潮待小屋

わかっちゃいるけどGW

  
5月1日、連休初日の勝浦方面へ出かけてみた。
例年、ゴールデンウィークはどこも大変な人出で釣りにならないが、もしかして、何かのはずみで意外と人が少ないなんてこともあるんじゃないかな、あったらいいな、などと限りなく淡い期待を胸に抱いて、早朝2時、自宅を出発した。

国道128号線を海沿いに南下。
いつもの土曜日なら、この時間ほとんど車はいないのに、今日はかなりの数の車が走っている。とっても嫌な予感がする。

一宮を過ぎたあたりからFMの電波が途絶え、CDをセットする。
Isley Brothers の「Between The Sheets」。
昔、私がミラーボール星人だった頃に好きだったアルバム。
3月の上旬、ブルーノート東京でIsley Brothersのライブがあったのだが、年度末で仕事が忙しくて行けなかった。
悔しくて古いCDをあれこれ引っ張り出して聴いているのだ。

そういえば最近、青山や六本木あたりに、かつてのミラーボール星の秘密基地がいくつも復活しているらしい。
地球人になりすまして生活しているミラーボール星人たちが続々と集結しているそうだ。
今度行ってみようかな。

しかし、最近はトランス星人とかヒップホップ星人とかいう新興勢力が幅を利かせていて、ミラーボール星の音楽は「ダンス・クラシックス」などといわれているらしい。
失礼な!
しかもいつの頃からかカテゴリーの定義がずいぶん大雑把になっていて、ショップを覗くとソウルやファンク、あるいはゴスペル系のCDまで十束一からげに「R&B」のコーナーに並んでいたりする。
ジェームズ・ブラウンのCD置くならちゃんと「ファンク」のコーナー作れ。
和製R&Bという宣伝文句の日本の歌手のCDを試聴すると、ただのャbプスだったりする。
悪い冗談としか思えない。R&Bの意味がわかっているのか?
チャック・ベリーやレイ・チャールズが聞いたら怒るぞ。

などとオヤジトーク(独り言)を炸裂させている間に勝浦に到着。
まずは浜行川の様子を見てみるが、夜明け前にもかかわらず既に大勢の釣り人で大にぎわい。普段の5倍くらい人がいる。
早々にあきらめて興津へ移動するが、こちらも既に人が一杯。
普段の10倍くらい人がいる。
初めからわかりきっていたことだろうと言われればそれまでだが、なんだかげんなりしてしまい、釣りをする気は一気にうせた。
今日の釣りはあきらめるとするか。

岸壁を歩いて駐車場に戻っていると、沖にぷかぷかと浮かぶ電気ウキが目にとまった。ウキが立っているところみると、ウキから上の高切れで誰かが流してしまったのだろう。早速ルアーロッドにメタルジグをセットし、ミラクルキャストでラインを引っ鰍ッて回収。
お見事!
この時期、遠投ウキを流しっぱなしにしていると水面まで伸びたホンダワラの株に道糸がからまり、擦れて傷がつく。気づかずにキャストすると道糸が「バチン」と切れしてしまうので注意。
そしてさらに、水面を漂うホンダワラの株に絡まった円錐ウキを発見し、6Mの玉網を目一杯伸ばして海藻ごとえいやとすくい上げたら、なんとウキが2個ついていた。
あはは。

結局、今日は勝浦まで単にドライブしただけで終わってしまった。
GWなんか、大嫌いだあ!




  

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