震災後、初めて外房の海へ向かった。
今回の主目的は各釣り場の状況確認。
コマセは調達せず、ルアーロッド一本だけ車に積んで出発。
ランガンしながらできるだけ広い範囲を見て回ることにした。
まずは鴨川周辺のャCントからチェック。
最初に訪れたSI下の磯では、いきなりこんな看板が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4f/4dde91da3615b8401a19b38d7a97c20f.jpg)
一週間ほど前に事故があったらしい。
南西の強風が吹くと、房総の磯は非常に危険な状態になる。
サラシ狙いでわざわざシケ日を選んで磯に入るルアーマンもいると聞くが、無理は禁物だ。
BT島は、入り口の階段の取り壊し工事中。
当然、入釣は不可。
結局、あふれた釣り人はTD島へ。
立錐の余地もないほどの大混雑。
なんだかなあ。
それでもせっかく来たんだから少しくらいルアーを投げてみようと、空いていたぬる~いャCントに入ってみたが、ベイトの気配は皆無。
生体反応も無し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/0c/50dea61594575935d2e070f0d9e18afe.jpg)
その後、各釣り場の様子を確認しながら、勝浦方面へと北上。
サーフを挟んで反対側の磯は、ベイトの群れが寄っているときには高確率で鳥山が立つのだが、今朝は鳥さんの姿もゼロ。
まだ入れる潮位でもないので、横目で見ながらスルー。
次の大きな港では、早くも常連の底物師の皆さんが定位置に陣取っていた。
今年の一番乗りは誰かな?
定番クロダイャCントでは、40cmオーバーの腹パンが揚がっていた。
理不尽な駐車料金を取られる磯を通り過ぎ、昨シーズン工事中だった港。
できたばかりの新突堤は、釣り禁止のはずだがなぜか大勢の人の姿が。
何も見なかったことにしてスルー。
次の大きな港の駐車スペースでは、チャランボ&ウエーダーの上物師の皆さんが地磯突入の準備中。
外房の春の風物詩、地磯ウエーディングだ。
頑張って乗っ込みクロちゃん獲ってください♪
堤防では、泳がせのアオリもぽつぽつと揚がりはじめたらしい。
そして、この春一躍注目を浴びた崖下の磯。
駐車スペースには、干潮待ちの若いルアーマン達の姿が。
みんな体力ありそうだ(爆)。オジサンには無理(汗)。
がんばってランカーサイズ獲ってください♪
その後も次々と移動しながらめぼしいャCントをチェックしていったが、さすがにGW中ということもあり、どこもかしこも溢れかえらんばかりの人、人、人。
普段の週末であれば顔見知りの常連さんが結構いて情報交換もできるのだが、連休中は知り合いに会うこともまずない。
すっかり竿を振る気が失せてしまった。
もっとも、ベイトとなるべきイワシの群れは見られず、アジもあまり釣れていない様子だった。
南西風が吹いて、水温が下がってしまったのかもしれない。
ただ、クロダイだけはまさに乗っ込み最盛期という感じで、私の目の前で40cmオーバーの良型が延べ3匹釣り上げられた。
釣れていたのはド定番ャCントのアソコとアソコとアソコ。
そして最後に訪れたのは、この春ショアレッド祭りに沸いたこのャCント。
せっかくだから帰る前にもう一度竿を振ってみよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/37/13358332f5c9db21994c2cc96fac5c88.jpg)
しかし、ここで不愉快な事件が。
誰もいないテトラに降りてルアーを投げていたら、背後から釣り人がやってきて、「そこは俺が場所取りしてたんだからどけ」という。
「はあ?・・・」
見ると、テトラのあちこちにバケツやらクーラーボックスやらチャランボやらが放置してある。
「要らないゴミが捨ててあるもんだとばかり思ってたよ」と言い返してやりたくなったが、こんなところで喧嘩をしてもつまらないので、ぐっとこらえてその場を引き揚げた。
こんな気分の悪い釣り場にはとても居られない。
帰りの車の中でも、悔しい気持ちは中々おさまらない。
場所取り行為は、最低である。
ああいうことをするから、「餌釣り師はマナーが悪い」と若いルアーマンに言われてしまうのだ。
両方の釣りが好きな私としては残念でならない。
というわけで、半日走り回って実際に竿を振ったのは正味30分程度(爆)。
前回に続き、今回も手ぶらで帰宅。
そろそろ魚が欲しいんですけど・・・。
さて、次回はどこへ?