL FREEZES OVER"(1994)。
スパニッシュ・ギターのイントロから始まり、全編アコースティック・ギターで演奏される"HOTEL CALIFORNIA"は圧巻。
EAGLESは永遠に不滅です!
と、一人で盛り上がっているうちに、車はいつものHNK漁港(⑤-(1))に到着した。
実は、今日の目的は、ある新兵器をテストすること。
それがこれ。潮待小屋謹製「反転カゴ」。
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コマセと付け餌を刺した針をカゴに入れて投入すると、オモリの重量でカゴがさかさまになって所定のタナまで沈み、そこで一気にコマセと付け餌の付いた針を放出するというものだ。
表層に木端メジナなどの餌取りの小魚が多いときにとても有効だという。
釣具店に行けばもちろん市販品もあるのだが、どれも
ステンレス線とペンチだけで意外と簡単にできた。(オモリは使うウキに合わせて適宜)
本来は夏場のメジナ、クロダイ狙いで使うことを想定していたのだが、食い渋ってタナが深いときのアジ釣りにも有効かもしれない。
そんなわけで、満を持しての反転カゴ釣法、いざスタートである。
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~中略~
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えーっ、結論から申し上げます。
惨敗でありました。
夜明けまで粘って、アジ3匹。
ほとんどボウズと言っていい有様であります。
うるうる・・・(泣)
念のため言っておくと、反転カゴ自体は悪くなかったのである。
むしろ予想以上に「使える」かもしれないと思ったくらいだ。
しかし、とにかく魚が居ない。
一か月前のフィーバーがまるで嘘のようにしーんと静まり返った海。
何かの小さな稚魚の群れが黒い塊になって海面を埋め尽くしている。
フィッシュイーターであるアジが居ないので、安心しているのだろう。
今日のHNKはアジよりも釣り人の数の方が多かったかもしれない。
テトラにとまったカモメも憐れみのまなざし。
荷物を片付け、車に戻る管理人。
駐車場の出口で、いつものおばちゃんに駐車料金400円也を渡す。(お年寄りなので、できれば皆さん車を降りて渡しに行ってあげてください。)
「今日は全然釣れなかったよお~。」
と管理人が情けない顔で言うと、
「あらそう、残念だったねえ。それじゃあイモでも食べな。」
と言って、ほかほかの小さな焼きイモをひとつくれた。
おばちゃん、ありがとう。
おいら、またがんばるよ。
そしていつの日か・・・
こんなでっかい魚釣るど~っ!
※これからの時期は、HNKのような湾奥のャCントよりも、外洋に面して水深があるャCントの方が水温も安定して有利と思われます。
また、朝マズメの時間帯は総じて不調で、日中の日差しで水温が上がる夕方から夜半にかけての時間帯に釣果が集中しているようです。
今週末出漁予定のみなさん、ャCントと時間帯の選定は慎重に!