このところ、週末になるたび南西風が吹き荒れ、思うように釣りが出来ない。
今週こそは・・・・と期待していたのに、またしても海は大シケ(泣)。
いったいどうなってるの?
出撃しようかどうしようか迷ったが、とりあえずダメ元で擬似餌タックルだけ車に積んで出発した。
餌やコマセを持たなかったのは、無駄にしてしまったときに悲しいから(笑)。
BGMは、エレクトリック・ライト・オーケストラ。
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ELO "TIME" (1981)
最近、不思議なアニメをバックにテレビドラマの主題歌に使われ若い人達の間でリバイバル・ヒットしていたが、古いおじさんにとってはちょっと複雑な気分(笑)。
高速を降り、海沿いの道へ出てみると、磯にぶつかった波が激しく砕ける殺気のこもった音が暗闇の中から聞こえてくる。
こ、こここ浮「・・・・(汗)。
こんなときは穏やかな港内でマッタリ釣りしかないと、大きな港の岸壁へ向かった。
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(画像は日中のもの)
時刻は午前3時半。
とりあえずルアーやエギを投げてみるものの、生物の反応はない。
堤防の外側からは、腹の底に響くようなどどーん、どどーんという重低音。
外海のシケの影響が港内まで及んでいると、正直厳しい。
うーん、もしかして、やっちまったか・・・・・
朝マズメのプライムタイムに希望を託し、玉網で味噌汁ネタのショウジンガニ(イソッペ)を捕まえて時間をつぶしながら、その時を待った。
午前4時半。
東の空が次第に明るくなってくる。
薄暮と朝霧に包まれる港内岸壁。
何か釣れるとしたら今しかない。
ショゴが居てくれることを期待して、ジグヘッドにワームをセットしてキャストする。
そして数投目、小刻みなシャクリでダートアクションを入れたところで、ククン!と何かがヒット!
あまり引かないので青物ではないなと思って抜き上げてみると、体長23cm程のカマス君♪
この時期にしてはまずまずのサイズである。
ショゴの気配も無いし・・・ようし、今日は干物ネタの仕入れだ!
そうと決まれば話は簡単。
ベストのャPットから5本針の「カマスサビキ」を取り出し、その先端に小型のメタルジグをセットして必殺「カマス数釣り」仕鰍ッを用意する。
カマスの時合いはマズメ時の一瞬なので、数を釣るためには何よりも効率のよさが重要なのだ。
岸壁から軽く10m程キャストし、細かいシャクリで誘いながら手前に引いてくると・・・すぐにククン!とカマスのアタリ。
そのまましばらく泳がせて追い食いさせれば、ぞろ~り3点鰍ッ♪
うん、面白い。
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結局、カマスの群れが居なくなるまでの30分程で、20~25cm(アベレージサイズは22~23cm)のカマスを20匹ちょっと確保できた。
よしよし、これだけあれば干物作りにも気合が入るぞ(笑)。
帰宅後はさっそく干物作り。
カマスを背開きにして濃い目の塩水にしばらく浸し、干物用ネットに並べて干すだけ。
今日のように晴れて風のある日なら、日の高い日中に3~4時間も干せばOKだ。
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こちらは味噌汁ネタのショウジンガニ。
食べるところはほとんど無いが、とてもいいダシがとれる。
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今回も本命には振られたが、結果オーライでなんとか晩酌の肴GET。
今日のお酒は、富津の地酒「東魁」原酒。
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来週こそは磯に出て普通にカゴアジやりたいんだけど・・・・
外房ホームに残してきた愛するショゴたんも気になるし・・・・
揺れ動く微妙なオヤジ心(笑)。