海が荒れ始めていることは百も承知していたが、どうしても試したいことがあって出撃した。
いくつかの磯を見て回り、数か所目でなんとか竿を出せそうなャCントを発見。
周期の長いウネリが入っているので、いきなり前に出ることはせず、暫くの間、高い場所から海の様子を眺める。
これから潮が上げてくることも考慮した上で、目当ての岩が波を被らないことを確信し、入磯。
足元はガチャガチャにサラしているが、少し沖目に目をやれば、そこだけ海面の落ち着いているピンャCントの筋がある。
おそらく海底に深い溝があって、離岸流が集まって払い出しているのだろう。
今日はこの溝を狙ってみよう。
初めのうちは柄杓でコマセを撒き、ガン玉を打ったフカセ仕鰍ｯを投入していたが、全く思うように流れてくれない。
足元の海は洗濯機のように渦巻いていて、コマセを撒いても無駄に拡散するばかり。
そこで、円錐ウキはそのままに、ひそかに用意していたプロト仕鰍ｯを装着。
沖目の溝をダイレクトに攻めてみる。
すると、ゆらゆらと流れていたウキがスパッと沈み・・・・
黒魚釣れた♪
プロト仕鰍ｯ、効果あり！
その後も、黒魚2枚追加。
さすがに今日はこんな海況なので期待できないが、条件のいい日なら、茶色いお土産魚も釣れるだろう。
海の殺気がさらに増してきたので、朝マズメ前に退却。
とりあえず今回は短時間のテスト釣行だったが、概ねイメージ通りの結果を得ることができた。
帰ったら、さっそく量産体制に入ることにしよう♪
＜本日のタックル・仕鰍ｯ＞
ロッド：がま磯アテンダーⅡ２５≠T０
リール：BBXレマーレP５０００DHG
ライン：ナイロン５号＋フロロハリス５号
ウキ：円錐電気ウキ
針：がまかつ「グレ」１２号
プロト仕鰍ｯ：まだナイショ
