金曜日。
仕事を終えて帰宅後、久しぶりのカゴアジ釣行の準備をしていると、先行していた外房釣師会のメンバーから「アジが全然居ない」という連絡が入ってきた。
みんなアジ釣りを諦めて、早くもお茶会に突入しているらしい。
ひえええ、ギガやばい(汗)。
しかし、すでに餌屋さんにコマセの解凍依頼をしているので、今さらルアーに切り替えるわけにもいかない。
男なら、負けるとわかっていても戦わなければならないときがあるとキャプテンハーロックも言っている。
当初の予定通りカゴアジタックル一式を車に積み込み、懐かしいKISSのライブ盤でヘッドバンキングしながら釣り場へ向けて車を走らせた。
(ちゃっかりルアータックルも積んだのはナイショ。)

全盛期のお宝動画
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午前3時、外房マイナーャCントに到着。
堤防には今日も私一人だけ。
先端角のベストャWションに陣取り、カゴサビキ仕鰍ッで釣り開始。
最初に使ったサビキは、最近流行っているという白スキン。
20分、30分、コマセを打ち続けたが、全くアタリなし。
ん~、やっぱりアジは居ないのかなあ。
諦めきれない私は、サビキを交換して悪あがき。
ちょっとお高めの蓄光スキンサビキを使ってみる。
ヘッドライトの光を当てて光らせてから投入すると・・・
一投目からすうっとウキが沈み、本日一匹目のアジ。
目測22~23cmのレギュラーサイズ。
よっしゃ。アジ居るじゃん(^^♪
この調子でどんどん行くぞお。
しかし・・・2匹目以降が釣れない。
アタリはぽつぽつとあり、誘いをかければ針をくわえた魚がつうーっと走ったりもするのだが、食いこみが浅く針鰍ゥりしない。
うわあっ、いらいらするうっ!
最初に使った白スキン6号に戻すと、再びパッタリとアタリが止まる。
針が大きいのかもしれないと思って100円サビキのピンクスキン4号に交換しても、状況は何も変わらない。
ん~、参ったな。魚は居るのに。
こうなったら、手持ちのサビキをひと通り試してみるか。
スキンをやめてハゲ皮の100円サビキ6号を付けて投入すると・・・
一投目からスパッときれいにウキが入り、レギュラーサイズのアジが釣れた。
おおお?
続けて2投目。
またまたスパッ。
おおおおお???
なぜだ?
今日はハゲ皮サビキが当たりなのか?
ていうか、いったい何が違うの?
本日の当たりサビキ2種
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その後もャcリャcリとアタリが続き、レギュラーサイズ6匹、ジンタサイズ2匹を釣ったところで夜が明けた。

空が明るくなると、アジに代わってカタクチイワシの群れが来襲。
仕鰍ッをぐちゃぐちゃにされて、カゴサビキは残念ながらゲームオーバー。
しかし、これだけイワシが居ればフィッシュイーターも寄っているはずだ。
急いで泳がせタックルをセットし、エアャ塔vでバッカンに活かしておいたジンタアジをスクランブル発進させる。
かめやま式エレベーター仕鰍ッを船道の砂地のャCントに投入して、アタリを待つ。
一匹目のアジは、アオリイカ(たぶん)に脳天をかじられてご臨終。
二匹目、最後の活き餌は・・・
あちゃあ。大きなゴミを引っかけてしまった(泣)。
チャンスタイムなので車にルアータックルを取りに戻ろうかなあ、などと考えながら重い仕鰍ッを回収していると、突然、足元でゴミが暴れはじめた。
ええっ?
なんだどうした?
何が起きている?
慌ててタモを手に取り、掬い上げたのは、なんと良型のマゴチ。

57cmちょい
途中まで暴れなかったのは、アジを飲み込むことに夢中で自分の身に起きている異変に気が付かなかったからだろうか。
とりあえず食材の仕入れミッションは達成したので、本日の釣りはこれにて終了。
活き締め&血抜き処理をして撤収した。
その後は外房釣師会のオフ会会場に移動して、楽しいひととき。
美味しい手料理を頂きながら、久しぶりに会うメンバーの近況を伺ったりしているうちに、あっという間に帰宅予定時間になってしまった。
皆さん、今回も大変お世話になりました。
有難うございました。
外房アジは、本当に渋いですね。
いったいいつになったら、魚が戻ってくるのでしょう・・・。

◇◇◇◇◇
さて、今週の亀山亭。
本命食材の外房金アジは、かろうじてレギュラーサイズ(22~23cm)を6匹ゲット。

久しぶりに作った刺身となめろう。
回転寿司や居酒屋で出てくるアジとは全くモノが違うのさっ♪

ハプニング食材のマゴチを捌いてみると、大きな卵巣を持っていた。
ん~、なんだかごめんなさい。

申し訳ないので、あら煮で美味しく頂こう。


当然、刺身もね。

お酒は、新政の「No.6」を開栓。

締めは、マゴチのヅケ茶漬けで。

大変美味しゅうございました。
お腹いっぱい♪